アップルが米国に戻ってくる。5000億ドル投資、2万人を雇用(宮崎正弘国際情勢)
アップル創業者のジョブスは製品を海外で生産する発想はなかった。アイフォンを中国に下請けさせ、中国だけでは間に合わなくなるやインドとメキシコに工場を建てた。多角的な、世界的なサプライチェーンは、コロナ災禍と米国の中国制裁、そしてトランプの高関税政策で、寸断された。CEOのティム・クックは方針を換えた。かれは当選直後にフロリダのトランプ別送を訪問し、大統領就任式にも百万ドルを寄付して出席した。アップルが重大発表をおこなった。「アメリカを再び偉大に」というスローガンを掲げ、米国中西部でハイテクAIサーバーを製造するために2万人の米国人労働者を雇用し、新工場に5000億ドルを投資するとしたのだ。これはハイテク投資の「TSUNAMI」だと米国では報じられている。ティム・クックは言った。「イノベーションの将来に楽観的...アップルが米国に戻ってくる。5000億ドル投資、2万人を雇用(宮崎正弘国際情勢)
2025/02/28 17:56