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成仏しきれない霊を集める男
これは、母の話です。実家がお寺の母は、『霊感がとても強い』こと以外は普通のシングルマザー。その霊感、どれくらい強いかと言えば、こんなエピソードがあります。母が学生時代にコンビニでバイトををしていた頃、近所に住むご老人にお釣りを渡そうとして指先が触れ合った瞬間、母は昏倒してしまいました。3日ほど目を…
2022/09/30 08:30
その薬を飲むと人形になれる
これは、石じじいの話です。あなたは『人形液』というものをご存じでしょうか?これは昔、日本人形の肌の表面を汚れや傷から守るために用いられた、一種の樹脂です。昔の人形の肌は貝殻を磨り潰したもの(胡粉)を使っていたので、かなり繊細で美しいものでした。しかし、柔らかく傷が付きやすく、また汚れが付くと落ち難…
2022/09/29 08:30
河童の祠を撮ったものを見返してみたら
これは河童の呪いか、はたまた神様の祟りか、そんな奇妙な体験をした話。我が家では、私が小学生の頃から夏は1週間ほど東北へキャンプに行っている。小学6年生の夏は岩手県を中心に観光して、途中で遠野に寄った。そこで凄い体験をしてしまい、その時から"やっぱりこの世には何か不思議なものは実在する"と信じている…
2022/09/28 08:30
テントの下から何かに背中を突かれる
これは、石じじいの話です。彼は石を求めて山を歩く時に、テントを持参して数泊することも珍しくなかったそうです。曰く、ある山でテントで寝ていると、"テントの床シートの布地からグイッと何かが背中を突いてきた"そうです。じじいは驚いて飛び起き、すぐさま床を見ましたが、その後は何も起こりません。触っても…
2022/09/27 08:30
本物の霊能者はいると確信した出来事
これは、霊能者にまつわる話。霊能者は本物同士だと同じことを言う。私には年の離れた姉が二人いて、長女姉と次女姉は二人とも子持ち。数年前、次女姉が霊能者の爺さんと知り合いになった。明るい爺さんで、家に招いて家族とその友達も呼び、ご飯を食べながらワイワイとオカルト座談会のようなものをやっていた。その時…
2022/09/26 08:30
丸いもの全てが目玉に見える
これは、かなり稀な病にかかった時の話。あなたはシミュラクラ現象というのをご存じだろうか?概していえば、天井のシミが顔に見える、アレだ。この話はその現象とは少し違うが、それに似た体験をした時のこと。俺は一時期、『 ◯ 』が目玉に見える病気にかかっていた。世にある円形や球など、丸いものは全て何でも目玉…
2022/09/25 08:30
四辻で待ち伏せする悪霊たち
これは、石じじいの話です。じじいの故郷(私の故郷でもある)には、ミサキという悪霊の他に、『ドウロクジン』や『ホウカイ様』という存在があります。これらも無縁仏で、ミサキと同じ存在です。じじいがこんなことを言っていました。「おやじらがな、道の四辻で「道の端のドウロクジン」言うて唱えよったい。それ何?…
2022/09/24 08:30
人に取り憑き禍をなすミサキについて
これは、石じじいから聞いた話です。人に取り憑き禍をなす悪霊として『ミサキ』というものがあります。じじいの故郷の近くの土佐などでは、『七人ミサキ』という話がありました。この名前は、今では全国でも知られているでしょう。では、じじいがミサキについて私に語ってくれたことや、私の祖父母が語ってくれたことを…
2022/09/23 08:30
深い闇と静寂の中で近づいてくる音
これは、山での不思議な体験談。2018年8月15日に、NHKのBSで放送された『異界百名山』という番組がある。山で起こった不思議な体験談を体験者自身が語るという番組なのだが、これと似たような話を山好きの友人から聞いたことがある。NHK番組の体験者の話をかいつまんで説明すると、その人は山道を補修する…
2022/09/22 08:30
鏡を家の中に置いてから
これは、かなり前に下宿していた場所での話。そこは古い家屋で、鏡の付いた洗面台がなかった。ある日の夜、『鏡』を家の中に置いた。そしたら、家の中の雰囲気が少し変わってしまった。なんだか人の気配がする。玄関からベットのある部屋に続く、短い廊下の辺りに。何かいる。しばらくすると気配は消えた。ただ…
2022/09/21 08:30
朝鮮の墓を見たことがあるか?
