セクトのチャートから、セクトリーダーのルミナリーを選びます。昼なら太陽、夜なら月です。そのルミナリーの入ったサインのトリプリシティーを観察するプロセスが、次…
その昔、西洋占星術に誕生時間は要らなかった!
ホラリー占星術は西洋占星術の基礎です。これを学ばなければ、西洋占星術は鵜呑みにするしかありません。ホラリー占星術は、惑星やハウスやサインの働きを実感でいる、体感できる占星術です。その後の星々の解釈をすることができるようになります。
西洋占星術では、あるサインに入っている惑星を、そのサインの特質や性質から判断するだけではなく、惑星そのものがそのサインでどのような状態になっているのかを常に…
下記のチャート、てっきり、太陽が火星からセパレートしているように見えます。 しかし、太陽は水星とコンジャンクションしていて、現在の位置にあります。ほんに、だ…
ハウスという単なる空間が力を持つのは何故か? ネイタル占星術3月11日のブログで、検討しきれていない事柄です。 過去の占星術師たちも、この点に明確な答えを持…
ご存じのように、生命体の誕生は受胎の時に始まっています。 西洋占星術は、既に出来上がった肉体や個性を、誕生時のホロスコープで観察しています。この時の視点は、…
始めに、質問ありき 多くのクライアントは、始めから深い質問を持っていません。どうすればいいのか? コンサルテーション・チャートというのを聞いたことがあるかも…
場所(ハウス)の性質は強く、マニリウスが『アストロノミカ』の中で述べるように、サインを変化させていきます。 全てのサインは回転をしながら、次々に天空で占め…
西洋占星術を使って判断をする場合に、ハウスを無視するわけにはいきません。何も無い空間が影響力を持つはずは“ない”として、惑星たちだけを頼ると、世界中が同等に…
モリナス(17世紀のフランス人占星術師)のネイタルのリーディングでは、象徴的なものを排除しているように思います。占いという概念からすると、象徴的な惑星の使い…
ご覧になりましたか? 空を見て感謝。いつも、お星さまに助けてもらっております。ありがとうございます。
ホロスコープ上の惑星を観察する場合、その惑星がどのような状態に置かれているかを綿密に検討するのが古典的な西洋占星術です。そして、手順が有るようで無いのが… …
古典的な占星術では、何を見てきたのか(観察してきたのか)?運命を見極める観察の仕方は数々あります。モリナスの古典的な占星術の解説『アストロロギア・ガリカ 第…
西洋占星術では、アスペクトを検討することがあります。アスペクトには様々な機能があります。アスペクトの種類もそうですが、どのサインに置かれている惑星から、どの…
どこかのハウスに一個だけ惑星が置かれている、というのは最も一般的に注目に値いする状態です。例えば、7ハウスに一個の惑星が入っていたとします。古典的な占星術で…
何故、占星術師はクックブック的な解釈を避けて秩序立てて考えなければならないのか? 以前にも話したように、太陽が10ハウスに置かれているからといって、それが3…
西洋占星術は、神の証明体系として存在していて、学べば学ぶほど、私たちにが知覚できないようなシンプルな神のみ業が、神の代理人として遣わされた天体の動きによって…
西洋占星術にとって、惑星がホロスコープ上に置かれています。いったい全体、これらの惑星は何を語ろうとしているのでしょうか?位置に関しては、ハウスとサインがあり…
ネイタル占星術の説明に入る前の2023年1月中に、サインの古典的な意味合いを書き留めました。そこで書き出した意味はとても広がりのあるものです。全てを書いてい…
惑星の持つ意味や効果が、どのようにして(どのような仕組みで)天空から私たちに及ぶのか、様々な哲学的で形而上学的な考察があったことは想像に難くありません。これ…
ここ数回、何か特別に難しい話をしているかのように聞こえますが・・・ポイントは、ハウスのルーラーと、サインのルーラーの組み合わせの関係は、いつでも、どちらから…
さて、惑星は置かれたハウスによって、そのハウスの何かを語るとしても、ルーラーとなったサインの影響を「受けるのか ⇔ 受けないのか」問題が残ります。もし、サイ…
「ハウス位置の方が、サイン位置よりも強い作用を及ぼす」というのは、個人の西洋占星術のチャートでは一般的な事柄です。より難しい言い方をすると、 「ルーラーシッ…
