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自分の仕事は、自分でつくる https://www.jibungoto.work/

厳しい時代を生き残っていくために、自分自身を成長させるためのヒントやコツを共有していくブログです。

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2014/11/24

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  • 「仕事がなかなか終わらない…」「仕事のスピードが遅い…」と悩んでいる人は、“ここ”に原因があるかも?

    僕の周囲にも、「仕事がなかなか終わらない…」「仕事のスピードが遅い…」と悩んでいる人が結構います。理由はいくつもあると思いますが、よくある原因のひとつが「いきなり100点満点のものを仕上げようとする」です。 「100点満点のものを仕上げよう」というアプローチで仕事を捉えると、迷うのは当たり前で、どうしても途中で何度も手が止まってしまいます。結果、「仕事が終わらない…」と悩むのはもちろん、「仕事のスピードが遅い!」と周囲から評価されてしまったりする。 僕は結構、仕事が早いと言われます。なぜ早いかというと、まずは30点レベルで完成させて、それを50点、60点、70点…と段階的に磨き上げていくからで…

  • 40代になってから投資するべき「3つのこと」

    今日は自分の価値観の中にある、おそらく皆さんにとってもごくごく当たり前のことを書きます。 このご時世ですから、僕も時間とお金に余裕があるわけではないのですが、3ヶ月後に45歳になる僕は、今まで以上に「3つの投資」を強く意識するようになりました。 それが、「健康」「学び」「人との時間」です。 「学び」については、今の自分が世の中に対して最大限の価値を提供できて、さらには50代になっても最前線で働ける自分であるためには、言うまでもなく学び続けなければなりません。そう、それも今まで以上にしっかりと学んでいかないと、時代に取り残されてしまう…。だからこそ日々の忙しさに流されることなく、時間とお金を確保…

  • プロの“企画書のレシピ”を知っていますか?

    料理をつくるとき、皆さんは完成形の写真だけを見てつくりはじめるでしょうか? おそらく料理のレシピ本を読んだり、レシピサイトを見たり、あるいは自分より料理が上手なお母さんや友だちに、つくり方を聞いてみると思います。 では、たとえば企画書をつくるときはどうでしょうか?完成形だけを見て、つくりはじめる人は意外と多いものです。その反面、企画書を上手につくれる人の多くは、プロから1度しっかりと学んでいます。どのような素材が必要か、その素材をどのような順番で“調理”していけばいいのかを学んでいます。 そもそも、料理は完成形だけを見てつくりはじめることなく作り方=レシピを学ぶのに、なぜ企画書はレシピを学ぼう…

  • 「字幕入りの動画」と「SNSの短い文章」には、慣れないほうがいい

    先日、ボケーッとニュースアプリで記事を読んでいたら、こんなタイトルの記事が目に飛び込んできました。 『災害のときどうする? 字幕つきYouTubeに慣れて「ラジオを聴き取れない若者たち」急増』 ざっくりと記事の内容を書くと、若者たちは動画の音声を“目で理解する”機会が増えてきたので、「音声=話し言葉」を聴く力、理解力が落ちているという内容でした。僕もブログで過去に何度かネタにしたことがありますが、軽くスルーできない深刻な問題だと考えています。確かに話し言葉を理解できない人は、確実に増えている。 さらに付け加えると、SNSの短い文章の慣れてしまい、長文を読んだり書いたりする力が衰えている(磨かれ…

  • その“境界線”に立ってみる価値 〜「やれる自信がない…」と思ってしまう仕事のオファーこそ、絶対に断らない〜

    「自分にはできない…やれる自信がない…」そんなふうに思ってしまう仕事のオファーこそ、僕は“絶対に断らない”ようにしています。 自分は「できない…」と思っている仕事。でも、相手は「できる!」と思ってくれている仕事。だから、他でもなく自分に、オファーをしてきてくれるわけです。 その「できない…」と「できる!」の“境界線”には何があるのか?僕は過去に何度も、“境界線”に立ってみることで自覚していない自分の強みに気付けたことがあり、新たな自信につながったという経験をしています。 先日、「東京手仕事プロジェクト」の商品発表会のインタビュアーを担当させていただきました。オファーをいただいたときは「さすがに…

