良い建物に触れる・空気に触れる
大正期、大金持ちの息子で、優秀な建築家が、家の財力で、京都山崎に山を買って実験住宅を5棟建てました。そのうち、1棟が令和の今も残っています。ホントに優秀な人だったようで、この実験住宅の成果をなぜ今の時代になっても生かせていないのかと不思議です。毎月開催している有田設計事務所協会の勉強会。今月は、この実験住宅を見学しました。天下分け目の天王山。大阪府と京都府の境にありますが、この小さな谷川で分かれています。そのすぐ近くの天ぷら屋さん。お昼をいただきながら、「この建物は、築120年でしたか。」と、お店の女性に尋ねると、何をそんな短いことをっていう感じで笑われました。「150年になります。」この辺りは時間の感じが違います。公開されている実験住宅『聴竹居』室内の写真は、インターネットに公開しない旨の誓約書を提出している...良い建物に触れる・空気に触れる
2019/09/18 20:22