ポルトガルの野の花約300種の写真、説明。
画家の夫と1990年よりポルトガルに住み、ポルトガル全国をスケッチ旅行のかたわら野の花をデジカメに収めています。その野の花を同定し、紹介しています。
ハンニチバナ科、Cistaceae、ゴジアオイ(キスツス)属、地中海西部沿岸地域原産、学名:Cistuscrispus、和名:ムラサキゴジアオイ(紫午時葵)、英名:Rockrose、Crled-leavedRock-rose、SmallPinkCistus、葡名:Roselha、Rosêlha-pequena、2013年4月29日、2014年3月、4月29日、2015年4月27日、5月5日、12月12日、2016年6月5日、9日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2015年5月7日、アレンテージョ地方で、2015年12月23日アルガルベ地方で撮影、鮮やかなピンクのキスツス・クリスプスCistuscrispusの花。草丈は20cm~1メートルほど。石灰岩と赤土の混ざった潮風のあたる台地で。天然のロックガーデン。...キスツス・クリスプスCistuscrispus
キスツス・サルヴィフォリウス Cistus salvifolius
ハンニチバナ科、Cistaceae、ゴジアオイ(キスツス)属、地中海西部沿岸地域原産、常緑小低木、学名:Cistussalvifolius、和名:ケイワバラ、英名:Sage-leavedRockrose、SalviaCistus、GallipoliRose、葡名:Saganho-mouro、2010年4月、2013年4月29日、2014年4月20日、2015年4月29日、5月5日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、白が眩しいキスツス・サルヴィフォリウスCistussalvifoliusの花。潮風に吹かれて草丈は低く。コルク樫の森などにも自生している。後ろのピンク花はキスツス・クリスプスCistuscrispus。葉は対生で葉脈が深く、英名が示す様にセージの葉に似ている。キスツス・サルヴィフォリウスCist...キスツス・サルヴィフォリウスCistussalvifolius
ハンニチバナ科、Cistaceae、ゴジアオイ属、地中海西部沿岸地域原産、常緑小低木、学名:Cistusalbidus、英名:White-leavedRockRose、葡名:Roselha-grande、2010年4月29日、2014年3月13日、2015年4月29日、2018年5月7日、ポルトガルコスタ・アズール地方で撮影、ピンク色が優しいキスツス・アルビドゥスCistusalbidusの花。花の直径は6~7cm。草丈は50cm~1,5メートルほど。和属名の午時葵は正午ごろに開花することから。灰緑色で長楕円形の葉が対生する。葉、茎、ガクは柔らかく白い軟毛で被われている。岩場、牧場脇、荒地などに自生。潮風に当たるところでは樹高は低い。キスツス・アルビドゥスCistusalbidusでした。©2019MUZVIT...キスツス・アルビドゥスCistusalbidus
ハンニチバナ(ラブダヌム)科、Cistaceae、ゴジアオイ(キスツス)属、地中海西部沿岸地域原産の常緑低潅木、学名:Cistusladanifer、和名:キスツス・ラダニフェル、英名:GumRock-rose、葡名:Esteva、2007年3月、2018年5月15日、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2014年4月27日、コスタ・アズール地方で撮影、葡名エステバCistusladaniferの花。花の直径は8cmほど。樹高は50cm~2mほど。クルマで走っていても真っ白い花と斑点がよく目立つ。斑点の色には濃淡があり、斑点の全くないものもある。ラブダヌムLabdanumという樹脂状の物質を有し、下痢止めの薬として使われたり、又、香料にも利用される。種小名のラダニフェルLadaniferは「ゴム樹脂を有する」とい...キスツス・ラダニフェルCistusladanifer
スパルチウム・ジュンセウム Spartium junceum
マメ科、Fabaceae、レダマ(スパルチウム)属地中海沿岸地域原産、常緑低木、学名:Spartiumjunceum、和名:レダマ(麗玉)、英名:Weaver’sBroom、SpanishBroom、葡名:Giesteira、Retama、Vassoura-espanhola、2007年3月、2010年5月、2015年5月7日、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2015年6月13日、ベイラ地方で、2013年5月5日、2018年5月3日、12日、23日、コスタ・アズール地方で撮影、レダマSpartiumjunceumの花。直径は2センチほど。樹高は2~4メートルほどになる。アメリカ中西部、南アメリカ、オーストラリアなどに広く帰化。属名のスペルチウムは縄やひもなどを作るのに使った草の意味。種小名のジュンセウムは「イ...スパルチウム・ジュンセウムSpartiumjunceum