ハウスを使う方法として、大事な使い方の2つ目は、2. その惑星が何ハウスのルーラーになっているのかです。当たり前といえば、当たり前にも思えますが、この2番目…
昨日のチャートの説明です。天秤のサインがアセンダントとなっています。実際のチャートは、太陽と火星と水星の位置がどのような配置になっているのかは分かりません。 …
下記のチャートは、日本とアメリカでの同時刻のチャートです。惑星たちの位置は全く同じですから、同じ性格の人になると… 誰も思いません。 でも、サインの意味や、…
惑星のセクトの理論 「セクトの理論」というものは無いのですが、例え話です。ネイタル占星術におけるセクトの概念は、最も基本的でありながら、21世紀になって、よ…
多くの人々が、雑誌の太陽星座占いが面白く、すごく自分にピッタリであると感じて西洋占星術に興味を抱き、そのうちの何人かが西洋占星術講座の門をたたきます。少し考…
冬(コールドでウェット)の季節の、水(コールドでモイスト)の女性格のサインです。季節の終わりにあることから、ミュータブル(柔軟宮)なサインです。 ミュータブ…
サインの意味は、サインの支配星、イグザルテーションの支配星、ときには、デトリメントとなる惑星やフォールになる惑星が意味を添えていることに気づかれていると思い…
♑のサインは、現代的な意味と、古典的な意味が大きく食い違うサインです。地のサイン(コールドでドライなサイン)ですから、物を形作るという点では申し分ないサイン…
紀元前2~3世紀に始まったヘレニズム占星術から続く西洋占星術の伝統は、1000年を遥かに超えた西暦1600年代の後半まで、一貫したテクニックの継承が続けられ…
古典的な西洋占星術と、17世紀以降のモダンな西洋占星術には、それほど多くはないのですが、少々異なる概念が存在しています。モダンな占星術のサインとハウスは、A…
歴史的な推移を見てみると、サインはもともとエレメント(ギリシャのもの)を配当されていませんでした。サインに支配星が充てがわれたのも、歴史的には紀元前2~3世…
全てのミュータブル・サイン(柔軟宮)はダブル・ボディッド(双体)と表現されます。その意味は、双体のサインは季節の変わり目にあり、この季節と次の季節が交互に訪…
歴史的に、サインとハウスは別々の文化から出てきています。なかなか同じ意味にはなりません。サインはメソポタミアで整えられました。ハウスは、エジプトの文明から出…
古典的な占星術では、サインの意味は惑星の意味よりも下に感じられることが多々あります。サインの意味が強く述べられていないことが多いのです。これは、サインが元々…
古典的な占星術では、サインの意味は惑星の意味よりも下に感じられることが多々あります。サインの意味が強く述べられていないことが多いのです。これは、サインが元々…
古典的な占星術では、サインの意味は惑星の意味よりも下に感じられることが多々あります。サインの意味が強く述べられていないことが多いのです。これは、サインが元々…
古典的な占星術では、サインの意味は惑星の意味よりも下に感じられることが多々あります。サインの意味が強く述べられていないことが多いのです。これは、サインが元々…
昨日のチャートを、とてもロッツ・ライクな判断方法で紐解いてみました。 カレンとはASC、ロードは水星。そして月です。月は、所有物の2ハウスのロードにもなっ…
あけまして おめでとうございます古典的な西洋占星術の説明では、ベネフィック(吉星)とかマレフィック(凶星)とかが、しょっちゅう出てきます。むろん、それほど…
西洋占星術が、マンデーン的に、星を使って神の意思を聴くといった占いの一冠としてしてから、しばらくして、ネイタル占星術が始められ、そして、カターキーと呼ばれる…
私は常々西洋占星術の基礎は、ホラリー占星術にあると述べています。 それは、最も早くから行われていた西洋占星術の前身は、ホラリー占星術であるとも思っていたから…
惑星の意味を、キーワードから読み解く方法があります。 古典的な占星術の惑星の項目は、それとは違い、まるでカタログか文字の羅列のように目に写ります。けれども…
ややこしい概念に、「ミューチャル・リセプション」というのがあります。ベンジャミン・ダイクス氏の提唱に、アスペクトを欠いた惑星同士のレシーブ(これまでは、リセ…
プライマリー・ディレクション 次の2つの図は何を示しているかというと、獅子のサインがどれくらいの時間をかけてアセンダントを通過するのかを見るために、図示しまし…
