安部公房、生誕100年
病院で名前を聞かれた時、咄嗟に自分の名前が出てこなかった。私の場合、それは、子どもが生まれたからというもの、病院といえばいつも子どもの付き添いばかりだったから、子どもの名前を言いそうになったというだけなのだが、その時感じた恐怖は忘れられない。名前というものは、その人をその人たらしめるものだろう。それを思い出せないだなんて、自分は最早何者でもないのかもしれない。ふと、…
2024/03/31 06:47
2024年3月 (1件〜100件)
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