福建省 漳州市南靖県 福建土楼 懐遠楼と鐘興楼(土楼之光文化園)
懐遠楼は2008年に世界遺産に登録された福建土楼です。1905年~1909年にかけて、簡氏一族によって建築されました。土楼には、夫々名前が付けられており、その名前には意味があります。懐遠楼の場合は、楼主は河南省の懐という地から来たことを表し、一族の子孫が遠大な志を持ち続け、さらなる発展を促す戒めの意味を持つそうです。敷地面積は1384平米、高さは14.5mの4階建てで、各階に34部屋あります。今でも人が暮らしており、井戸もたぶん現役で活躍しているのだと思います。円形の土楼の中庭には、同じく円形の斯是室と呼ばれる立派な建物があります。ここは子供たちが勉強や読書をする場所だったそうです。南靖の福建土楼群の中でおそらく最も人気のある懐遠楼は観光客で溢れかえっていました。1階部分のほとんどが、土産物屋になっており...福建省漳州市南靖県福建土楼懐遠楼と鐘興楼(土楼之光文化園)
2024/01/25 00:01