G7サミット、焦点の核軍縮、対露戦争とも具体策打ち出せず!
米国など主要7カ国の首脳が参加して開かれた「広島G7サミット」は21日終了したが、ゼレンスキー・ウクライナ大統領が参加した以上の成果はなく、期待外れに終わった。被爆地・広島でのサミットだけに被爆者団体の期待も大きかったが、「失敗だった」と落胆する声が目立った。最大の焦点だったロシア・ウクライナ戦争については、ウクライナへの支援を継続するとして、戦車に続いて戦闘機の供与も行うことで合意しただけで、具体的な停戦への方策にまでは至らなかった。これでは今後も戦争が激化する一方で、平和への道筋は一層遠のいた感じだ。核軍縮に関しても、サミット首脳らが現地で核兵器の惨状を見ることはできたが、それを見てどう思ったか、今後どうすべきかの議論にまでは進まなかった。カナダ在住の被爆者、サーロー節子さんが「核軍縮に関して市民と政...G7サミット、焦点の核軍縮、対露戦争とも具体策打ち出せず!
2023/05/22 08:52