「左手がうるさい!」
ピアノのレッスンで、左右のバランスがよく取れていないことがあります。そこでどのように考えればいいのか。です。いろいろ考えられます。「左手がうるさい」「左手をもっと静かに」「左手を小さく」・・・など、言われると思います。さて、ここで気を付けなければいけないことは「楽曲の中でその左手も役割を担っているということ」です。つまり、作曲家は「左手のパートがいらないのだったら、その左手は書いていない」はずです。これはいつもいつもの答えではないのですが、わりと私が多く使う言葉は「左手は、右手を聴いてあげて」ということがあります。つまり「左手が独立した人格を持った奏者」とみなして「その楽曲に積極的に参加する上での弱音」であり、また「ただ小さいだけでなくそのハーモニーや音形、進行や役割などに応じて変化する」ということ。また「左手...「左手がうるさい!」
2019/06/26 07:38