アスフォデルス・アエスティヴス Asphodelus aestivus
ユリ科、Liliaceae、ツルボラン属、地中海沿岸地域原産の宿根多年草、学名:Asphodelusaestivus、英名:Summerasphodel,Onionweed,葡名:Gamão、Abrotea、2007年3月ポルトガル・アレンテージョ地方で、2014年3月24日、2018年5月4日、7日、コスタ・アズール地方で撮影、アスフォデルス・アエスティヴスAsphodelusaestivusの花。草丈1メートルほどになる。花の直径は3cmほど。アレンテージョの牧場脇に。コルク樫の木の下で。海の見える斜面に咲くアスフォデルス・アエスティヴスAsphodelusaestivusでした。©2019MUZVITGKZ植物事典より和名は、学名の音読みから属名はギリシャ神話に登場するAsphodelos(=不死の花)を...アスフォデルス・アエスティヴスAsphodelusaestivus
ガラクトーシス・トメントーサ Galactites tomentosa
キク科、Asteraceae、ガラクトーシス属、地中海沿岸地域原産の耐寒性1年草、学名:Galactitestomentosa、和名:ガラクトーシス・トメントーサ、英名:PurpleMilkThistle、MediterraneanThistle、BoarThistle、EdibleThistle、葡名:Cardos-prateados、2010年5月、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2013年5月5日、2014年4月22日、7月31日、2015年4月29日、5月5日、7月20日、2016年5月30日、6月5日、9日、コスタ・アズール地方で撮影、ガラクトーシス・トメントーサGalactitestomentosaの花。4月、5月の野原はアザミの花がいっせいに咲く。同じように見えても、種類は多種多様。前の紫はシャ...ガラクトーシス・トメントーサGalactitestomentosa
アンクサ・オフィキナリス Anchusa officinalis
ムラサキ科、Boraginaceae、ウシノシタグサ属、南ヨーロッパ原産の多年草、学名:Anchusaofficinalis、和名:アンクサ・オフィキナリス、別名:アルカネット、アフリカワスレナグサ、英名:ItalianBugloss、Alkanet、Alcanna、葡名:Buglossa-calcarea、Anchusa-calcarea、2008年7月、ポルトガル・コスタアズール地方で撮影、ポルトガルの道路わきや、海辺に近い砂地に自生している。茎や葉はごわごわした毛が生えて硬い。花の直径は1センチほど。草丈は3~40cm。7月の熱い砂地に照らされても、たくさんの花をつけていた。沿道脇に咲くアンクサ・オフィキナリスでした。©2019MUZVITGKZ植物事典より和名は、英名から。属名のAnchusaとはギリシ...アンクサ・オフィキナリスAnchusaofficinalis
マメ科、Fabaceae、ミヤコグサ(ロータス)(ドリクニウム)属、地中海沿岸地域原産の半耐寒性常緑多年草、学名:Lotuscreticus、英名:CretanTrefoil、葡名:Cornichão-das-areias、Trevo-de-Creta、2014年7月3日、7日、2016年6月5日、2017年6月16日、2018年1月24日、5月4日、9日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2010年4月22日、アレンテージョ地方で、2010年12月27日、2014年12月24日、アルガルベ地方で撮影、ロータス・クレティクスLotuscreticusの花。強い太陽と潮風を受けて砂浜に咲く。黄色い花から赤いサヤ。砂地をはうように広がる。赤いサヤが弾けて種を飛ばしている。ピンクのマルコルミア・リットレアといっしょ...ロータス・クレティクスLotuscreticus
モラエア・シシリンキウム Moraea sisyrinchium
