猛獣骨格標本は博物館水準。ミリタリー関連は米英などからの本物。店名はアラビア語でlion heart。
ショップURL: http://www.qalb-al-asad.biz
ニューヨークにあるアメリカ自然史博物館のジャック・ツェン博士は大型ネコ科の進化について画期的な発見をしました。それはライオンやトラなどを含むpantheraすなわちヒョウ属の最も古い化石がチベットで発掘されました。 それまではタンザニアで発見された360万年前の化石が最古のものでした。しかしながら下の地図のように、その後の大型ネコ科各種の分布が中央アジアで重なり合うので、この地域がヒョウ属の発祥地であると予測されてきました。それが実証されたのです。 新種Panthera blytheaeは595万年から410万年前に生息していたとされます。現在のユキヒョウと近い関係にあったようです("Pant…
当ブログおよび当店のサイトに「アメリカ陸軍制服 レプリカ」というキーワードで検索された方も見られるようです。当店販売のミリタリー・グッズは本物でレプリカではありません。そのため、該当商品のリンク先では洗濯方法まで細かく記しています。レプリカなら選択による迷彩服の生地や色合いの変化を気にかける必要は全くありません。ミリタリー・グッズはアメリカおよびイギリスの専門店より取り寄せています。 ちなみに猛獣頭骨はポリカーボネート製のレプリカです。野生生物の保護という観点から、本物の骨を扱うわけにはゆきません。一部の研究者向けならともかく、一般家庭に本物の骨を販売するショップは、まずないでしょう。国際的に…
現生のネコ科の内で大型のものはpantheraすなわちヒョウ属と呼ばれ、他のネコ科とはかけ離れた攻撃力を持っています。下の写真はロンドン大学王立獣医科学院の標本で、ライオンとイエネコの頭骨です。まず、見ての通りで両者の大きさは、これほどまでに違います。また、ライオンの牙はイエネコよりはるかに丈夫です。 大きさだけでなく、ライオンとイエネコの頭骨には根本的な違いがあります。イエネコの頭骨は全体的に丸くなっていますが、ライオンは鼻面が前に伸びています。そのため、大きな口で獲物にしっかりと噛みつくことができます。また、後頭部が後ろに伸びて頬弓が張っているので、頭と首により大きな筋肉をつけられます。こ…
2003年に導入されたUCP(Universal Camouflage Pattern)戦闘服については以前に記しました。しかしグレーと薄緑の混ざった迷彩ではジャングルには対応できないとして、スコーピオンW2という新しい迷彩が採用されることになりました。どのようなものか公表はされていないようですが、2015年の夏より兵士に着用されるようです。ともかくこちらのビデオ("A brief history of U.S. military camouflage"; US Today; August 4, 2014)をご参照ください。 当店のサイトはこちら。 お店・店舗 ブログランキングへ ミリタリー …
当店の店名はアラビア語でlion heartを意味する( الأس القلبد)すなわちqalb al asadからとられています。これは獅子座の一等星レグルスの別名でもあります。中世のヨーロッパではイタリアのシチリア島やスペインのコルドバなどからイスラムの科学が入って来ました。代数学を意味するalgebraや化学を意味するchemistryなどはこの頃にアラビア語から借用された用語です。天文学においても、それぞれの星座にある星の名前にはアラビア語が用いられています。 さてqalb al asadですが、ヨーロッパに入ると元のアラビア語より発音しやすくなるようにkabelacedと呼ばれるよ…
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