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深夜の告白 映画&写真帖 https://blog.goo.ne.jp/geeen70

映画や写真による緊張と弛緩の幻想 (『60年代アメリカ映画100』(芸術新聞社)は2014年7月発売)

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2014/10/28

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  • ネタバレなんて、どうってことない。オチを事前に知っても、一向に気にならない。

    町山智浩さんがよく「映画のオチ」を言う言わないについて苦々しく語っている。いわゆる「ネタバレ」のことだが、町山さんは基本「話したからなんだ」のスタンスだと思う。僕自身、先にラストを聞いたからって、どうってことない。聞くのと観るのとでは異なるし、昔の映画雑誌なんて公開前に「シナリオ採録」が掲載されていたのだ。映画の元にはシナリオがあり、そこから実際の「映像作品」がつくられているわけで、シナリオや批評などの「文字」をいくら読んだところで、一向に「映画を観た」ことにならない、というより、なれないのだ。映画はあくまで「観る」ものであり、「読む」でも「聞く」でもないのだから――少なくとも個人的には――仮にミステリーであっても、なんらビクともしないし、気にもならない。僕が最初期に読んだ映画本に『エンドマークの向こうにロマン...ネタバレなんて、どうってことない。オチを事前に知っても、一向に気にならない。

  • 『ホフマニアーナ』――アンドレイ・タルコフスキーが残した「幻視の鏡」

    「あなたも経験あるでしょう――少なくとも夢の中では――どんなことも起こり得るし、何を望んでも、すべてはきっと実現するはずだという確信を感じる経験が。その感覚が本当かどうか確かめようと決心すれば、それは本当に実現するのよ」「夢の中でならね」「夢だって現実と同じぐらい現実ではないかしら」(本書からの抜粋)タルコフスキー監督が19世紀初頭ドイツの幻想作家E.T,A,ホフマンをモデルにした映画の構想を立てたのは、1974年。75年に脚本の執筆を開始し、難航の末に書き上げたが、ソ連の国家映画委員会によって阻まれてしまう。しかし、83年にドイツから映画化の依頼を受けると、亡命を決意していたタルコフスキーは、86年からの撮影開始を予定していたが、病に倒れ、遂に「幻の企画」となった。『ホフマニーナ』(エクリ)はその脚本の翻訳で...『ホフマニアーナ』――アンドレイ・タルコフスキーが残した「幻視の鏡」

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