…
らっきょうの甘酢漬け、好きです。 何がきっかけで、自分で作るようになったのか。 そしてそれが何年前だったのか。 そんなこと、もうどうでもいいくらい、この季節の習慣になっております。 私のらっ…
井上道義さんの特別演奏会に乗せて戴きました。 様々な国の音楽と、道義さんのお話。 大盛りで、具沢山なコンサートでしたね。 そして私は、新たな曲との出会いがありました。 リルバーンの「アオテアロア」 マルケスの「ダンソン・ヌメロ・ドス」 コープランドの「クワイエット・シティ」 もちろん道義さんの作品もですよ。 星の数ほどの音楽が存在しているこの世界。 当たり前ですが、人の短い生涯で、全てを演奏…
ストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ(1911年版)」と ラヴェル の「ダフニスとクロエ」第二組曲を弾いて参りました。 …ハイドンの交響曲第104番は、残念ながら降り番でした… 指揮はシャルル・デュトワさん、わたくしは初めましてです。 高名な方ですから、どんなリハになるのかしらんと挑んでみたら 細かく、実に細かく音を組み立てて行く方でした。 例えて言うなら、様々な色と模様で出来たニットを 全部ほどいて…
2019年に、一日一絵と言って始めながら ここ数年ものすごくサボっているのは認めます←開き直ったぞ! そんなわたくしですけれど 今日は手持ちの色筆ペンを使ってみました。 色の名前が素敵ですねえ。 …
お仕事で、山と湖がある場所へ行って参りました。 普段の生活では、気軽に訪れることが出来ないので お絵描きセット、小さいスケッチブックと色鉛筆を持参しましたよ。 現地入りから音出しまでの待ち時間に見た山や 朝のお散歩で目にした湖の様子を、空き時間に楽屋で描いてみました。 いかがでしょう。
少し日が経ってしまいましたが 先日のお仕事でのヴィオラセクションの皆様です。 プログラムの中に、お初の曲がありました。 ラヴェルの「クープランの墓」です。 第一次世界大戦で亡くなった ラヴェ…
ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024 の 井上道義さんが指揮する公演に乗せて戴きました。 まずひとつめ、トランペットの児玉隼人さんの曲は 残念ながら降り番だったのですが、素晴らしかったですね! 技術の高さと情感の豊さ、両方を合わせ持っていらして驚きです。 そしてレスピーギの「ローマの祭り」 広い広いホールなので、音が散ってしまうのが心配でしたが どうだったのでしょう、祭りの気持ちは届いていたかしら…
母の蔵書から、興味を引いたものを数冊もらって来ました。 最近ふと、百人一首関連の本が欲しいなと思っていたので ナイスなタイミングでしたね。 「銀河鉄道の夜」は、子供の頃に読んでそれっきりなの…
五月になりました。 いつ以来だかわからないくらい久しぶりの月次絵です。 これまた理由がさっぱりわからないのですが 日本舞踊の藤娘を描きたくなったので ヴィオラちゃんに踊ってもらいました。 …
先日、親の用事で 同じ自治体内だけど、今まで行ったことのない場所を訪ねてみました。 今は便利な地図アプリがあって、道筋は簡単にわかりますが 思った以上に高低差があってびっくりです。 地名や通りの名前によると、昔はお城があったらしく 気が付いたら高速道路とほぼ同じ高さまで登ってましたね。 立派な山城だったのでしょう。 その後も、どう見ても以前は川だったことがわかる うねうねぐねぐね道があったり…
訳あって、久しぶりの自宅での夕飯です。 一月の小倉でのお仕事の時に買った いわしのぬか炊きをやっと開けました。 舞茸と小松菜の醤油麹炒めと 「ぬかど子」の人参ときゅうり、そしてらっきょう。 …