アヤメ科、Iridaceae、モラエア属、イベリア半島原産の多年草、球根植物、学名:Moraeasisyrinchium、和名:セイヨウヒメアヤメ、英名:BarbaryNutIris、葡名:Pé-de-burro、Ginandrire-revestida、Liro-roxo-pequenos、Maios-pequenos、Pee-de-burrico、2008年4月、2014年3月24日、2015年4月29日、2016年1月29日、2月22日、3月10日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2010年4月22日、2018年5月15日、アレンテージョ地方で撮影モラエア・シシリンキウムMoraeasisyrinchiumの花。花の直径は3センチほど。野原に群生している。草丈はせいぜい15センチほど。シロツメクサに囲...モラエア・シシリンキウムMoraeasisyrinchium
シソ科、Lamiaceae、ハッカ属、ヨーロッパ・地中海沿岸地域原産の多年草、薬用植物、学名:Menthapulegium、和名:メグサハッカ(目草薄荷)、ペニーロイヤルミント、フリーミント、英名:Pennyroyal、FleaMint、SquaweMint、MosquitoPlant、PuddingGrass、仏名:Menthepouliot、葡名:Poejo、2008年7月、2014年7月17日、21日、27日、8月3日、2015年7月5日、2016年8月27日、10月27日、2017年6月25日、ポルトガル・コスタアズール地方で、2015年5月23日、アレンテージョ地方で、2015年6月13日、ベイラ地方で撮影Menthapulegiumペニーロイヤルの花。2センチほどの小さなかたまりで段々に咲く。一つの...メンタ・プレギウムMenthapulegium
マメ科、Fabaceae、オノニス属、イベリア半島原産、学名:Ononisbroterana2014年6月21日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、オノニス・ブロテラナOnonisbroteranaの花。花の直径は1cm程。牧場の柵に寄り添うように咲いている。あまり多くは見かけないがこの場所ではたくさんの花をつけていた。他の花が殆ど枯れてしまった6月下旬ひっそりと咲いていた。沿道に咲くオノニス・ブロテラナOnonisbroteranaでした。©2019MUZVITポルトガルの野の花ブログもくじへオノニス・ブロテラナOnonisbroterana
エキウム・プランタギネウム Echium plantagineum
ムラサキ科、Boraginaceae、シャゼンムラサキ属、ヨーロッパ原産の1年草、学名:Echiumplantagineum、和名:シャゼンムラサキ(車前紫)、英名:SalvationJane、PurpleViper'sBugloss、Paterson'sCurse、RiverinaBluebell、葡名:Soagem、Chupa-mel、lingua-de-vaca、Soagem-vierina、2008年4月、2010年4月、2014年4月23日、27日、2015年5月7日、2018年5月19日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2017年5月23日、ベイラ地方で、2018年5月15日、アレンテージョ地方で、2010年12月27日、アルガルベ地方で撮影、シャゼンムラサキEchiumplantagineum...エキウム・プランタギネウムEchiumplantagineum
マルコルミア・リットレア Malcolmia littorea
アブラナ科、Brassicaceae、ヒメアラセイトウ(マルコルミア)属、地中海沿岸地域原産の多年草、学名:Malcolmialittorea、和名:マルコルミア・リットレア、別名:サンド・ストック、英名:SilverSeaStock、葡名:Goivo-da-praia、2008年7月、2014年7月7日、10月10日、2017年6月16日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、マルコルミア・リットレアMalcolmialittoreaの花。表示名は学名の音読み。花の直径は1~2センチほど。草丈は30~40cmほど。日本のハマダイコンに近い種類だろうか?でも茎や葉は触ると硬い。日当たりの良い道路わきや荒地、海水浴場などの砂地に自生している。灰緑色の茎を延ばして可愛らしい花をつける。他の花が終った初夏から長く咲...マルコルミア・リットレアMalcolmialittorea
ケンタウレア・アフリカーナ Centaurea africana
キク科、Asteraceae、ケンタウレア属、学名:Centaureaafricana、別名:Centaureadichroantha、英名:BicoloredKnapweed、2014年6月3日、2017年6月9日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、ケンタウレア・アフリカーナCentaureaafricanaの花。オーストリアからイタリアのアルプス地方の乾燥した土地に自生とされているが、ポルトガルのコスタ・アズール地方でも発見。しかしそれ以外の場所ではまだ見たことがない。花の直径は1,5cmほど。草丈は50cmほど。ケンタウレア・アフリカーナCentaureaafricanaの葉。山の岩場に咲くケンタウレア・アフリカーナCentaureaafricanaでした。©2019MUZVITポルトガルの野の花ブ...ケンタウレア・アフリカーナCentaureaafricana