Amebaの私のブログに訪れる人たちの検索結果を見てみると、「ディレクション」と検索した結果ここへたどり着いた人が多いのに気付きます。やっぱりか~ と思う反…
日本時間の6日午前0時、開催国カタール、下記のようなチャートになります。 2022年12月5日(月曜)カタールでの時間 6:00pm 51.36E 25.1…
マーシャー・アラーのOn Receptionについての続きです。第八章で、「私は国王になれるのか」といった大それた質問が載せられています。望み通りなれるのか…
前回のコスタリカ戦を外してしまったので、どうも載せるに載せられずにいた下記のチャートがスペインvs日本の、イベント・チャートです。4:00am チャートは…
イベントチャート、久しぶりです。 オッズを見に行きました。日本(1.44倍)に対してコスタリカ(8倍)です。ドイツを破ったことで、急上昇したとみられます。…
ベンジャミン・ダイクスP.H.Dは、もの凄いスピードで、これまで眠っていた多くの古典的な西洋占星術のテクスト類を英訳してくれています。それゆえに、必然的に、…
これまでに、コンジャンクションとアスペクトの違いや、角度差によるアスペクトの優先順位のことを書いてきました。いや~、なかなか難しいです。下記のチャートでは、…
ダイクスの ITA に出てくるカッティング・オブ・ライトは、その様なこともあると理解しています。事実、例題に出てくるチャートにはリセプションの存在はなく、も…
下記のものも、角度差の少ない方を優先させるという理由でカッティング・オブ・ライトになります。金星は、逆行のスピードの速い火星とアスペクトを取ります。が、この…
ダイクスの訳したアブー・マシャーとアル・カビーシーによるとされるIntroductions to Tracitional Astrology(以降 ITA)…
何故、西洋占星術師は質問を受け取って直ぐに判断に取り掛からなかったのか? 一呼吸置いてから判断に取り掛かるという姿勢は、深呼吸をしてから物事に対処することに…
多くのホラリー占星術を堪能している占星家たちから、「判断の前の考察」についての多くの意見が述べられています。必要 ⇔ 不必要を越えて、何故そんなものが存在す…
多くのホラリー占星術を堪能している占星家たちから、「判断の前の考察」についての多くの意見が述べられています。必要 ⇔ 不必要を越えて、何故そんなものが存在す…
The Search of the Heart の中に出てくる2番目のものの検討です。判断の前の考察に書いた手順の一つが、下記です。 ② アセンダントの角…
判断の前の考察は、なぜ作り出されたのか ボナタスが判断の前の考察として、ホラリー占星術を行う前にいろいろな要件を挙げている理由は、クライアントの主な関心事は…
ホラリー占星術を実占していると、よく「チャートはラディカルなの?」、と先生に問われることがあります。 ラディカルではなかったら、チャートを破棄するのか? い…
私はこのブログを通して、ホラリー占星術は幾つかの段階やステップを踏みながら判断されたのではないかと、明確な形ではなく、そこはかとなく書いてきました。実際には…
ホラリー占星術では、チャートの整合性と呼ばれるものがあり、その手順を踏むべきだとされています。この整合性のことを書いているのは、見つけることのできるものでは…
今日はちょっと、とりとめのない話をします。 ケプラーは天体の運動を物理学的に解き明かした大天才であり、占星術にも深く造詣を持っていた人でした。ただ、占星術…
ある特定の時間でチャートを作ると、世界中のチャートは同じ位置に惑星が置かれます。例えば、太陽が蠍のサインに入っていて、月が山羊のサインにあるとすれば… 同じ…
占いには、数々の将来を見通す力があります。しかし、見通せない事や本人の自由意志でどうにでもなることもあります。マニリウスの『アストロノミカ』などを読むと、運…
私は何人かのモダンな西洋占星術を学んでこられた方々に、伝統的な西洋占星術をお伝えしたり、教えたりしてきています。その中で、学び方の違いによって、全く伝統的な…
古典的な占星術の本を読んでいると、暗号のような文面に出会います。それらを読み解きながら、いったいどういう意味なんだろう… 楽しいのです。例えば 「惑星の作…
難しい書き方になってしまいました。でも、何とかご理解のほどを・・・ 占星術では、サインよりも惑星やハウスが重要視されます。主役である惑星から解釈が始まります…