  • 会社の愚痴をSNSで拡散することは、自分の未来を潰すことでもある

    会社に対する愚痴は、誰にでもあることです。僕は今、経営者のポジションにいるので、「会社の愚痴は、自分の責任」でしかないのですが、20代や30代の前半くらいまでは、所属していた会社に対して愚痴ったことは何度もあります。 だから、今の20代や30代に対して、「会社の愚痴を言うな!」というつもりもなく、「我慢しろ!」というつもりもありません。ただ、ひとつだけハッキリと、そして強く言いたいのは、たくさんの人の前では言うな!(=自分のことを、ちゃんと冷静に見てくれる人だけにしておけ!) SNSでむやみに拡散させるな! ということです。 なぜか?多くの人に対して“愚痴を拡散する”あなたに対して、実は多くの…

  • 「準備」も「努力」も、方向性を間違えると結果は出ない

    昨日、東京都が主催する『「東京手仕事」プロジェクト 商品発表会』にて、インタビュアーという大役を務めさせていただきました。東京都が力を入れているプロジェクトだけあり、会場は日本橋三井ホールで、前日に舞台監督による動きのチェックや台本の読み合わせがあるようなイベントでした。このような舞台は人生ではじめてだったのでさすがに緊張しましたが、ニッポン手仕事図鑑の編集長らしい視点でインタビューができたかな、と。来場されていた職人さんたちからも「よかったよ!」と、お褒めの言葉をいただきました(はい、自慢です)。 さて、今日の本題。 僕が「はじめての大舞台」で百点満点とは言えなくても、なぜ依頼者が求める最低…

  • 「自分らしさ」とは、過去に積み上げてきたものでなく、新しく自分でつくっていくもの

    僕が尊敬する人のひとり、松浦弥太郎さん(1対1でお話をさせていただいたあの日を思い出すと、今でも震えます…)。久々に手に取った松浦さんの本『おとなのまんなか』を読んでいると、ハッとさせられるエピソードが書かれていました。 ざっくりと要約すると…。 『暮しの手帖』の編集長になったとき、松浦さんは周囲の人から「らしくない」と言われたそうです。でも、いつしか『暮しの手帖』は「松浦さんらしいもの」に変わりました。編集長を退任後、IT業界に足を踏み入れたときも周囲の人たちから「らしくない」とまた言われたそうですが、IT業界のあるベンチャー企業でつくった『くらしのきほん』というメディアは今、「松浦さんその…

  • ビジネスの基礎体力がないと、感情に振り回されることになる

    僕は「ビジネスの基礎体力」という言葉をよく使います。スポーツの世界で「基礎体力」というと、筋力や持久力、柔軟性といった体を動かすために必要な「全般的な体力(体の機能)」を指します。だからこそ、バランスよく高めていくことが大事。 では、ビジネスの基礎体力とはなにか? 特に大事なふたつを挙げてみると、「諦めずに、考え続けられる力」であり、「上手くいかない理由をハッキリさせて、改善策を考え、行動を続けられる力」であると僕は考えています。つまりビジネスの基礎体力とは、「思考と行動を、粘り強く継続できる力」であり、結果を出すために不可欠なもの。ビジネスの基礎体力がない人は妥協した答えを出す人で、行動も妥…

  • 長く愛され続ける仕事には、いつも「早さ」と「丁寧さ」がある

    長崎、福岡、佐賀、熊本を巡った1週間の中で、素敵な人はもちろんのこと、たくさんの素敵なお店と出会うことができました。 その中でベスト3に入るお店のひとつが、個人商店のお蕎麦屋さん。観光客が数多く訪れる地域にあるお店なのですが、来ているお客さんを見渡してみると、観光客のような人は見当たらず、地元の人がほとんど。でも、次から次へと地元のお客さんが入ってくる(服装や荷物、車のナンバーで判断しています)。 厨房には、50〜60代に見える女性が2名。このふたりが料理も席まで運んでいたので、2名で切り盛りしているお店です。信州生まれの蕎麦好きの僕は、人気の秘密はどこにあるんだろう? と興味を持ち、カウンタ…

