1月7日(土)「ロスト・ケア」(葉真中顕著)戦後犯罪史に残る凶悪犯に降された死刑判決。その報を知ったとき、正義を信じる検察官・大友の耳の奧に響く痛ましい叫び――悔い改めろ!介護現場に溢れる悲鳴、社会システムがもたらす歪み、善悪の意味……。現代を生きる誰しもが逃れられないテーマに、圧倒的リアリティと緻密な構成力で迫る!全選考委員絶賛のもと放たれた、日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。1月11日(水)「貝に続く場所にて」(石沢麻依著)第165回芥川賞受賞!第64回群像新人文学賞受賞のデビュー作。コロナ禍が影を落とす異国の街に、9年前の光景が重なり合う。ドイツの学術都市に暮らす私の元に、震災で行方不明になったはずの友人が現れる。人と場所の記憶に向かい合い、静謐な祈りを込めて描く鎮魂の物語。1月12日(木)「君の...Book231
11月8日(火)「たとえば、葡萄」(大島真寿美著)朝日新聞10/1<普通じゃない人たちの普通の話>まったく先の見えない状態で会社を辞めてしまった美月(28歳)。転がり込んだのは母の昔からの友人・市子(56歳)の家。昔なじみの個性の強い大人達に囲まれ、一緒に過ごすうち、真っ暗闇の絶望の中にいた美月は徐々に上を向く。誰の心にも存在する将来への恐れや不安、葛藤……。自分と格闘する美月を周囲の大人達は優しく見守る。さりげなく、自然に、寄り添うように。何度も心が折れそうになりながらも、やがて美月はひょんな出会いから、自分自身の夢と希望を見つけていく……。直木賞作家が描く、「今」とこれ「から」11月9日(水)「夜に星を放つ」(窪美澄著)朝日新聞8/27<縮む背中、でも一人じゃない>かけがえのない人間関係を失い傷ついた...Book229
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