チャーリー・オバートのネイタルの本(2015年刊)に牡羊のサインをどう把握すればいいのかが例として書かれています。本の内容と一致させてはいませんが、それに触…
いったい、世界の西洋占星術の流れはどこに行こうとしているのか。私にも読めません。こんな話もあります。もの凄く大事なサインの意味が、あまり古代の占星術のテクス…
大衆向けに書かれている星占いの本は、例えば、「あるアスペクトの種類によって幸運な人生を送る」と書かれていることがよくあります。 大衆の一人一人は、自分を中心…
少~し、分かりかけてきたことがあります。西洋占星術が精神分析をし始めた、きっかけとなった文化的な背景についてです。 ここで話す事柄は、モダンな占星術がどちら…
良いとか悪いとかを越えて、モダンな占星術では、全てのチャートは等しく幸運であり、全ての人が等しく成功した人生を歩むことができると考える傾向があります。 伝統…
セクトは、昼と夜の区分のことです。それと、昼の惑星と、夜の惑星の区分のことです。この両方を、セクトと呼びます。 フィルミクス・マーテルナスや、ヴィチアス・ヴ…
幾つかのネイタルの例題で、セクトを見つけて観察してみると、鮮明にそれが機能していることが分かってきます。 セクトを見つけるこの簡単なテクニックは、誰でもすぐ…
セクトの説明に、こんなに苦労するとは思いませんでした。 ひとえに、私が間違えて伝えたところがあったのが原因です。セクトという概念は、ひじょうに古く、ギリシャ…
2022年9月27日のブログのセクトの図は、誤解を与えかねない図ですが、ここにも説明のための図を載せています。更なる誤解を与えかねない図ですが。。。 太陽…
セクトは昼と夜の区分です。昼行性 ⇔ 夜行性 といった生物学的な言葉も使われます。 西洋占星術のチャートに向き合う場合に考えておかなくてはいけないことの一…
サインの意味は、惑星 + エレメント + モード などでできています。 サインは、お皿(プレイト)です。ですから、レシーブの意味が通ってきます。受け皿なの…
私は、今でこそ深く神々の存在を信じていますが、西洋占星術を本格的に学び始める(西暦2001年)までは、神様がいたらいいな~ という程度の認識でした。しかし、…
まず、運命とは何か? 宿命とは何か? 「運命は自らが作り上げている」これは、いろいろな所で語られているのでお分かり頂けると思います。運命は、自ら運ぶので、自…
占いの世界に従事している私たちは、世間一般の人たちが私たちをどのように見ているのか、と同時に、私たちが世間一般の人たちをどのように観ればいいのかとの考察も必…
占いの世界に従事している私たちは、世間一般の人たちが私たちをどのように見ているのか、と同時に、私たちが世間一般の人たちをどのように観ればいいのかとの考察も必…
占いの世界では、よく「偸盗と邪淫、死や病については占なわない」などと言われます。でも、不倫(他人のものを取るわけですから偸盗)は占なわれますし、邪淫(誰の子…
円安の原因は? 何千兆円も円安で失うのであったなら、もっと早く使っておくべきではなかったのか。それを構造改革、構造改革、といって国民の借金という言い方で、国…
今回のチャートは、コレクション・オブ・ライトにならないもの[A]、コレクション・オブ・ライトになるもの[B]。2つ掲げました。A 一見すると、月は土星にアス…
プロヒビションと呼ばれていたものです。 下記のチャートは、アセンダントのロ―ドの♂と7ハウスのロードの♀がアスペクトできない形になっています。火星が、太陽も…
コレクション・オブ・ライト? 下記のチャートは、いろいろな意味で、火星が太陽と月をコレクションしていません。 太陽はフォールですから、火星とアスペクトを完…
セクトの概念に違和感を感じ、クリス・ブレナンの『ヘレニスティック・アストロロジー』を読んでみたら、やはり私の理解が間違っていました。ドメインとかセクトという…
ここでの重要性は、逆転の発想です。 例えば、ロッツの計算方法ですが、プトレマイオス以前は昼と夜のセクトを非常に重要に考えていたので、昼と夜の計算式を逆転して…
ディレクションでは、少しずつバウンドの範囲が動いていきます。 例えば、上記のチャートではエジプシャンタームの表を見てみると、最初のバウンドは水星で、モリナ…
バウンドとか、タームと呼ばれるものは領域に境界がくっ付いたものです。バウンドはまとまり領域、タームは限定期間、のような感じでしょうか。 もともと西洋占星術の…
