裁兵とOverkill
◎無神論国家の動向裁兵というのは、天下統一をほぼ成し遂げた豊臣秀吉が、諸侯の兵力を減少させて爾後に反乱が起きにくくするために、朝鮮出兵を行った事例が代表的。中国でも秦の始皇帝以降、統一王朝ができる都度、大規模兵力は金食い虫であり軍閥や諸侯となり叛乱要因となることから、しばしば裁兵が行われた。単純に兵器武器の面でもアメリカの南北戦争終了後に余剰となった銃砲が日本に流れ込んで、明治維新前後の戦乱で使用されたなども広義の裁兵。半面、秀吉は刀狩りを行い、わかっていたブレーンがいたのだろう。第二次世界大戦後の冷戦期に核による均衡の時代となったが、当時から世界には全人類を20回全滅できる量の核兵器があると、Overkillが言われていた。今や中国が大々的に核軍拡を行い、一切の軍縮の呼びかけに応じないことから、Overkil...裁兵とOverkill
2021/06/30 05:31