演奏をどう直していくか?
楽曲の旋律線が、本来Aのような形であったとする。しかし、Bのように演奏されていた。そこでCの赤線のように、つながらないところをつなげて、低い部分を持ち上げる。このような方法が考えられます・しかし、それは対処法であり、場当たり的な直し方であると思います。もし、短い曲で音の数そのものが少なかったら、Cのような方法で全部を直していくことも考えられます。また、ある特定の部分など、一部分でしたらできないこともないでしょう。しかし、それが全体となるとどうでしょうか?私が「これは問題だな」と思うのは、いつでも生徒はBをやってきて、先生がCのように隅から隅まで直す場合です。生徒のほうは「Aの形にする」ということを理解しないまま、Cをやっていく。これはいわば「福笑い」です。形を作っていく張本人(生徒)が全体の形Aを把握しないまま...演奏をどう直していくか?
2019/07/25 07:15