我が生きざま「骨と筋肉に必要な食べ方」(Ⅳ)
7、「コレステロールは悪者」という考え方はもう古い:肉や卵はコレステロールを増やす元凶。古くからそんな言い方がされて来た。しかし、コレステロールに関する考え方は大きく変わって来た。2703(7-1)体内のコレステロールの多くは肝臓で合成されている。コレステロールの内、食べ物由来のものは全体の約20%に過ぎず、あとの80%は肝臓で合成される。肝臓は我々が生きていくために必要な蛋白質を作ってくれている大切な臓器である。その肝臓がわざわざ合成しているのがコレステロールなのだ。しかも、肝臓はコレステロールの総量を管理していて、食べ物から作られるコレステロール量が増えると、肝臓で作られている量を減らすよう調整している。よって、コレステロール値を気にして肉や卵を食べないでいることは、残念ながら余り意味がないのである。実際、...我が生きざま「骨と筋肉に必要な食べ方」(Ⅳ)
2018/11/24 16:00