御無沙汰しておりました。 色々ありましたが、そしてこれからも色々ありますが、私は元気です。 遅いと言われていた東京の桜も、次々と咲き始め 今日通りかかった石神井川沿いの桜並…
戴いていた室内楽の本番、無事に終わりました。 お馴染みの曲、大学生の時に弾いて以来の曲、実はお初の曲などなど。 モーツァルトとハイドンを中心に、ギュッと集中した二日間。 とても楽しんで演奏出来ました。 メンバーは、普段オーケストラではよく御一緒する皆さんなのですが 室内楽では初めてなので それぞれのお人柄を、より深く知れた気持ちが致しますね。 その点も、非常に面白い体験でした。 そんな訳で…
昨年から家族の危機が続いていて、一向に良い知らせが聞けない状態なので ずっと神経が休まりません。 それでも、自分はまだ健康なのだし、仕事もやれている。 何の不足があろうかと、自らに言い聞かせて…
弥生三月、もう七日過ぎましたねえ。 暖かったり寒かったり、まさしく三寒四温。 暑さ寒さも彼岸まで、ですねえ。 なぜ、こんなに惚けているかと申しますと 確定申告書作成作業が終わったからなのでご…
プーランクのオペラ「カルメル会修道女の対話」に乗せて戴きました。 大学生の時に「人間の声」を弾いて以来のプーランク。 この作品はお初です。 知識としては知っていましたが「こういう」ものだったとは… いつもお馴染みのオペラでは、ヴィオラは刻みや伸ばしや後打ちで 物語の背景を作って行く役割ですが 今回の「カルメル会」は、自分の出す音が 作品世界のどこに、どのような形で存在するのが最も良いのかを …
昨年、初めて挑戦した自家製豆板醤。 無欲の勝利でとてもおいしく出来たので、今年も仕込みました。 スーパーに鹿児島県産のそら豆が、100g 税抜 98円で並んでいたので 初物ってことで購入。 量も、昨…
先月の十六日にスタートした、ヒアシンスの水耕栽培。 今月の十四日に花芽が色付き始めたと思ったら、あっと言う間に開花して 見事な色と香りになっております。
倉本聰さん原作、オペラ脚本を吉田雄生さん 音楽を渡辺俊幸さんが作曲された 新作オペラ「ニングル」に乗せて戴きました。 自然と共に生きること、豊さとは、環境問題、自分と向き合うこと。 たくさんの大切なテーマが詰まった作品です。 ひとつひとつの言葉と、それらを飾る音楽が胸に迫り ついうっかりすると、弾いている最中に涙が出そうでした。 どんなに美しく、悲しく、劇的な音楽であっても プレイヤーは心の…
先日の「アドリアーナ・ルクヴルール」ですが 小倉公演でお参りした八坂神社のおみくじが凶だったので 呉公演の亀山神社ではどうなるか?が、重要なテーマでございました。 まあ、タイトルで言っちゃっ…
チレアのオペラ「アドリアーナ・ルクヴルール」に乗せて戴きました。 わたくし、弾くのは三回目。 一回目と二回目の間隔が短く、二回目から三回目が何十年も空きましたが 体は覚えているもので、何の問題もありませんでした。 登場人物の一人、ミショネさん。 コメディ・フランセーズの舞台監督さんですが 私、このキャラクターが好きなのですよ。 アドリアーナのことが好きなのに 「自分はかなり年上だし、アドリア…
ヒアシンスの水耕栽培、小学校でやりませんでした? 何年も前に、西村しのぶさんのエッセイマンガで ヒアシンスがテーマになっていて そう言えば子供の頃やったなあと思いつつ、そこからまた何年も過ぎ 昨年通りすがりの花屋で、水耕栽培キットを発見。 これだーッ!と購入しました。 寒いところでしばらく寝かせておけとのことで 栽培をスタートしたのが、今月の十六日。
立ち寄った街の神社には、訪れることにしているわたくし。 先日も、ホテルから歩いて行ける距離にある神社へお参りして来ました。 御朱印と「めのおまもり」を戴いて、いつものようにおみくじを引いて。 ホテルへ戻って開けてみたら、なんと、凶!