バウンドのディレクション 西洋占星術のソフト、モリナスを使って、バウンドのディレクションを算出する方法です。算出する? 計算機にしてもらいます。モリナスで何か…
モダンな占星術と、古典的な占星術には、共通する強いコアがあると同時に、大きな視点の違いが存在するのも事実です。先の講話では、モダンな占星術と古典的な占星術の…
占星術ソフト、モリナスは、設定を変更してもすぐに元に戻ってしまします。それを防ぐ方法が あります。簡単です。下記 Options から下から三番目の、…
Zoom 久しぶりに使ってみて、まだまだ使い勝手が悪いなと思うことしきり。こちらが慣れていないだけかもしれないけれども、直感的に操作できない。ミュートの解除…
古典的な西洋占星術でよく使われる単語に、"アバーション" (aversion)というのがあります。視線をそらす行為を指していて、"嫌悪"とか"嫌っている"と…
講座では必要になりませんが、モリナスの設定方法を少し伝えておきたく思います。 モリナスのチャートが動いたら、設定しておきたい部分があります。 Optio…
トランシットが効いたり、効かなかったり、効くトランシットを知りたい!! そういう欲求が原点になり、西洋占星術を深堀りし始める人もいらっしゃるでしょう。西洋占…
「ブログリーダー」を活用して、Kuni. Kawachiさんをフォローしませんか?
セクトのチャートから、セクトリーダーのルミナリーを選びます。昼なら太陽、夜なら月です。そのルミナリーの入ったサインのトリプリシティーを観察するプロセスが、次…
私は昨年、チャールズ・オバート著の翻訳本『古典的占星術』を出版しましたが、お気付きかと思います、明らかに内容に言葉足らずな面が多々あります。何が足りないか…
モダンな占星術の視点には、① 惑星が、とあるサインに入っているなら〇〇な意味という点が1つ。そして、② その惑星は、何ハウスに入っていて意味をなしているの…
レシーブはモダンな占星術が持たない概念です。最も解釈が異なっている部分です。あるいは、モダンな占星術から学び始めると、理解し難い部分となってしまう捉え方です…
セクトの点で忘れていたことがあります。それは、ドメインのことです。ドメインという「単語」の使い方は、9世紀から10世紀にかけて活躍したアラビアの占星術師に…
セクトの惑星は、その場所(サインやハウス)を良い場所だと感じたり、セクトを得ていながらも、それほど良い場所ではないと感じたりします。ジョイとか、リジョイス…
惑星のセクトは、明らかに「派閥」に関わるヘレニスティックな時代の政治機構と関係があります。名前が「セクト」ですから、容易に想像が付くと思います。ここにも、…
セクトが重要な概念であることが分かってきたのは、ここ10数年来のことです。 ようやく古典的な占星術がネイタルの判断に際して、出発点を見つけたとも言えるでし…
西洋占星術を始めて習う人にとって、「セクト」は難しくありません。 西洋占星術を始めて習う人にとって、「リセプション」は難しくありません。 どちらも先入見…
セクトは、ベネフィックな惑星とマレフィックな惑星を、それぞれ、より作用させるのか、より作用させないのか、単純な昼と夜に区分けしているだけのように思えます。が…
リリーのネイタル占星術の解読方法は、気質の判断から始まります。それは古代の占星術のテクスト類に載せられていない方法です。が、リリーなりの創意と工夫によって…
ネイタル占星術の惑星の査定で、ジェンダーの振り分けを終えたら、セクトの把握に移ります。セクトは査定ではなく、把握だと考えられます。それは、この後のチャート…
ここに書くことは、古典的な占星術のテクストに載っているわけではありません。あくまでも、仮定の話です。しかし、ひょっとしたら、このような考え方でセクトが構築…
この頃では「セクト」という言葉はよく聞くようになり、その意味を把握している人たちも増えてきました。2000年の始めの頃は、それこそ単語だけが先行していて、い…
積極的・能動的、消極的・受動的という区分が、男性格 ⇔ 女性格 と区分されているとご理解いただけると思います。少しだけスパイスを加えるような考慮が、昼(ホ…
男性格 ⇔ 女性格 の区分をもう少し詳しく見ていくと、太陽のフェイズと呼ぶ、太陽のオリエンタル側※1にあるのか、オキシデンタル側にあるのかによっての違いもあ…
