昨日、令和6年能登半島地震被災建造物復旧支援事業として、文化財ドクターによる調査報告書を受け取りました。同時に受け取った「旧田中家土蔵災害復旧工事概算書」の見積もり額は、何と約2500万円これには、液状化による地盤改良工事や、建物側の道路の側溝壁の修理費用は含まれていません。それと、緊急を要する土蔵側のみの見積もりで、母屋や離れの費用は含まれておりません。当然多額の費用が掛かるとは思いましたが、実際に眼にすると、ちょっとクラクラしそうな金額です。とりあえずは、「令和6年度能登半島地震文化財復興緊急支援」のクラウドファンディングで助成額が決定した約300万円で、土蔵壁崩落によよる板壁倒壊を防ぐ為の緊急補修工事のみを行い、残りの部分はそのままという形になりそうです。文化財ドクターの方は、徐々に直して行けば・・...勘兵衛はうす能登地震被災調査報告