チャイコフスキーのバレエ 「くるみ割り人形」に乗せて戴きました。 年末年始、連日の公演で、まるで楽屋が第二の自宅のようでしたね。 わたくしが「推し」ているダンサー、木下嘉人さん。 今回もねずみの王様、青年、騎兵隊長、ロシアで大活躍でした。 何年か前の「くるみ」で、ねずみ王が日替わりなのは知っていたのですが その中で、他の方とは一味違うねずみ王がいらっしゃることに気付き 配役表でお名前を確認。 …
あけましておめでとうございます。 新しい年が、皆様にとって良き日々となりますよう 心よりお祈り申し上げます。 仕事始め、でしたが、バレエ 「くるみ割り人形」 第二幕のパ・ド・ドゥ男性ヴァリエーションの時に地震が起きました。 わたくしは弾きながら、ものすごいめまいを感じて いよいよメニエールが来たかと思っていたら実は地震。 他の皆さんも、一様にひどいめまいと思っていたそうです。 オーケストラピッ…
2023年、本日仕事納めでした。 一年間無事に演奏出来たことに、ひたすら感謝する次第でございます。 今年は、やりたかったことに存分に挑戦出来た年でした。 グッズのネットショップを開いて 発酵食品ソムリエと介護食コーディネーターの資格を取って 動画チャンネルを開いて LINEのスタンプを作って 塩麹に醤油麹に豆板醤を作って 「ふっこけし」を作って もういつお迎えが来てもいいくらい思い残すことはありません…
ありがたいことに、年末年始はお仕事を頂戴しておりまして 皆様の幸せな時間のために、心をこめて働く所存にございます。 なので今年の七月以来の、黒服着用計画を立てました。 季節柄、トップスはハイ…
2023年、残すところ数日ですね。 皆様、クリスマスはいかがお過ごしでしたか。 わたくし自身はクリスマスどころではありませんでしたが 二日続けてクリスマスコンサートのお仕事を戴いておりまして 華やかな気分を味わえました。 さてそんなお仕事現場。 発端は何年か前、お仕事仲間ヴィオラ女子の持つ 「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクター、一反木綿のペンケースからでした。 私が「一反木綿だ〜。私も一反木綿の絵の…
中学生高校生向けの、音楽鑑賞教室に乗せて戴きました。 大人数の生徒さんにホールへ来て戴けるようになって良かったです。 今回は指揮者体験コーナーがあり 中学生と高校生お一人ずつが振ったのですが それぞれ大いに盛り上がりました。 そして終演後、ホール外を歩いて最寄り駅に向かっておりましたら 迎えにいらした保護者の方に「めっちゃ面白かった〜」と話している ちょっぴりギャルっぽい女子と遭遇。 こちら…
十八年前、通りすがりのデパートの 「好きな写真を使ってオリジナルのバッグを作ろう」コーナーが目に留まり ヴィオラのイラストとオーケストラのイラストで作ったバッグです。 御機嫌全開でしばらく使っ…
六月に仕込んだ自家製豆板醤。 半年経ったので、いざ開封の儀でございます。 おお、ちゃんと辛い香りがしますよ。 スプーンに少し取って…さて? おおおお、確かに辛いのだけど 丸みと言うか優しげと…
大変御無沙汰しておりました。 気が付いたら十二月、今年最後の月になってしまいましたよ。 相変わらず慌ただしい日々で 終わりの見えない状態が、正直つらいところですね。 それでも、ありがたいことにお仕事が続いていて 音楽に元気をもらっている毎日です。 そして昨日、久しぶりにバッハのモテットと モーツァルトの「レクイエム」を弾きました。 簡単に言葉で表せない感情なのですが 本当に、バッハとモーツ…
個人的緊急事態が起こりまして、何とか一週間、頑張った一週間。 大した遠出もしていないのに、一日平均 9.543歩、足を動かしております。 そんな昨日、楽器を背中に黙々と歩いておりましたら 通りすがりのマダムに「これは何の楽器ですか?」と聞かれましたので 「ヴィオラです」とお答えしたところ 「背負っているだけで素敵、かっこいい。 弾いてたらもっと素敵でしょうね」と言って戴きました。 なんかもう泣き…
今月末からリハーサルが始まるお仕事の、新曲絶賛さらい中でございます。 現代音楽や作曲コンクール系は大好きなので 今回もとても興味深く感じております。 とは言え、なかなか難解な音の連続でございますので 自分に合った指使いを考え、ゆーっくりなテンポでひたすら反復練習。 指定の速さでの演奏を目指し、精進精進! 本日も、そんな頑張った一日でしたので 夕飯には日本酒を付けちゃいましょうね。
さてさてさて。 今年も鉄道手帳を、わたくし仕様に装飾する時がやって参りました。 創元社さんから出ているこの手帳。 2018年から愛用しておりますが、読み物としても大変興味深いですよ。 今回は、表紙にはいつもと同じくごきげんヴィオラちゃんを。 裏表紙には、札幌のテレビ塔のお土産屋で買った 面白名字シールを貼りました。 <…
「宇宙戦艦ヤマト」のコンサートに乗せて戴きました。 宮川泰さんの組曲「宇宙戦艦ヤマト」と 羽田健太郎さんの交響曲「宇宙戦艦ヤマト」というプログラム。 お二人とはお仕事で何度も御一緒しましたので、とても懐かしい気持ちです。 宮川さんは、NHKの音楽番組「ときめき夢サウンド」の 収録現場での記憶が鮮明で、ちょっとした待ち時間、ギターやベースの方が 「さらば〜地球よ〜」の部分を時々弾いていらしたので…
