宮崎正弘著『悪のススメ』(ワニブックス) 日本人が酩酊している国連信仰。ところが国連はワルの巣窟だった。 このままでは悪人にやられてしまう懼れが高い。かれらの本質をまず知るべし
評植田剛彦(評論家)旺盛な著作活動をつづける著者は嘗て『月刊ミヤザキ』と呼ばれていたが、前作をまだ読み切らないうちに、この新書である。これじゃ『週刊ミヤザキL』だ。冗談はさておいて、中味は深刻な日本の状況なのである。日本人が酩酊している国連信仰。ところが国連はワルの巣窟だった。この世を支配しているのはグローバリズムだとか自由貿易を正義のように錯覚しているのが日本人。ところが中国のEVにアメリカは100%の関税、EUも38%など、これってWTO違反だろう。反対に日本は高関税を施さないばかりか中国製EVにも補助金を出している。それでもBYDが日本でまったく売れないのは、おそらく何かの欠陥があるからだ。電池かも知れない。おりしも6月24日、韓国でリチウム電池工場が爆発炎上し、22名がなくなるという痛ましい火事が...宮崎正弘著『悪のススメ』(ワニブックス)日本人が酩酊している国連信仰。ところが国連はワルの巣窟だった。このままでは悪人にやられてしまう懼れが高い。かれらの本質をまず知るべし
2024/06/30 19:38