ベンケイソウ科、Crassulaceae、マンネングサ(セダム)属、地中海沿岸地域原産の多年草、学名:Sedumsediforme、英名:PaleStonecrop、葡名:Pinheirinho-das-areias、2008年7月、2014年7月3日、28日、2015年1月24日、6月23日、7月5日、2016年9月17日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、海岸に近い砂地に鮮やかな赤が愛らしい多肉植物、セダム・セディフォルメSedumsediforme。砂地に点在している。英名のPaleStonecropは紅葉した葉色から。(GKZ植物事典より)草丈は30~45cmほど。親株の根元に可愛らしい子株が。7月、花を咲かせる。属名はラテン語のsedere(=座る)を語源とし、この属の植物は岩や壁に張り付いてい...セダム・セディフォルメSedumsediforme
ケシ科、Papaveraceae、ツノゲシ属、地中海沿岸地域原産の多年草、薬用植物、学名:Glauciumflavum、和名:ツノゲシ(角芥子)、英名:YellowHornpoppy、葡名:Dormideira-marinha、Papoila-das-praias、Papoila-pontuda、2008年7月、2014年7月3日、2015年8月12日、2016年2月8日、2018年1月25日、5月4日、9日、ポルトガル・コスタ・アズール地方で撮影、砂浜にに咲くツノゲシ(グラウシウム・フラヴム)Glauciumflavumの花。花の直径は6~7センチほど。草丈は50cmほど。名前の由来は花がケシに似ていて果実が長い角状であることによる。ツノのようなものの中には種ができている。全草にアルカロイドを含み有毒だが、種...グラウシウム・フラヴムGlauciumflavum
エリンギウム・マリティマム Eryngium maritimum
セリ科、Apiaceae、ヒゴタイサイコ(エリンギウム)属、地中海沿岸地域原産の耐寒性多年草、薬用植物、学名:Eryngiummaritimum、和名:シーホリー、英名:MediterraneanSeaHolly、SeasideEryngo、葡名:Cardo-maritimo、Cardo-rolador、2008年7月、2014年7月3日、ポルトガル、コスタ・アズール地方、アルガルヴェ地方で撮影棘のある大きなガク(?)に守られたエリンギウム・マリティマムEryngiummaritimumの花。ポルトガルの海水浴場に近い砂地に自生している。花の直径は5センチほど。草丈は20~60cmほど。間もなく開く蕾。葉は銀色の光沢をもち、葉脈の部分の色が薄くなり、花と同じブルーに色づく。根は生でジャム・ゼリーの風味付けにつか...エリンギウム・マリティマムEryngiummaritimum
ケンタウリウム・エリサラエア Centaurium erythraea
リンドウ科、Gentianaceae、シマセンブリ属、ヨーロッパ原産の1年草或いは越年草、薬草、学名:Centauriumerythraea、和名:ベニバナセンブリ(紅花千振)、英名:CommonCentaury、EuropeanCentaury、葡名:Centáurea-menor、2008年7月、2009年6月13日、2014年5月31日、10月5日、11月2日、2015年1月9日、5月5日、6日、2016年1月15日、29日、2月7日、16日、6月5日、9日、2018年5月23日、28日、6月6日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、ベニバナセンブリCentauriumerythraeaの花。学名の由来はヘラクレスが放った矢で傷を負ったケンタウルスがこの植物の汁を擦りつけ治したことによる。ヨーロッパか...ケンタウリウム・エリサラエアCentauriumerythraea
クマツズラ科、Verbenaceae、クマツズラ属、地中海沿岸地域原産、多年草、学名:Verbenasupina、和名:ヴァーベナ・スピナ、英名:VerbenaRastrera、VerbenaGris、Trailingverbena、2015年5月7日、ポルトガル、アレンテージョ地方で撮影、ヴェルベナ・スピナVerbenasupinaの花。表示名は学名の音読み。属名のverbenaはラテン語で、神聖なsacred、holy植物。もう一説にはラテン語で、多くの葉が茂る枝、葉が多い枝leafybranchの意。高さは、芝のように地面を這うものから1mを超すものまである。葉はたいてい単葉で対生し、細かく裂けるものもある。花は小型で、花弁は5裂する。色は白、ピンク、紫、青など。総状花序になる。耐寒性のものは数種しかなく...ヴェルベナ・スピナVerbenasupina