  • 最後に選ばれる居酒屋は、“ここ”を押さえている

    昨日、僕のもとに朗報が届きました。まだ公にできないことなので伏せますが、やりたかった仕事の受注が決まったのです。本当にありがたいし、嬉しい…。 でも実はその仕事、別の会社が受注する可能性もありました。僕らともう1社の企画が最後の最後まで比較検討されていて、ありがたいことに僕らが選ばれたのです。 では、なぜ僕らが選ばれたのか?それは、「“一番大事なポイントの質(=企画のクオリティ)”が、もう1社を上回っていた」と評価されたからでした。実は、企画書の演出(=見せ方)やオマケの提案は、相手のほうが少し評価が高かったのです。 話を脱線させます。 昨日、仕事の受注が決まったという朗報を受けて、僕は宿泊し…

  • 40代にとって何よりも大事な「3つの◯◯」

    いよいよ40代を迎えようとしている30代後半の人たちから、最近よく聞かれること。「40代にとって、大事なことって何ですか? 大牧さんは40代を過ごすうえで、何を大事にしていますか?」 僕は今年の8月、45歳になります。ついに40代も折返し地点。日々の仕事が楽しいせいもありますが、時間が過ぎていくのは早いものです。 で、今日は40代を半分終えた僕が今、強く感じている「40代にとって大事な『◯◯』」について、ざっくりと書いてみたいと思います。すべてにおいて“当たり前”のことですが、3つあります。 まずは「勉強」。さっそく、とても当たり前のことです。でも、30代までは経験を積み重ねているだけで何とか…

  • 情熱大陸にも出演した“あの職人さん”も、「技術だけで食べていければ、楽ですよ」と言っている

    ニッポン手仕事図鑑がまだ初期の頃に、映像を撮らせていただいた靴職人、村上塁さん。情熱大陸に出演後、全国から注目される職人さんになりましたが、今でも気兼ねなくお話ができる関係でいてくれます。ちなみに、製硯師の青栁貴史さんも情熱大陸に出演されたあとも仲良くしてくれているのですが、改めてここで書いておきたいのは、「ふたりとも情熱大陸よりも先に、ニッポン手仕事図鑑が注目し、映像を撮っている」ということ。はい、ただの自慢です…。 小ネタはさておき。先日、久々にゆっくり村上さんとお話をしたのですが、そのときに村上さんが“変わらずに語っていた”のが、このフレーズでした。 「技術だけで食べていければ、楽ですよ…

  • なぜ、「モーニング娘。を聴きなさい」と、上司は言ったのか?

    僕は意識的に、YouTubeなどで「今話題の曲」を聴くようにしています。「若いアーティストの歌には興味がない…」「最近の歌の歌詞は…」なんてオジサンみたいなことは言わず、曲というよりも歌詞に意識を向けて聴いています。それは、今の時代の“伝わる言葉選び”の、「世の中と自分のズレ」をなくすためです。 もう20年以上も前の話です。社会現象とも言えるほどになっていた「モーニング娘。」の曲を、僕はほとんど聴いていませんでした。もちろん耳にすることは何度もあったものの、あまり興味を持っていなかったのです。 でもある日、はじめて就職した会社の上司は、モーニング娘。に興味を持っていなかった僕に対して、こう言っ…

  • 集中的に努力しておいたほうがいい時期は、いつか?

    「“この時期”に、集中的に努力しておいたほうがいい」 皆さんが考える“この時期”とは、いつでしょうか? 世の中で結果を出している人の多くは、おそらく「20代前半(=「新卒」と呼ばれる時期)」と答えるのではないかと僕は思っています。有名な話ではありますが、脳科学的にもビジネスパーソンは20代前半がもっとも伸びる(=吸収する)と言われているからであり、20代前半は、“成長を促す仕事の任され方”をするからです。 ただ、残念ながら20代前半の努力の答え合わせは、30代になってからでないとできなかったりします。その集中的な努力が実を結ぶのが、多くの人の場合「30代での仕事を通して見えてくる」からです。だ…