基礎の基礎なのですが、惑星の男性格 ⇔ 女性格で何が見えてくるのかです。サインと組み合わせると、それだけで様々な判断ができることが分かってきます。セキスタイ…
幾つかの西洋占星術スクールで習ったけれども、どうも疑問が残る・・・そんなことが、ないでしょうか?そのうち解決できるだろうと思っていながら、解決できずに頭の中…
ネイタル占星術 セクトに従った分類 クックブック的に、木星が10ハウスにあるとこんな人・・・ というのはやめましょう。 木星が、〇ハウスに入っていると、かく…
ネイタル占星術 ルーラーシップの把握 クックブック的に、火星が10ハウスにあるとこんな人・・・ というのはやめましょう。 火星が、〇ハウスに入っていると、か…
西洋占星術では、あるサインに入っている惑星を、そのサインの特質や性質から判断するだけではなく、惑星そのものがそのサインでどのような状態になっているのかを常に…
下記のチャート、てっきり、太陽が火星からセパレートしているように見えます。 しかし、太陽は水星とコンジャンクションしていて、現在の位置にあります。ほんに、だ…
ハウスという単なる空間が力を持つのは何故か? ネイタル占星術3月11日のブログで、検討しきれていない事柄です。 過去の占星術師たちも、この点に明確な答えを持…
ご存じのように、生命体の誕生は受胎の時に始まっています。 西洋占星術は、既に出来上がった肉体や個性を、誕生時のホロスコープで観察しています。この時の視点は、…
始めに、質問ありき 多くのクライアントは、始めから深い質問を持っていません。どうすればいいのか? コンサルテーション・チャートというのを聞いたことがあるかも…
場所(ハウス)の性質は強く、マニリウスが『アストロノミカ』の中で述べるように、サインを変化させていきます。 全てのサインは回転をしながら、次々に天空で占め…
西洋占星術を使って判断をする場合に、ハウスを無視するわけにはいきません。何も無い空間が影響力を持つはずは“ない”として、惑星たちだけを頼ると、世界中が同等に…
モリナス(17世紀のフランス人占星術師)のネイタルのリーディングでは、象徴的なものを排除しているように思います。占いという概念からすると、象徴的な惑星の使い…
ご覧になりましたか? 空を見て感謝。いつも、お星さまに助けてもらっております。ありがとうございます。
ホロスコープ上の惑星を観察する場合、その惑星がどのような状態に置かれているかを綿密に検討するのが古典的な西洋占星術です。そして、手順が有るようで無いのが… …
古典的な占星術では、何を見てきたのか(観察してきたのか)?運命を見極める観察の仕方は数々あります。モリナスの古典的な占星術の解説『アストロロギア・ガリカ 第…
西洋占星術では、アスペクトを検討することがあります。アスペクトには様々な機能があります。アスペクトの種類もそうですが、どのサインに置かれている惑星から、どの…
どこかのハウスに一個だけ惑星が置かれている、というのは最も一般的に注目に値いする状態です。例えば、7ハウスに一個の惑星が入っていたとします。古典的な占星術で…
何故、占星術師はクックブック的な解釈を避けて秩序立てて考えなければならないのか? 以前にも話したように、太陽が10ハウスに置かれているからといって、それが3…
西洋占星術は、神の証明体系として存在していて、学べば学ぶほど、私たちにが知覚できないようなシンプルな神のみ業が、神の代理人として遣わされた天体の動きによって…
西洋占星術にとって、惑星がホロスコープ上に置かれています。いったい全体、これらの惑星は何を語ろうとしているのでしょうか?位置に関しては、ハウスとサインがあり…
ネイタル占星術の説明に入る前の2023年1月中に、サインの古典的な意味合いを書き留めました。そこで書き出した意味はとても広がりのあるものです。全てを書いてい…
惑星の持つ意味や効果が、どのようにして(どのような仕組みで)天空から私たちに及ぶのか、様々な哲学的で形而上学的な考察があったことは想像に難くありません。これ…
ここ数回、何か特別に難しい話をしているかのように聞こえますが・・・ポイントは、ハウスのルーラーと、サインのルーラーの組み合わせの関係は、いつでも、どちらから…
さて、惑星は置かれたハウスによって、そのハウスの何かを語るとしても、ルーラーとなったサインの影響を「受けるのか ⇔ 受けないのか」問題が残ります。もし、サイ…