加古川町大野探検(22) 文観を追え(3)・文観、加古川の大野で誕生
文観、加古川の大野で誕生以前、「文観」というとチョットいかがわしい怪僧であり、その生まれは加古川ではなく、現在の加西市の一乗寺で勉強をした僧侶ぐらいに思っていました。中世史の網野善彦先生の著書では、「文観は加古川市加古川町大野の出身で、大野の常楽寺で研修を始めたということがはっきりしてきた」と指摘されています。文観の誕生:弘安元年(1278)1月11日氷丘公民館地域学講座で、兵庫大学教授の金子哲先生が「日岡の文観」というテーマで講義をされました。ここでは、その講義から次の史料をおかりします。史料を掲載させていただきましたが、今日のところはチラッと見るだけでけっこうです。(史料)宝連「瑜伽伝灯商省」第九巻第二十九法務大僧正弘真条第廿九伝法務大僧正弘真号小野僧正一長者座主左大臣雅信公十三代後胤大野源太夫重貞孫也、播...加古川町大野探検(22)文観を追え(3)・文観、加古川の大野で誕生
2021/06/30 08:37