  • 「続けられる人」と「続けられない人」の一番大きな違い

    「続けられる人と続けられない人の一番大きな違いって何だと思いますか?」昨日、そんなツイートがタイムラインに流れてきたので、僕は持論をリプライしてみました。 『「仕組み」で考える人は続けられて、「意識(気持ち)」で考える人は続けられない…というのが持論です』 このブログで何度も書いていますが、僕は典型的な三日坊主でした。なのになぜ、ブログを7年半以上も毎日更新し続けることができ、自身で立ち上げた『ニッポン手仕事図鑑』という動画メディアも7年以上続けることができているのか? それは「続けよう!」と意識(気持ち)だけでどうにかしようとしても何も変わらないことを認め、続けられる仕組みは何か? を考え、…

  • 便利な“単語”に、甘えていないか? 〜何かを語っているようで、何も語っていない企画書は多い〜

    「『きれい』という単語を使わずに、『きれい』を表現すること。それが、コピーライターである」僕は師匠のコピーライターから、そのように教わってきました。 これは形容詞に限らず、世の中には何となく言いたいことをみんなが察してくれる「便利な単語」が溢れています。形容詞だけでなく、間投詞(感嘆詞)などもそうかもしれません。 最近、社内外を問わず、さまざまな企画書に目を通す機会があります。僕も人のことは偉そうに言えないのですが(自分の企画書を読み返して、よく反省しているのですが…)、いくつもの意味や解釈を含んでいて、読み手が何となく意味を察してくれる単語を多用している企画書が少なくありません。そういった企…

  • “痛み”の原因はいつも、見抜きづらいところにあったりする

    新幹線や飛行機での長距離移動や、長時間におよぶ職人本のオンライン取材…。そんな日々を続けていたら体がバキバキになるのは当然のことで、ここ最近は首の調子がすこぶる悪い…。その痛みが集中力を奪い、睡眠の質を下げて体力さえも奪っていくので、僕は今日、オススメされたカイロプラクティックへ行ってきました。 完全に治癒…とまでは当然いきませんが、痛みも和らぎ、首の可動域も広くなりました。ついでにサウナにも寄ってきたので、今日は久々にゆっくり眠れるのではないかと期待しています。 で、今日の本題。症状としては首の痛みではあるのですが、先生が時間をかけて僕の悲鳴をあげる肉体を診断した結果、原因は首以外にありまし…

  • 35歳の自分と45歳の自分は、どこに商品価値に違いがあるのか?

    僕は仕事をすることが大好きで、仕事で社会に貢献していきたいので、生涯現役であり続けたいと考えています。だからこそ健康にはそこそこ気を使っていて、ちゃんと睡眠もとり、人間ドックにも毎年行っています。 数日前、歌手の森山良子さんの記事を読み、『若い頃は休んでもなにも思わなかったけど、70代にもなると、休んだ1日1日、老いていく自分を感じざるを得ないんです。精神的にも肉体的にも声楽的にも前を向いていたい。となると、こういう動き方(歌のレッスンやコンサートツアーの日々)になってしまうんですねえ』という一節に、うんうんと頷くとともに、こうでありたいなぁと憧れたくらいです。 生涯現役を実現するとなると、た…

  • 職人さんが口を揃えて語る「自分自身との約束」

    「決めた時間の中で、良い仕事をすること」 良い仕事をすること(良い商品をつくること)は当たり前。大切なのは、「決めた時間の中で、やり切ること」。現在制作中の子ども向けの職人本、ニッポン手仕事図鑑の映像、後継者インターンシップなど、日々多くの職人さんとお話をさせていただく中で、ほぼ共通して職人さんたちが語ってくれることです。 当たり前のようで、多くの人ができていないこと。でも、お客さまに適正な価格で届けるために、自分たちの商売を成立させるために、何よりも大事なこと。 今日、ある音声コンテンツを聞いていたら、「黒字社員と赤字社員」というワードが耳に飛び込んできました。自分は適正な粗利が出せているか…