これは、石じじいの話です。日本での墓は、寺の周辺や、畑や田んぼの近くなど、里に近いところにあるのが一般的でしょう。じじいが住んでいた当時(戦前)の朝鮮では、墓の多くは里から離れた山の中にあったそうです。ある日のこと、仕事で山道を下りている時に、ある墓に行き当たったそうです。山中の墓など別に珍しくは…
2022/09/20 08:30
瞬間移動したかのような不可解な体験談
これは、俺としては不可解な出来事だった体験談。その時、実家へ帰るために山道を車で走っていた。ただ途中で霧が出始め、次第に3メートル先も見えないくらい濃い霧になる。事故らないように恐る恐る進みながら、ようやく霧の中を抜けた。すると、そこはまったく知らない場所だった。何が何だかわからず適当に真っ直ぐ…
2022/09/19 08:30
祟りが続いて家が途絶えそうに
これは、祟りにまつわる話。うちの近所に、昔は宿場町だったところがある。当時その中の一軒に山伏が泊まったそうだ。その晩、何らかのいざこざがあり、しまいには「その山伏を殺して近所の山に埋めてしまった」という。その後、その家では祟りが続き、家が途絶えそうになったのだとか。考え抜いた結果、祟り避けの為…
2022/09/18 08:30
授業中に起きた奇妙な出来事
これは最近、高校で奇妙な体験をした話。うちのクラスでは、英語の授業中は先生がおっとりした人だからか、大抵騒がしく、その日もそこそこうるさかった。ただ俺は、友達も話す相手もいないので、そういった時は周りの会話を盗み聞きしている。その時もそうだった。そして、ちょうど目の前の4人が騒いでいる時に、奇妙な…
2022/09/17 08:30
夜でも黒髪が綺麗に見えた日本人形の怪
これは、人形にまつわる少し怖い思いをした話。私の家には『古い日本人形』がありました。この人形は本家から貰ってきたもので、年月が経っているせいか、少しだけ顔が黒ずんでいました。私が初めてその人形を見た時は、「気持ち悪い人形貰ってきたなあ」くらいに考えていましたが、家族には高価な物に見えたのか…
2022/09/16 08:30
俺は祀られている
変な伝承のせいで、俺は困り果てている。小さい頃に魚が嫌いだったことがきっかけで、俺は祀られているから。こう言うと、ほんとおかしな話だ。祖父の代まで俺の一族は、今はもう廃村となった村に住んでいた。今では俺の一家含めて都会人。その村では『水神信仰』があった。そして、俺には"その水神が憑いてきた"という…
2022/09/15 08:30
廃神社でゆらゆら揺れる白とオレンジの塊
これは先日、友達とサバゲーに行った時の恐怖体験談。ラスト間際で急に雨が降り出したのと、足を滑らせて斜面を転がり落ちたせいで、現在地を見失い、フィールドから出てしまい遭難してしまった。もちろん携帯も持っていたが、如何せん山の中で電波が入らなくて役立たずで、声を出しながら尾根を登り、ひたすら道を探して…
2022/09/14 08:30
お寺の本堂に泊まった夜のこと
これは、あるお寺に泊まった時の話。俺は若い頃にバンドをやっていた。ある時、メンバーらと「合宿に行こうぜ!」なり、そこでアレンジまで含めた楽曲を最低3曲は作ろうという夏の計画を立てた。でも、俺らには絶望的にお金が無かった…。スタジオ付きの宿は、かかる費用が高すぎる。条件に合うスタジオが見つかったのは…
2022/09/13 08:30
道を見失い薮漕ぎしていると目の前には
これは、犬にまつわる不思議な体験話。去年の秋口、皇海山を目指して朝早くから袈裟丸周りで上がったのだが、帰り道で庚申山荘を目指して下りていたつもりが、道を見失い薮漕ぎしていた。すると、目の前に『クマ』がいた。クマと言っても熊ではなく、昔に飼っていた犬の名前だ。体力も精神的にもギリギリだった俺は…
2022/09/12 08:30
突然の吐き気から凄まじい快感へ
これは、山仲間の体験話。秋の山で単独行していた時のこと。夜、焚き火の前に座っていると、突然猛烈な吐き気に襲われた。とても堪らず、夕食に食べた物をすべて盛大に地面の上に吐き戻してしまう。嘔吐き終わると、吐き気は嘘のように消え去った。大きく息を吐いて安堵していると、背後の藪から声がする。「あ~、すっき…
2022/09/11 08:30
自分の過去を見せてくれる不思議な石