アオイ科、Malvaceae、ハナアオイ(ラヴァテラ)属、地中海沿岸地域原産の多年草、学名:Lavateracretica、別名:Malvalinnaei、和名:マルヴァ・リンナエイ、英名:CornishMallow,CretanHollyhock、葡名:Maiva-bastarda、maiva-alta、malvão、2008年7月、2014年5月10日、6月12日、7月30日、31日、2015年4月27日、29日、5月7日、2016年5月31日、6月5日、9日、2018年5月5日、15日、ポルトガル、コスタ・アズール地方、アレンテージョ地方で撮影、ラヴァテラ・クレティカLavateracreticaの花。ポルトガルの道端や空き地に自生している。間もなく開く蕾が先端に。近似種にウスベニアオイ(薄紅葵)ゼニアオ...ラヴァテラ・クレティカLavateracretica
カルポブローツス・エドゥリス Carpobrotus edulis
ハマミズナ(ツルナ)科、Aizoaceae、カルポブローツス属、南アフリカ、ケープ地方原産の常緑多年草、学名:Carpobrotusedulis、英名:HottentotFig、IcePlant、CapeFig、FigMarigold、HighwayIceplant、葡名:Chorão-da-praia、Figo-da-rocha、Chorão、Bálsamo、2008年7月、2010年4月22日、2014年5月、2017年6月16日、ポルトガル・コスタアズール地方で、2009年2月、2014年12月24日、アルガルベ地方で撮影、カルポブローツス・エドゥリスCarpobrotusedulisの花。日本の花壇でもよく見かける、葉は断面が三角形の多肉植物。ポルトガルの道路わきや、海水浴場などの砂地、断崖などに自生し...カルポブローツス・エドゥリスCarpobrotusedulis
バラ科、Rosaceae、キイチゴ属、ヨーロッパ原産の落葉潅木性多年草、学名:Rubusidaeus、和名:セイヨウヤブイチゴ(西洋藪苺)、ヨーロッパキイチゴ(ヨーロッパ木苺)、ヨーロピアンラズベリー、英名:EuropeanRaspberry、RedRaspberry、Raspberry、仏名:Framboise、葡名:Moranga、Framboesa、Framboeseilo、2008年7月、2014年6月21日、2018年6月6日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2015年6月13日、7月20日、2016年6月16日、7月13日、2018年6月20日、ベイラ地方で撮影、Moranga/Rubusidaeusイチゴが男性名詞[Morango]なのに対し、キイチゴは女性名詞[Moranga]。6月~7月沿...ルバス・イダエウスRubusidaeus
フトモモ科、Myrtaceae、ギンバイカ(ミルトス)属、地中海沿岸地域原産の常緑低木、学名:Myrtuscommunis、和名:ギンバイカ(銀梅花、銀盃花)、別名:ギンコウバイ、ギンコウボク、イワイノキ、シナモン・マートル、ミルタス・コミュニス英名:TrueMyrtle、葡名:Murta、2014年6月22日、2015年10月29日、2016年1月16日、2月1日、8月27日(果実)、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、古代ギリシアでは豊穣の女神デーメーテールと愛と美と性の女神アプロディーテーに捧げる花とされた。古代ローマでは愛と美の女神ウェヌスに捧げる花とされ、結婚式に用いられる他、ウェヌスを祀るウェネラリア祭では女性たちがギンバイカの花冠を頭に被って公共浴場で入浴した。その後も結婚式などの祝い事に使わ...ミルトス・コミュニスMyrtuscommunis
ヒガンバナ科、Amaryllidaceae、ネギ属、中央アジア原産の多年草学名:Alliumsativum、和名:ニンニク(大蒜)、英名:Garlic、2014年5月31日、6月3日、2015年6月23日、2016年5月31日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2015年5月23日、アレンテージョ地方で撮影、アリウム・サティヴムAlliumsativumの花。畑から逃げ出したのだろうか?或いは野生。大西洋を望む平原で、草丈は1メートル程。沿道に群生、風に揺れる、アリウム・サティヴムAlliumsativumでした。©2019MUZVITGKZ植物事典よりニンニクは、ネギ科(←ユリ科)の多年草である。特有の臭気が嫌われることが多いが、精力増強には欠かせない植物として知られ、世界的に普及を見た。全草に特有の臭気を...アリウム・サティヴムAlliumsativum