御無沙汰しておりました。 季節は霜降が過ぎ、十一月になったと言うのに 気温は夏の雰囲気が残ったままですが、お変わりございませんか。 わたくしは「マタイ」後、超絶忙しい訳ではないのに あれやこれやと用事が多く、一人落ち着く時間が なかなか確保出来ないでおります。 まあ、仕方ないですね、そんな時もありますよ。 何とか暇を見付けて、新しい勉強に取り組みたいです。 画像は、最近の麹仕事。
バッハの「マタイ受難曲」に乗せて戴きました。 前回弾いたのはいつだったかなとチームの絵を探したら、2016年でした。 その時は2オケでしたが(この曲はオーケストラがふたつに分かれています) 今回は1オケ、はじめましての譜面です。 イエス・キリストの捕縛から磔刑、死と埋葬までを物語る受難曲。 同じ物語の音楽でも、先日までやっていた「ドン・カルロ」とは大違いです。 人間の心情に、ぐいぐいとねじ込んで行…
ヴェルディのオペラ「ドン・カルロ」に乗せて戴きました。 今回は全五幕版、パリ初演時にカットされた部分を復活させた形での上演で 私にとっては、はじめましての第一幕。 作品自体は2001年に弾いて以来ですが、改めてとても勉強になりました。 オペラでの内声部の役割は、後打ちや刻みや伸ばしやトレモロで 物語の背景や空気を作ることだと、私は考えておりますが 七月にやった「オテロ」と比べて、この「ドン・カル…
今月頭に出来上がったピリ辛醤油麹。 直後に旅仕事があったり、帰って来ても自宅での食事が少なかったりで 未だ出番がありませんでした。 ですが、今夜は久しぶりの家夕飯。 明日からは、長大オペラの東京公演が始まりますので 気合いと元気を注入するために、デビューですよ。 鶏胸肉小間切れにピリ辛醤油麹で下味を付けている間に きんぴらごぼうを作りました。 ぬか漬けメンバーは、人参ときゅうり。 焼いた鶏肉…
先月末に横須賀で初日を迎えた長大なオペラ その札幌公演に行って参りました。 日程途中で、ものすごい暴風雨に見舞われましたが 二日間の本番は無事に終わり、充実した気持ちを感じております。 そんな中、わたくしの個人的企画も実行出来まして そちらも達成感でいっぱいでございます。 まず、新千歳空港から札幌駅に移動した一日目に 駅5・6番ホームの弁菜亭さんで、にしんそばを戴き
御無沙汰しておりました。 先月下旬から、長大なオペラに乗せて戴いておりまして オケリハ、歌合わせ、舞台稽古、ゲネプロと続き、昨日初日を迎えました。 公演は今月も何回かありますので、詳しくは後程に。 さて、新人発酵食品ソムリエのわたくし。 資格取得以来、米麹を使って自家製調味料を作っておりますが 先日、ピリ辛醤油麹一号と、塩麹三号を仕込みました。
少し前、東武東上線沿線の駅そばを、はしごして参りました。 駅そばラリーはYouTube方面で、キユウさんやTarcyさんが 動画を公開していらっしゃいますね。 いくつか拝見しております。 どちらも「駅改札内のお店限定」とか「同系列店はパス」とか 厳しいルールに則っておいでですが わたくしは「改札外のお店でも良し」「同系列店でも良し」と とことん自分を甘やかしました! まずは大山駅改札外の文殊さんで、おろ…
お祭の曲三昧の演奏会に乗せて戴きました。 ベルリオーズの序曲「ローマの謝肉祭」 サン=サーンスの組曲「動物の謝肉祭」(私は降り番、残念!) レスピーギの交響詩「ローマの祭」 外山雄三さんの管弦楽のためのラプソディ いやもう全く、正にお祭ですね。 さて、個人的な思い出話をふたつほど。 小学五年生の時、ジュニアオーケストラの公演に ヴァイオリンで参加したのですが プログラムに「動物の謝肉祭」があ…
お絵描きで使用している画材、メインは色鉛筆で 他にサインペンやボールペン、アルコールマーカーなどを その時に応じて使っております。 なのですが、先月、仙台で「ふっこけし」を作った時 久しぶりに手にした筆がとても楽しゅうございましてね。 何となく、それに似たもので描きたくて ブラシタイプの蛍光ペンに、お出まし願いました。 題して「ルミナスヴィオラちゃん」です。
新人発酵食品ソムリエ、細々と活動中。 自家製醤油麹で、鯛と鮪のカルパッチョを作りました。 スーパーのポイントが貯まったので、ちょっと贅沢しちゃいましたよ。 「ぬかど子」作品の人参ときゅうりに…
「銀河鉄道999シネマコンサート 特別追悼公演 〜松本零士さんを偲んで〜」 に、乗せて戴きました。 「999]」のシネマコンサートは、2021年の2月、間を置いて11月以来 三回目になります。 映画自体は何度か観ておりますので、たとえスクリーンが目に入らなくても 脳内再生出来るくらいにはなっておりますよ。 金田伊功さんの手による、惑星メーテル崩壊場面は燃えますね。 以前にも書いたので、繰り返しになりますが …
プッチーニ のオペラ「蝶々夫人」に乗せて戴きました。 八戸、仙台、前橋の、東北及び北関東での公演。 「夏の北仕事」でした。 それぞれの会場はピットの広さ、高さ、壁の高さ、反響の具合など 全く違うので、少々大変でしたが どんな時でもすぐにキュッとまとまるヴィオラチームですから とても楽しく弾けましたよ。 そして「オテロ」の回で書いた、わたくしの困った案件。 愛の二重唱の時点で早くも泣けて来る現…
北仕事第二弾、終了しました。 前回よりは少し南、新幹線は往復共にE5系でした。 さて、ホテルチェックアウトから本番開演時間まで数時間空くので どう過ごそうか思案しておりましたら 近くの美術館で、こけしの絵付け体験が出来るとのこと。 これは面白そうだと、小学生のお子さん達と一緒に体験して参りました。 名付けて「ふっこけし」!
