No.18.0 煙突屋ペローの悲劇

「でもまあ食べさせ方しだいだろうなあ うまく食べさせればひょっとしたら」「まわりのやつらの影響でけっこう人は変わるしなあ…… 良くも悪くも」戦争の足音が近づき始める昭和初期、ひときわ特異な作品がアマチュア集団によって制作されました。『煙突屋ペロー』（19

No.17.0 九九式軽機関銃と鎮魂の頌

「ウイダーinゼリー」、「ダース」、「チョコボール」森永製菓の商品には思いのほか世話になっている。ウイダーは風邪を引いたときなど、食欲がないときに喰らう。これだけで栄養補給が可能であるからわざわざ病院に行って点滴を打たなくていい。ダースは従来の板チョコと違

No.16.8 世界は恋に落ちるべきだと思うのだがこれは2次元のはなしであって、別に全然そうゆう意味じゃなくてですね…

コテコテの王道が少女漫画原作アニメでは鉄板である。3年ぶりに再会して、すれ違う二人の恋。今まで見たことも聞いたこともない、視聴者を唖然とさせるるような展開も俺は好きだ。でも俺は思う、この『アオハライド』は、ずっと不変なお約束を貫いて欲しいと…。まず、ヒロ

No.16.0 謝らないでください、謝ったら負けですから

「あれがデネブ、アルタイル、ベガ、ペキン、ベルリン、ダブリン、リベリア」君は指さすあの北斗七星、覚えて宙をみる。やっと見つけたサマンサベガのハンドバック、お疲れサマンサ。だけどどこだろう死兆星。いや、見えたら死亡フラグだから、それって！しかもそもそも北斗

No.15.8 戒めだ…

じわりじわり効いてくるジャブ。素朴であるから、ほっこりする。大きなおともだち向けではない、あからさまな萌えも意識していない。魔法少女ものでありながら、視点を極端に個性化させていない単なる変態な男子高校生に当てているのは主人公を客観的に観察できる安心感があ

No.15.0 はい、これが権力です episode of third game

私が初めて彼を見たのは小学生のころであったので、かれこれ十数年も前のこと。第一印象は噂に違わなく非常に人当たりが良い、実に勤勉な男だった。世界的な大スターであるが故の余裕なのか、はたまた生涯現役であり続けるという強い意志の表れなのか…。当時、すでに還暦を

No.14.0 はい、これが権力です episode of second turn

世の中はいつも、不公平です。最初から恵まれた者と、そうでない者に分かれている。ならば恵まれてない者は一生敗者であると？ あなたはそうは考えていない筈、違いますか？ありがちな表現ですが、いい言葉です。今回はちょっと可哀想なマスコットのはなし。3．独立ウォル

No.13.0 はい、これが権力です episode of first stage

【マスコット】mascot幸運をもたらす人または物。身元に置いて大切にする人形、また団体・催事のシンボルとする動物などをいう。『広辞苑 第六版』（岩波書店）幸運をもたらすって意味もあったのか…。1.生い立ち1901年、20世紀最初の年、ウォルト・ディズニーは生ま

No.12.0 孤高の創世

資料集めに苦戦しておりまして更新が少し予定より遅れてしまっています。まぁ元気出せよと自分で自分を適当に励ます始末。この歴史ブログは、はっきり言って途方もなく長期に渡るプロジェクトであるから正直、僕が生きているうちに終わるかどうか（笑）その以前ににもっと文

No.11.8 ひのでばし

OPのイントロが『たまゆら』っぽい。夏、ニワトリ、ダビデ、ガラス工房。これがキーワード。第一話のイメージです。花火のシーンのある作品の名作率は高い。というのが僕の経験則です。『グラスリップ』も名作の予感がします。P.A WORKS恒例のご当地北陸アニメーションで