アンドリアラ・インテグリフォリア Andryala integriforia
キク科、Asteraceae、アンドリアラ属、地中海沿岸地域原産、学名:Andryalaintegriforia、英名:CommonAndryala、葡名:Tripa-de-ovelha、Alfaca-dos-montes、2008年8月、2014年6月9日、2015年5月7日、ポルトガルアレンテージョ地方で、2015年6月13日、ベイラ地方で、2015年4月27日、2016年11月2日、コスタ・アズール地方で、2018年9月25日、バイラーダ地方で撮影、アンドリアラ・インテグリフォリアAndryalaintegriforiaの花。花の直径は2センチほど。開花は4月から7月。毛深い葉や茎と乳液状の樹液を持つ、明るいレモンイエローの花。草丈は20センチから80センチほど。空き地に自生するアンドリアラ・インテグリフ...アンドリアラ・インテグリフォリアAndryalaintegriforia
ケシ科、Papaveraceae、ケシ属、南ヨーロッパ原産の1年草、薬用植物、学名:Papaverrhoeas、和名:ヒナゲシ(雛芥子)、グビジンソウ(虞美人草)、英名:CornPoppy、RedPoppy、葡名:Papoila、Papoula、生薬名:レイシュンカ(麗春花)、2008年4月、7月、2010年5月、2014年4月25日、2015年5月8日、2018年5月15日、ポルトガル、アレンテージョ地方、コスタ・アズール地方で、2018年6月20日、ベイラ地方で撮影、道端に咲くヒナゲシ(パパヴェル・ロエアスPapaverrhoeas)の花。花の直径は6~7センチほど。ヒナゲシとケシは異なりケシからポピーシード(ケシの種)、油彩の溶油、ポピーオイルが採れる。ヒナゲシは麻薬を抽出するケシとは違い、ヨーロッパでは...パパウェル・ロエアスPapaverrhoeas
ケシ科、Papaveraceae、ケシ属、地中海沿岸地域原産、学名:Papaverdubium、和名:ヒナゲシ(雛芥子)、別名:グビジンソウ(虞美人草)、英名:Poppy2012年6月3日、ポルトガル、アレンテージョ地方で撮影パパウェル・ドゥビウムPapaverdubiumの花。牧場の片隅に咲く一株。小川のほとりに咲くパパウェル・ドゥビウムPapaverdubiumでした。©2019muzvitポルトガルの野の花ブログもくじへパパウェル・ドゥビウムPapaverdubium
キク科、Asteraceae、チョウセンアザミ属、地中海沿岸地域原産の耐寒性多年草、学名:Cynarahumilis、和名:コガタチョウセンアザミ(小型朝鮮薊)、コビトチョウセンアザミ(小人朝鮮薊)、英名:WildArtichoke、葡名:Alcachofra-de-são-joão、2008年6月、2015年5月23日、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2014年6月12日、2015年6月23日、2016年6月5日、9日、コスタ・アズール地方で、2016年6月16日、ベイラ地方で撮影、キナラ・フュミリスCynarahumilisの花。花の直径は7~8cm。草丈は30cm~1,5mほど。コルク林や道路脇、牧場に自生している。fhumilisはラテン語で背丈が低いという意味。2mを超すのが当たり前のcynara属...キナラ・フュミリスCynarahumilis
アブラナ科、Brassicaceae、イベリス属、地中海沿岸地方原産の耐寒性多年草、学名:Iberiscrenata、別名:Iberispectinata、和名:イベリス・クレナタ、別名:マガリバナ、クッキョクカ、英名:Candytuft(砂糖菓子)、Wryflower、葡名:Assembleias、2007年5月、2010年4月22日、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2014年5月10日、6月3日、2015年6月23日、2016年6月1日、2017年6月9日、2018年5月4日、コスタ・アズール地方で撮影、イベリス・クレナタIberiscrenataの花。イベリス・クレナタIberiscrenataでした。©2019MUZVITGKZ植物事典より和名は、4個の花弁の内、外側2個は大きく、内側2個が小さくなる...イベリス・クレナタIberiscrenata
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