ある鉄分摂取企画を思い付きまして、時刻表片手に色々計画していたのですが お仕事のスケジュール変更で、あえなく没に。 悔しいけれど、またの機会を祈ります。 そんな訳で、北へ行って参りました。 嬉しいことに、ずっと乗りたかった新幹線H5系に出会えましたよ。 ラベンダー色のライン、素敵ですよね。
あるイベントの、クローズドの演奏会に乗せて戴きました。 音楽を視覚でも楽しもうと、プロジェクションマッピングが使われた とても華やかな内容でしたよ。 プログラムに、グリーグの「ペール・ギュント」組曲と ストラヴィンスキーの「火の鳥」組曲がありまして どちらも今までに何度も弾いた曲なのですが 自分にとって、お初な出来事がございました。 オーケストラなど、弦楽器奏者が複数いる場合 譜面に声部を二…
ヴェルディのオペラ「オテロ」に乗せて戴きました。 今回は演奏会形式で、歌い手の方々とはいつもより近い距離なので よりドラマティックな現場でした。 豪華なキャストが勢揃い、中でもオテロを歌ったグレゴリー・クンデさん。 華々しいところはもちろん素晴らしいのですが、特に第三幕で デズデーモナへの愛情、疑い、嫉妬、怒り、様々な感情を乗せて歌う場面に 胸を打たれました。 この幕は殆ど上手側で歌われたので…
お仕事方面の急展開がございまして、慌ただしくしております。 ふと、本番が続く、それもソワレとマチネで開演時間が色々だし ダブルヘッダーに加えて会場移動もあるので 毎日案外余裕がないことに気が付いちゃいました。 そんな訳で、2021年11月以来の、黒服着用計画を立てましたよ。
荘村清志さんのスペシャルコンサートに乗せて戴きました。 急に戴いたお仕事だったのですが、数十年ぶりに御一緒する荘村さんと お初の曲、ロドリーゴの「ある貴紳のための幻想曲」を弾けるという とてもありがたい機会でした。 この曲、それぞれの楽章に色んな雰囲気の音楽が散りばめられて まるで色とりどりの花が咲き誇る、広い野原のようでした。 整えられた庭園ではなく、ですね。 荘村さんのギターは、奥行き…
新人発酵食品ソムリエなわたくし。 自家製塩麹一号を使い切ったので 塩麹二号と醤油麹一号を、先週仕込んでおりました。 室温が高くなって参りましたので、短期間で出来上がり 本日の夕飯で使ってみま…
昨日、久しぶりに室内楽の演奏会を聴いて参りました。 自分が客の立場になるのって、スケジュールの都合が付かず なかなか難しいのですよ。 今回はヒマでラッキーでした。 メンバーは大学の先輩後輩…
ゲーム「アナザーエデン 」のオーケストラコンサートに 乗せて戴きました。 週刊ファミ通のページで時々目にしていて 壮大な物語なのだなと思っておりましたが、さすがの人気。 会場は満員のお客様でした。 熱い拍手をありがとうございました。 今までに、色々なゲーム音楽のコンサートで弾いて参りましたが 何と言っても、バトル曲の譜面とのバトルが燃えますね。 ヴィオラの役割は、リズムを刻むことが多いのです…
小学校の音楽鑑賞教室に乗せて戴きました。 先日も書きましたが 客席の子供達の反応が直に感じられるのは実に楽しく やりがい、弾きがいがありますね。 たくさんの拍手、たくさんのブラボー!をありがとうございました。 小さい子の「ブラボー!」は、もうそれだけで涙が出ますよ。 さて、ここからは、わたくし個人の出来事。 音楽鑑賞教室の定番曲は、「カルメン」の前奏曲とか 「白鳥の湖」の「情景」とか、色々あ…
相模原市民交響楽団の第41回定期演奏会を聴いて参りました。 自分にとって、こちらのオーケストラは「全ての始まり」でございます。 私とオーケストラの出会いは、まだヴァイオリンを弾いていた頃 勉強…
この時期に、らっきょうの甘酢漬けを作るようになって 何年になるでしょう。 今年も、スーパーに泥付きらっきょうが並ぶのを見て 「そろそろだなあ。でも、仕事が立て込んでいる時に作業すると 楽器…
「ブログリーダー」を活用して、ふっこさんをフォローしませんか?