  • 大人に必要なのは、新しい友だち

    月曜日から今日の朝まで、撮影とプレゼンで富山県へ行ってきました。 行きと帰りの新幹線の中で、僕は松浦弥太郎さんの『おとなのまんなか 新しいことはまだまだ、できる。』という本を読んでいました。書かれていることはシンプルなのですが、ハッとさせられることが多く、「さすがは松浦さん」と静かにうなづけるすてきな本。少し停滞感を感じている僕と同じ年代の人たちにオススメしたい1冊です。 というわけで今日は、松浦さんの言葉を一部引用をさせていただきます。 「おとなに必要なのは新しい友だち これからの可能性を引き出し、伸ばしてくれるのは、いつだって新しくて知らない人たち。これまで縁がなかった人と友だちになること…

  • ビジネスは意外と、「飽きっぽい人」が上手くいく

    ただいま絶賛取材中の、イラストを中心とした子ども向け職人本。先日、ある職人さんへの取材の中でも出てきたフレーズが、「職人は飽きっぽい人が上手くいく」。そう言えば、世の中で結果を出している人たちの中にも、「私は飽きっぽい」と自己分析している人が少なくありません。 なぜ、飽きっぽい人が上手くいくのか? それは「飽きっぽいから、何をやっても続かない」という意味ではなく、「飽きっぽいから、飽きないように新しいことにチャレンジする」という意味です。つまり、飽きないように新しいやり方を試したり、飽きないように新しい商品を製作したりする。その結果、消費者のニーズに合わせた価値を提供できるようになり、ビジネス…

  • 七走一坐 〜「走り続けない」が、僕のマイルール〜

    子ども向け職人本の出版に向けて、現在オンラインで職人さんに取材を続けています。いくつもの質問を投げかけ、職人さんたちが上手く言語化できないときは一緒に掘り下げながら、長いときは3時間のインタビューになることもあります。 その中で、僕が職人さんに必ず聞いている質問のひとつ。「仕事をする上で自分自身と約束をしている『マイルール』は何ですか?」 やはり皆さん、それぞれにそれぞれのマイルールがあり、どストレートなマイルールもあれば、変化球的なマイルールもあったりして、とても面白い。 で、そのあたりは書籍のネタなので、ここでは伏せさせていただきますが(すみません…)、僕自身のマイルールは何か? 僕に対し…

  • 小学生の95%は、書道の授業で「石の硯」を使っていない

    ご存知でしょうか?全国に87万人いる新小学校3年生のうち、石の硯を使っているのは、たったの5%です。残りの95%は、「硯」と“呼んでいる”プラスチック容器に墨汁を入れて使っています。ちなみに墨汁すらも使わず、水と筆だけで書道の授業が行われている学校もあります。 僕個人の考え方になりますが、ちょっと未来が怖くもあります。伝統工芸の職人さんを応援するメディアとして、石の硯や固形墨、あるいはナイロン製でなく、動物の毛でつくられた筆を使ってほしい! と言いたいわけではなく、小学校の頃に書道をやっていたので、残念で悲しい…というような理由でもありません。 便箋で1〜2枚のお手紙を書くとき、どのくらいの墨…

  • 人間は「できない理由を考える天才」である

    今日、必要があって数年前のメールを探していたとき、ある1通のメールを見つけました(部屋の片付けをしていたら、昔のアルバムをめくりはじめるようなものです…)。 それは遡ること5年前の、伝統工芸界隈ではよく知られている大御所からのメール。内容はズバリ、「後継者のマッチングは無理」。あれもこれも把握しないといけないし、考えないといけないし、やるべきこともたくさんあるし…と、その人が考える無理な理由がつらつらと書かれていました。 で、5年後の今はどうか。昨年度の1年間で、僕らが開催した後継者インターンシップで、13人の後継者が誕生しました。すでに就業している人もいれば、来年4月の内定をもらった人もいま…

  • 「人生の先輩たちに、今あなたが聞くべき話」の話 〜キャリアというピラミッドは、頂上からはつくれない〜

    参考になるかも面白いかもわからないのですが、僕のこれまでのキャリアについて、話を聞かせてほしいという連絡をたまにいただきます。隠すようなこともないので、その人の今後のヒントになるような考え方や苦労話を交えながら、お話をさせていただくわけですが…このまま今日の本題に入ります。 20代の人は特に、人生の先輩たちにこのような話を聞かせていただくことが多いと思いますが、その話を聞くときに気を付けてほしいこと。 たとえば、僕のキャリアの話は今の会社(4社目)や前職(3社目)の話のボリュームが多かったりしますが、その前にいた広告制作会社の時代(2社目)があり、その前のビジネスマンとしてのキャリアをスタート…

