大河・かこがわ(271) 近世の高砂(67) 新、工楽松右衛門物語(38)・嘉兵衛の拿捕
松右衛門から話題はどんどん流されています。このあたりで、元に戻さなければいけないのですが、ゴローニンの逮捕に次いで、嘉兵衛の拿捕の話を付け加えてから、話を松右衛門に戻します。ゴローニンの逮捕・嘉兵衛の拿捕の事件は、日本とロシアの戦争に発展しかねない大事件でした。幕末の外交史の重要な一頁を飾っています。多くの教科書や歴史書にも紹介されています。詳しくは、それらをご覧くさい。嘉兵衛の拿捕ゴローニン少佐は、(日本に)とらえられました。翌年(文化9年・1812)のことでした。代って艦長になったリコルド少佐は、ゴローニンをとりかえすため、クナシリ島の南方海上を航行中でした。たまたま、航行中の高田屋嘉兵衛の船を拿捕しました。日本風にいえば、雲をつくような大男どもが、日本人の平均身長よりも低い嘉兵衛にいっせいにのしかかったの...大河・かこがわ(271)近世の高砂(67)新、工楽松右衛門物語(38)・嘉兵衛の拿捕
2020/05/31 11:27