先月末、島根県の一畑電車で体験運転をして参りました。 松江と出雲を巡るツアーに、その企画が含まれておりまして 自分のスケジュールも空いていたし、思い切っちゃおう!と参加した次第。 運転する…
誰に望まれているのか、よくわかりませんけど JR四国バースデイきっぷの旅の続きでございます。 旅自体は三日目ですね。
しばらく前に、縁起物の飾りを購入する機会がございました。 そんな大層なものではないのですが、入っている文字が何種類かあって さてどうしようかなと思案した訳なのですよ。 家内安全、とか、健康長寿、とか、夫婦円満、とか色々ありますよね。 まあ、何と言うか年齢的なこともあって 最近はまず健康を祈願しちゃったりするのですが。 その時は「笑門来福」 笑う門には福来たるの言葉が心にぐっと来て、それに決め…
毎年恒例になっている、らっきょうの甘酢漬け作り。 今年も作業を終えました。 泥付きのを使うから、流水でしっかり洗い 皮をむいて上下を切り落として、の下処理が少々面倒ですが 何となく達成感がある…
JR四国バースデイきっぷの旅、いよいよ一日目が始まりました。 …旅自体は二日目ですね…ややこしくてすみません。 切符を朝から使うとなると、前日に四国入りをしなくてはならないので。
少し日が経ってしまいましたが プッチーニ のオペラ「蝶々夫人」に乗せて戴きました。 今月頭にやったヴェルディの「椿姫」と同じく 今までに何回弾いたかわからない演目ですが やはりこれも「椿姫」と同じように、毎回新しい発見がありました。 ピット内のちょっとした配置の違いで 他の楽器の聴こえ方が変わって来るのですよね。 面白いです。 個人的には久しぶりの「表」だったので リハーサルではちょっとば…
オーボエとイングリッシュホルンの演奏会に行って参りました。 マチュー・プティジャンさんと渡辺尚洋さんのジョイントリサイタル。 渡辺さん…たかちゃんは大学の同級生で ずっとヨーロッパで活動して…
先日の拙宅での宴の様子を絵に描きました。 私は、楽器や音楽がテーマの時 描いた絵から音が聴こえて来るといい…
お仕事でお世話になっている方々を拙宅にお招きして 四国の日本酒を飲み比べてみようご飯会を決行しました。 リハーサルが終わったら、そのまま一緒に帰宅して、という流れなので 二種類の和え物は前以て作っておき ぬか漬けをちゃちゃっとお皿に盛ったら、まずは先発の三人、ビールで乾杯。 その後、醤油麹で味付けしたお肉を焼いて 持ち寄って戴いた餃子だの豆腐だのをつまみながら日本酒を楽しみ そうこうしている…
先日の群馬県でのお仕事の時に買った日本酒でございます。 柴崎酒造さんの舞風。 合わせる肴は、豚肉と舞茸の醤油麹炒め。 茄子と大葉の味噌焼き豆板醤入り。 ぬか漬けのきゅうりと人参。 らっきょう…
モーツァルトの「レクイエム」に乗せて戴きました。 この作品に初めて触れたのは、オーケストラでの演奏ではなく 歌う側からでした。 大学一年生の副科合唱の授業で、この曲が教材だったのです。 全曲歌ったので、ソロの部分も大丈夫ですよ〜。 前日の「椿姫」に続いて、こちらのオケも少人数。 まあ元々が大きな編成ではないから、そんなに違和感はありませんでしたね。 とは言え、歌とのバランスは考えなければいけ…
ヴェルディのオペラ「椿姫」に乗せて戴きました。 前回の「柄々な人達」の続きですね。 今までに何回弾いたかわからないくらい、自分にはお馴染みの演目ですが 毎回新たな発見があります。 この度の公演は弦楽器の編成が小さく マエストロの音楽的な要望に加えて、席が対向配置だったため ある箇所では初めて セカンドヴァイオリンの細かい音符がわかったりしましたよ。 人数が少なかった分、のびのびと音を鳴らせた…
お仕事現場には、大体六十人から八十人くらいの人が集まるので 時々、着ている服の色や柄、組み合わせが似る現象が起こります。 自分の例では、プルトのお隣さんと白シャツが一緒だったり ボーダー柄が一緒だったり。 面白かったのは、数年前、自分を含むヴィオラセクションの四人が 青と白のストライプ柄のシャツとパンツスタイルだったこと。 三人がデニムパンツで、その時に黒パンツだった女子が 「私が!私がデニム…