  • 頭の中の“ごちゃごちゃ”は、「2段階」で片付けていく 〜頭の中身を引っ越しさせる!?〜

    「日々の仕事が忙しすぎて、頭の中がごちゃごちゃしている…」そんな状況が続いている人も多いのではないでしょうか? しかも頭の中には仕事だけでなく、プライベートはもちろん、今も未来についてのあれこれが詰まっている。ごちゃごちゃしていて当たり前なのです。 そんなとき、皆さんはどうしているでしょうか?僕は「2段階」で頭の中を整理していきます。 1段階目は、『身の回りを片付けていく』こと。たとえば、僕はオフィスと自宅に仕事用デスクがあるのですが、頭の中がごちゃごちゃしているときは、だいたいデスク周りもごちゃごちゃになっています。なので、不要になった資料は捨てて、本や小物はプレゼントしたり、売ったりする。…

  • 続けられない人が“続けられるようになる”ための、唯一無二の方法

    結果を出すためには、何が必要か?「やめる」という決断を常に意識しつつ、「続けることだ!」と多くの成功者が言っています。当たり前の話ですが、成功者と呼ばれる人たちは少なくても、“年単位”で行動(=努力、勉強、挑戦)を続けて、結果を出しているからです。 でも、多くの人は「続けることが苦手」です。「続けよう!」と覚悟を決めて何かをはじめても、おそらく9割以上の人が挫折していく。 僕も続けることが苦手の、典型的な三日坊主でした。でも、このブログにおいては7年半毎日更新をしていて、自身で立ち上げた動画メディア『ニッポン手仕事図鑑』も7年続いています。 では、なぜ続けられるようになったのか? それは、「先…

  • ファッションと企画書は、上級者になるほど引き算である

    僕が尊敬している偉人のひとり、「シャネル」の創業者、ココ・シャネル。誕生日が同じだからという理由で勝手に親近感がわき、いくつも出版されている“ココ・シャネル語録”を読んでからは、その考え方に共感するようになりました。 「ファッションとは、上級者になるほど引き算である」彼女の語録の中で、僕が共感している言葉のひとつです。 正直、僕はファッションについては疎いので、「上級者の引き算」というものがわかるようでわかっていないのですが、企画書や文章については「上級者になるほど引き算である」と教えられてきたので、日々意識して考えるようにしています。そう、僕の尊敬する人たちの企画書は、引き算の発想で“詰めら…

  • 「使えればいい」と「使って心地よい」の間には、大きな川が流れている

    僕の目の前には今、1本の万年筆と、1本のボールペンがあります。どちらも「書く」ための筆記用具としてだけでなく、僕の気持ちを盛り上げてくれる「相棒」と呼べる存在です。 皆さんがいつも使っているアイテムたちは、「使えればいいアイテム」が多いでしょうか? それとも「使って心地よいアイテム」が多いでしょうか? 僕はどちらかというと物欲が少なく、持ち物を減らす方向で生きている分、特に仕事のアイテムは「使って心地よいアイテム」を選びます。 で、ここで急ではありますが、伝統工芸品の話を。 伝統工芸品を持つことの価値を語るとき、その価値を実感している多くの人たちは「使えればいい」と「使って心地よい」の違いだと…

  • 伝統工芸に携わる仕事がしたい学生さんに、今改めて伝えたいこと

    年に3〜4回くらい、学生さんから「取材(インタビュー)をさせてほしい」というご連絡をいただきます。目的や理由はさまざまですが、僕で役に立てるなら嬉しいですし、何よりもインタビューされることで自分自身の思考の整理ができるので、個人的にもありがたい時間です。なので、基本的にはお受けするようにしています。 今日は高校生の取材を受けました。Facebookのメッセンジャーで連絡をいただき、取材したい理由と想いを聞かせていただき、僕でよければ、ぜひ!と。 細かい内容は割愛しますが、インタビューの中盤で「職人さんと会うときに、気をつけたほうがいいことはなんですか?」という質問をされたので、それについて僕が…

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