高すぎる返本率=書籍33%、雑誌44%2025年2月8日出版大手の講談社、新聞大手の読売新聞が「書店活性化に向けた共同提案=官民で書店振興」を発表し、読売新聞は一面トップ、詳報2㌻(2月7日)という力の入れようです。書店数は03年度2万800店だったのに、20年間で1万900店に、つまりざっと半分になってしまいました。新聞1面下は伝統的に出版広告が並んでいます。広告量は減り、恐らく広告単価はどんどん落ち、新聞界にとっては一大事です。本の販売額は紙と電子を合わせ2024年、1兆5700億円(紙は1兆円)で、ピークの1996年の2兆6500億円の4割まで落ちています。雑誌は1兆5600億円が4100億円で、ピークの4分の1です。食品や健康グッズなどの通販広告が大量になり、恐らく低価格で掲載されています。本の値...街から本屋さんをなくさない=官民一体の書店振興策に期待