ゴールデンウィーク、春の大型連休、黄金週間などと 色んな言われ方をするこの時期ですが わたくし達音楽家にとっては 街にお出かけする皆様方のために働く日々でございます。 昨年は何をやっていたか…
三寒四温、暑さ寒さも彼岸まで、などと言われますが まだまだ気候は落ち着きませんね。 それでも、もう冬物は要らないだろう!と 洗濯するやらクリーニング屋に出すやら。 そして、部屋の引き出しの中…
先日、お仕事でお世話になっているオーケストラの皆様の 素敵なパンケーキの会にお邪魔して参りました。 今回行くのが初めてだったのですが 居心地の良いハワイアン方面のお店が舞台。 何日通えば制覇出来る?な豊富なメニューから私が選んだのは まずタコライス、そして桜と抹茶のパンケーキとコーヒー そしてそしてトロピカルジュース。 メンバーはヴァイオリン弾きとヴィオラ弾きなので 話題は、肩当てやらあご当…
一週間程前に、お仕事でお世話になっているお姉様方が御訪問くださり 大層楽しいランチの会になりました。 その中のお一人が、パンにキッシュにロールケーキにクッキーと お手製のものを持っていらして その出来映えにただひたすら感激するばかり。 私が作ったのは、お手軽ラタトゥイユ…この差! 私には、凝った料理やお菓子作りの才能はないです。 ぬか漬けだの豆板醤だの、おしゃれでないし どれも放っておけば良…
しばらく御無沙汰している間に、四月が始まりましたが、寒いっ。 こんなところで体調を崩さないように、気を付けねば。 さて、引越しで慌ただしかった二月と、難曲が続いた三月が過ぎ 四月は多少穏やかに進みそうなので やりたかったけど後回しにしていたことを、順番に片付けております。 今日は、三年目になった豆板醤の仕込み。 スーパーでそら豆がお買い得品になっていたので、チャンスです。 便利な道具を使えば…
らっきょうの甘酢漬け、好きです。 何がきっかけで、自分で作るようになったのか。 そしてそれが何年前だったのか。 そんなこと、もうどうでもいいくらい、この季節の習慣になっております。 私のらっ…
井上道義さんの特別演奏会に乗せて戴きました。 様々な国の音楽と、道義さんのお話。 大盛りで、具沢山なコンサートでしたね。 そして私は、新たな曲との出会いがありました。 リルバーンの「アオテアロア」 マルケスの「ダンソン・ヌメロ・ドス」 コープランドの「クワイエット・シティ」 もちろん道義さんの作品もですよ。 星の数ほどの音楽が存在しているこの世界。 当たり前ですが、人の短い生涯で、全てを演奏…
ストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ(1911年版)」と ラヴェル の「ダフニスとクロエ」第二組曲を弾いて参りました。 …ハイドンの交響曲第104番は、残念ながら降り番でした… 指揮はシャルル・デュトワさん、わたくしは初めましてです。 高名な方ですから、どんなリハになるのかしらんと挑んでみたら 細かく、実に細かく音を組み立てて行く方でした。 例えて言うなら、様々な色と模様で出来たニットを 全部ほどいて…
2019年に、一日一絵と言って始めながら ここ数年ものすごくサボっているのは認めます←開き直ったぞ! そんなわたくしですけれど 今日は手持ちの色筆ペンを使ってみました。 色の名前が素敵ですねえ。 …
お仕事で、山と湖がある場所へ行って参りました。 普段の生活では、気軽に訪れることが出来ないので お絵描きセット、小さいスケッチブックと色鉛筆を持参しましたよ。 現地入りから音出しまでの待ち時間に見た山や 朝のお散歩で目にした湖の様子を、空き時間に楽屋で描いてみました。 いかがでしょう。
少し日が経ってしまいましたが 先日のお仕事でのヴィオラセクションの皆様です。 プログラムの中に、お初の曲がありました。 ラヴェルの「クープランの墓」です。 第一次世界大戦で亡くなった ラヴェ…
ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024 の 井上道義さんが指揮する公演に乗せて戴きました。 まずひとつめ、トランペットの児玉隼人さんの曲は 残念ながら降り番だったのですが、素晴らしかったですね! 技術の高さと情感の豊さ、両方を合わせ持っていらして驚きです。 そしてレスピーギの「ローマの祭り」 広い広いホールなので、音が散ってしまうのが心配でしたが どうだったのでしょう、祭りの気持ちは届いていたかしら…
母の蔵書から、興味を引いたものを数冊もらって来ました。 最近ふと、百人一首関連の本が欲しいなと思っていたので ナイスなタイミングでしたね。 「銀河鉄道の夜」は、子供の頃に読んでそれっきりなの…
五月になりました。 いつ以来だかわからないくらい久しぶりの月次絵です。 これまた理由がさっぱりわからないのですが 日本舞踊の藤娘を描きたくなったので ヴィオラちゃんに踊ってもらいました。 …
先日、親の用事で 同じ自治体内だけど、今まで行ったことのない場所を訪ねてみました。 今は便利な地図アプリがあって、道筋は簡単にわかりますが 思った以上に高低差があってびっくりです。 地名や通りの名前によると、昔はお城があったらしく 気が付いたら高速道路とほぼ同じ高さまで登ってましたね。 立派な山城だったのでしょう。 その後も、どう見ても以前は川だったことがわかる うねうねぐねぐね道があったり…
訳あって、久しぶりの自宅での夕飯です。 一月の小倉でのお仕事の時に買った いわしのぬか炊きをやっと開けました。 舞茸と小松菜の醤油麹炒めと 「ぬかど子」の人参ときゅうり、そしてらっきょう。 …
御無沙汰しておりました。 色々ありましたが、そしてこれからも色々ありますが、私は元気です。 遅いと言われていた東京の桜も、次々と咲き始め 今日通りかかった石神井川沿いの桜並…
戴いていた室内楽の本番、無事に終わりました。 お馴染みの曲、大学生の時に弾いて以来の曲、実はお初の曲などなど。 モーツァルトとハイドンを中心に、ギュッと集中した二日間。 とても楽しんで演奏出来ました。 メンバーは、普段オーケストラではよく御一緒する皆さんなのですが 室内楽では初めてなので それぞれのお人柄を、より深く知れた気持ちが致しますね。 その点も、非常に面白い体験でした。 そんな訳で…
昨年から家族の危機が続いていて、一向に良い知らせが聞けない状態なので ずっと神経が休まりません。 それでも、自分はまだ健康なのだし、仕事もやれている。 何の不足があろうかと、自らに言い聞かせて…
弥生三月、もう七日過ぎましたねえ。 暖かったり寒かったり、まさしく三寒四温。 暑さ寒さも彼岸まで、ですねえ。 なぜ、こんなに惚けているかと申しますと 確定申告書作成作業が終わったからなのでご…
プーランクのオペラ「カルメル会修道女の対話」に乗せて戴きました。 大学生の時に「人間の声」を弾いて以来のプーランク。 この作品はお初です。 知識としては知っていましたが「こういう」ものだったとは… いつもお馴染みのオペラでは、ヴィオラは刻みや伸ばしや後打ちで 物語の背景を作って行く役割ですが 今回の「カルメル会」は、自分の出す音が 作品世界のどこに、どのような形で存在するのが最も良いのかを …
昨年、初めて挑戦した自家製豆板醤。 無欲の勝利でとてもおいしく出来たので、今年も仕込みました。 スーパーに鹿児島県産のそら豆が、100g 税抜 98円で並んでいたので 初物ってことで購入。 量も、昨…
先月の十六日にスタートした、ヒアシンスの水耕栽培。 今月の十四日に花芽が色付き始めたと思ったら、あっと言う間に開花して 見事な色と香りになっております。
倉本聰さん原作、オペラ脚本を吉田雄生さん 音楽を渡辺俊幸さんが作曲された 新作オペラ「ニングル」に乗せて戴きました。 自然と共に生きること、豊さとは、環境問題、自分と向き合うこと。 たくさんの大切なテーマが詰まった作品です。 ひとつひとつの言葉と、それらを飾る音楽が胸に迫り ついうっかりすると、弾いている最中に涙が出そうでした。 どんなに美しく、悲しく、劇的な音楽であっても プレイヤーは心の…
先日の「アドリアーナ・ルクヴルール」ですが 小倉公演でお参りした八坂神社のおみくじが凶だったので 呉公演の亀山神社ではどうなるか?が、重要なテーマでございました。 まあ、タイトルで言っちゃっ…