神知らぬメタバースと仮神-2
◎最終の宗教戦争メタバースにより容易に願望・想念が半ば現実化することを体験していくと、その欺瞞性の反動から本当の深い所の真実の願望・想念を実現しようとする動きが出てくる。これは、聖性の希求、真の宗教の復興というようなもの。ところが、ユダヤ教、キリスト教ベースの世界観は、神と被造物の間には絶対的な区別があると考え、東洋的宗教のそれでは、被造物すべてが神の創造力の顕れであって、すべてをいとおしむというもので、双方進み方が異なる。(参照:仮想から現実へ―コンピュータ時代における良心の確立/本山博/宗教心理出版P104-105)これは、キリスト教では父なる神であって三位一体と称するが実質二位一体で、太母が殺されていることや、インド、昔の中国、日本では、無生物も生き物もすべて神である多神教的な見方が優勢であるところに顕れ...神知らぬメタバースと仮神-2
2022/03/31 06:57