五月果つ夕餉に久し刺身まで潮時卓五月果つ
不意ついて轟き圧す日雷潮時卓日雷
花粉かご抱え蜜蜂なお夢中潮時卓蜜蜂
ふるさとの河童と遊ぶ夏燕潮時卓夏燕
口遊む唱歌のままに夏は来ぬ潮時卓夏は来ぬ
夕餉には玉葱旨し蒸してあり潮時卓玉葱
相寄りて水浴びするや夏の鴨潮時卓夏の鴨
お預けのシャボン玉なり女児はしゃぐ潮時卓シャボン玉
涼風に今日は本読む馴染みかな潮時卓涼風
近況を従兄卯の花腐しかな潮時卓卯の花腐し再び
一声す尾長卯の花腐しかな潮時卓卯の花腐し
夏手袋に消毒噴霧受診待つ潮時卓再びの夏手袋
小包を夏手袋で出す安堵潮時卓夏手袋
谷地田の田植も進み、作業も落ち着いてきたかと行ってみると、何とかサシバを見ることが出来ました。脚に付いた泥が動きを物語っていました。サシバ
「いいわぁ」は失せることなし雉の恋潮時卓雉
絮となり白茅まとわる土手微風潮時卓白茅
子ら駆ける時に悲鳴も皐月哉潮時卓皐月
今年もホトトギスがやって来てくれました。去年より一日早い到着です。朝採りの菜分けており時鳥潮時卓時鳥
愛鳥週間揺らぎの後に猛き影潮時卓愛鳥週間
寛ぐも耳をそばだて植田風潮時卓植田風
薫風や沁みる野鳥と子らの声潮時卓薫風
石楠花や学校再開ようやっと潮時卓石楠花
アマサギは、もう少し経つと良い色になるのですが、未だですね。アマサギ
打解けて僥倖ならぬ薔薇香る潮時卓薔薇香る
新緑を背景にコサギの羽が輝いていました。給餌が始まると汚れが目立つので、一番きれいにみえる時期かと思います。コサギ輝く
自粛が続き動けないので、近場で観察する日々です。早朝のコサギです。コサギ
田植済みあさざ見廻り始まれり潮時卓田植
休校もチャイム鳴るなり小判草潮時卓小判草
小手毬や今すいとんの白きこと潮時卓小手毬
憲法記念日とんがり帽子を口遊む潮時卓とんがり帽子
憲法記念日ハングライダーに手を振りぬ潮時卓憲法記念日
太公望話伝える飛燕かな潮時卓飛燕
五月祭カトレア香る居間に居り潮時卓五月祭
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