日本経済は八方塞がりで身動きに苦しむ
「新しい資本主義」は空念仏2024年4月25日円安が止まらず25日、1㌦=155円台後半にまで下落、株価も3万8000円割れの大幅安になりました。日銀が25、26日の金融政策会合で0・25%程度、緊急に金利を引き上げ、財務省が為替介入(円買い・ドル売り)すれば、一時的に円安は止まるとしても、その効果は限定的でしょう。あまりにも長期にわたる金融緩和・財政拡充策の負の遺産が響き、日本経済が「あちらを立てれば、こちらが立たず」の泥沼状態に陥ってしまい、思い切った手を打てないのです。日米金利格差は4%程度、ありますし、日銀が年内に0・25%引き上げを4回、やったとしても、合計1%に過ぎません。さらに、このところの円安は国際的なドル独歩高の一環のようで、日本だけがもがいても限界があります。米国の景気が強く金利下げが...日本経済は八方塞がりで身動きに苦しむ
2024/04/25 16:22