大河・かこがわ(135) 鎌倉時代(24) 文観(17)・後醍醐天皇、加古川で一夜
後醍醐天皇、加古川で一夜正和5年(1316)、北条高時が執権につきましたが、幕府の支配体制の乱れは著しものがありました。復習です。先に述べたように、この機を見た後醍醐天皇は、正中(せいちゅう)元年(1324)、倒幕を計画しました。しかし、後醍醐天皇は、天皇には珍しく、それであきらめるような人物ではありません。元弘元年(1331)にも倒幕の計画を進めましたが、この時も身内の密告により失敗に終わってしまいました。俊基は、捕らえられ鎌倉へ護送されました。文観は遠島でした。そして、後醍醐天皇は、隠岐島(おきのしま)に流されることになりました。京都を出発した天皇一行は、7月12日に教信寺(加古川市野口町)の前の山陽道を通り、加古川の宿に入りました。加古川での宿は、播磨の守護所(場所は現在の近く-加古川町)でした。残念なこ...大河・かこがわ(135)鎌倉時代(24)文観(17)・後醍醐天皇、加古川で一夜
2019/12/28 08:25