いずれもの出発点

三日月のブランコ・・・妖精のささやき

庭は彼の手のひらの上

忘れられた翼

知らない悲劇・・・知り過ぎた憂い

ささやかな救済の方法

無口な先生

愛の記憶・・・愛のそら

花びらと叶える

花とひとり言

物語を編む

音無く窓を叩く音

あの言葉よりも強いもの

地球の時間…庭の時間

『ただ』という言葉

混在する世界

夏の色した透明の雫

宙と空のスクリーン

月読む思惑

光り包む光り

光ると注ぐ

黄昏れに微笑む

その夢はいずれ気配を連れてくる

花々送り・・・夢贈り

それはあべこべの世界かもしれず・・・

妖精と春風