日本史南北朝時代の人物などをテーマにしたほぼ願望の(爆)妄想を荒唐無稽に綴ってゆきます。
煩悩歴史ヲタク・嵯峨恭耶による日本史南北朝時代の人物などをテーマにした妄想小説を展開しています
2014年5月
直義の南朝帰順を巡り、南朝の将、楠木一族の若き棟梁・楠木正儀を高取城に迎えたのは、山全体が本格的な冬場を迎える直前のことだった。 至る所で冬支度の素振りを見せる山中は、慌ただしい様相を見せながらもどこか殺伐ともの寂しい。ひときわ小高い場所に構えた城内の館から見渡す吉野の山々、 城下の険しい山道に、早くも冬の気配を感じる直義の視界へ、やがて楠木の者とおぼしき人影が姿を現した。
2014年5月
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