これは、石じじいの話です。前回お話した『石に魂を込める』というものと似ていますが、『自分の記憶を蘇らせてくれる石』というものがあったそうです。なんでも、自分の過去を見せてくれるという。その石は何の変哲もない小さな青い泥岩だったそうですが、それを頭の脇において眠ると、とてもはっきりとした、正確に昔の…
2022/09/10 08:30
石に魂を込める方法とその効果
これは、石じじいの話です。なんでも、『石に魂を込める方法』というのがあるのだとか。そんな不思議な話をじじいは人から聞いたそうで。まず、深い山に分け入って綺麗な小石を求めます。清浄な地の石でないとダメだとも。ただその石は、どんな色でも形でも良いらしいです。それを持ち帰り、綺麗に洗って布に包み…
2022/09/09 08:30
山で些細な異変が起こればすぐ下りるべし
これは、婆ちゃんから聞いた話。婆ちゃんが子供の頃は、家にガスも電気も水道も通ってなく、まるで昔話のように山へ柴刈りに行っていたそうだ。ある日、柴刈りに行った婆ちゃんの爺さんが、いくらもしないうちに青い顔をして帰ってきた。勝手口の外から婆ちゃんの母を呼び、自分に塩をかけさせて、一升瓶を下げて再び出て…
2022/09/08 08:30
恒例の肝試しが中止になったある出来事
これは、去年の夏の話。小学4年生から中学3年生までの子供たち50人と、高校生からそれ以上の大人たち20人でキャンプに行った。この集まりは、ボーイスカウトのような団体。キャンプ初日の夜、『肝試し』をすることになり、子供たちを"5班"に分けた。各班の子供10人に対して、大人2人の引率につける…
2022/09/07 08:30
その登山者ノートには不思議がいっぱい
これは、登山道で不思議な体験をした話。昔、屋久島の宮之浦を縦走したのだが、その途中で滑落しかけた。縦走後半、小屋に向かう登山道の脇に、一か所だけ草が生えている場所がある。しかし、その草は登山道に被る形で草が生えているだけで、そこを踏み抜くと落ちてしまう。というより、落ちかけた…。とっさに登山道に…
2022/09/06 08:30
あの人がこのお守りを持ち続けていたら
これは私自身が16年前に体験した、不思議でもあり、切ない話。ある日、大学の登山部仲間と『北岳』を登りに行った。8月も末に近く、夜は気温もグッと下がり寒くなる。白根御池と肩の小屋でそれぞれ泊まり、登頂後は一気に下る2泊3日のコースだ。その1泊目、白根御池でテントを張った夜のこと。別のテント前では…
2022/09/05 08:30
ある山村に伝わる物の怪クダンの話
これは、知り合いから聞いた話。彼女が住んでいる山村には、ある『物の怪』の話が伝わっているそうだ。一人で山に入ると、足音がヒタヒタと後をついて来る。振り向いても何の姿も見えないのだが、その場からすぐに逃げ出さないと、地に押し倒されて、あんな事やこんな事をウリャウリャされてしまうのだと。ただし…
2022/09/04 08:30
そこで野宿する女性は化け物に襲われる
これは、知り合いから聞いた話。彼の実家の山には、その昔『クサマラ』と呼ばれた化け物が出ていたそうだ。当時そこは実家の土地ではなかったらしいが、"そこの山道で野宿をすると、この怪に襲われてしまう"ということだった。ただし、大人の女性限定。被害者の話では、丈の高い草むらがガサガサと揺れると…
2022/09/03 08:30
願いを必ず叶える代償として
これは、友人から聞いた話。彼女の地元には、一寸変わった地蔵さまがあるのだという。街外れの山を少し上った所に祀られているその地蔵さまは、"人の願いをまず確実に叶えてくれる"というのだ。ただし、大人の女性限定。ここに女性が願掛けに行くと、その夜中に何者かが家の寝床に侵入してきて、あんな事やこんな事を…
2022/09/02 08:30
どうしても辿り着けなかったあの場所に
これは、不思議な体験をした話。私が中高生の頃、地元の低い山を仲間とよく歩いていた。ちょっとしたアウトドアブームの時代だったが、お金もなく、遠出も出来なかったので、身近な里山の未踏ルートを制覇しては悦に入っていた。傍から見れば、単なる藪漕ぎだったかもしれないが…。そんな折、見晴らしも気持ちも良い…
2022/09/01 08:30
2022年9月 (1件〜100件)
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