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お前も死ねばいいのにな
これは、もう8年以上前の話になる。大学進学が決まった高校卒業間近のある日、家の壁に軽く右肩をぶつけただけで激痛が走った。その後、大学病院で精密検査を受けた結果、骨肉腫という診断が下された。骨肉腫の治療は、主に手術と、その前後の抗がん剤治療が基本だ。治療が順調に進んだ場合でも、およそ1年近くの入院が…
2025/01/31 08:30
仏間に漂うものとその後
俺の実家は古い木造で、中でも『仏間』がなんだか妙だった。そこだけ異様に空気が重くて、居心地が悪い感じがした。窓がなく、四方を襖戸で囲まれていて、襖を開けっ放しにしていると、やけに怒られた。他の部屋ではそんなことはなかったのに、なぜ仏間だけ?と不思議に思っていた。でも、何年も暮らすうちに、その理由が…
2025/01/29 08:30
夜中の倉庫で出会った異界の住人
これは、長距離運転手の友達から聞いた話。ある日のこと、『大阪の倉庫』で荷下ろしの順番を取るため、夜中の1時頃に到着した。それでも3番手だったそうだ。とはいえ、5台ずつ荷物を降ろすので、朝一番に降ろすのと変わりはないとのこと。友達はひと安心して、運転日報を書き始めた。すると、助手席のドアをコンコンと…
2025/01/27 08:30
見えない縁と結ばれた不思議な夜
これは、自分の『結納の日』に体験した話です。その日の夜、前年に結婚した姉の家に泊まりに行きました。義兄が社員旅行で不在だったので、「久しぶりに姉妹で一晩中遊ぼうよ」と話しながら、烏龍茶を飲み、お菓子をつまみ、ゲームをして過ごしました。姉が下戸なのでアルコールは一切なし。つまり酔っていたわけでは…
2025/01/24 08:30
20時の境界線と見えない話し声たち
これは、夜の会社で怖い体験をした話。私はコールセンターに勤務している。勤務先は5階建ての自社ビルで、最上階がオペレーターが電話応対をするフロア。1~4階は事務処理部門のフロアになっており、地下は食堂と倉庫という作りだ。また、2階と4階には自販機が設置された休憩室がある。コールセンターの受付業務は…
2025/01/22 08:30
あの世で会えなかった二人
これは、旅行中に不思議な体験をした話。金曜の夜から日曜にかけて、二泊三日で友人を連れてバイクで出かけた。一泊目は東北のある宿に泊まり、二泊目はうちの親が所有する小さな別荘に宿泊した。この別荘は購入当初、祖母が暮らしており、祖母のために和室も作られていた。そのため、泊まる時はそこを寝室として使って…
2025/01/20 08:30
病院で働く私が辞めた理由
これは、1年ほど前の話です。当時、私はとある『病院』で働いていました。とはいっても医師や看護師ではなく、社会福祉士の資格を持っていたのでリハビリ科に所属していました。主な業務はデスクワークのようなものでした。患者さんたちと話す機会ももちろんありましたが、相手はほとんどがご高齢の方や入院患者さん…
2025/01/17 08:30
見えない存在に手を振られた日
これは、2ヶ月ほど前の話です。友人に「霊感があるかわかるテストがある」と言われ、やってみました。ご存じの方も多いテストかと思いますが、内容は次のようなものでした。目を瞑り、頭の中で今自分が住んでいる家を想像する。入り口から入り、すべてのドアを開けて回り、ドアを開け終わったら入り口まで戻る。次に…
2025/01/15 08:30
明かりが消えるたびに
2年ほど前から、都内のある沿線のマンションに住んでいます。間取りは2Kで南向き。玄関を入るとすぐにキッチンがあり、その奥に2部屋という、ごく普通の構造です。玄関からみて手前を居間、奥を寝室として使うと、ちょうど良い具合の物件です。ただ、住み心地は良いのですが、電車が通過する影響なのか、明かりが消え…
2025/01/13 08:30
ルールを軽視すると予期せぬ結果を招く
これは、東京のある美術大学で起こった話。その日は授業の中で、町の景観をカメラに収め、写真のフィルムを現像する時間があった。現像する際に使用する『暗室』という部屋があり、そこは光が一切入らないように設計された場所だ。暗室の構造は次の通り。まず、暗室へのドアを開けると、そこにはL字型の通路があり…
2025/01/10 08:30
軽いノリが怪現象の解決策だった
私の今の実家は、新築だけど安かった。でも、いざ住んでみると、まあ色々と細かい『変なことがよく起こる家』だった。とはいえ、家族の誰も霊感が全くないせいか、変なことが起こる家という以上の感想もなく、何十年も普通に住んでいた。その変なことを起こす存在が単独なのか複数なのかもわからないまま、とりあえず何か…
2025/01/08 08:30
幽霊も神様もそこにいる
もう5年くらい前の話になる。俺の昔の友人に、いわゆる"見える人"がいたのだが、彼が『守り神』みたいなものを連れているらしかった。だからか、見えてはいけないものが見えても、取り憑かれたり危害を加えられたりすることはなかったという。その守り神、普段は俺には見えないし、声も気配も感じなかったのだが…
2025/01/06 08:30
2025年1月 (1件〜100件)
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