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北茨城 勿来周辺の生き物 http://kitaibaraki987.blog.fc2.com/

植物・昆虫・野鳥の観察から分かった多様性と生きる工夫を伝えたい。出会いから生まれた感動の記録です。

ブログ同様,同名のホームヘージもご覧下さい。 http://itotonbosan.web.fc2.com/ 植物図鑑には奇麗な写真が沢山あります。 蛾の図鑑には多様性に富んだ蛾が掲載されています。

itotonbosan
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2013/04/22

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  • モンキクロノメイガ

    2023年8月31(木)モンキクロノメイガ 撮影日2023/07/02 撮影場所:勿来の関①モンキクロノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)触角を背負って止まっています。この事から本種はツトガ科・メイガ科の仲間と分かります。黒い地に白い紋はツトガ科ノメイガ亜科に仲間が多いです。本種の前翅には魚紋(赤矢印),四角紋(緑矢印)といった特徴ある紋が見られます。本種と似た蛾にモンシロルリノメイガが居ますが,紋の形が違うので区別が...

  • ナミスジコアオシャク

    2023年8月30(水)ナミスジコアオシャク 撮影日2023/07/02 撮影場所:勿来の関①ナミスジコアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)翅色が緑色ならアオシャク亜科とは限りません。それは例外があるからですが,今回は大丈夫です。シロモンアオヒメシャクは翅色が緑色ですがヒメシャク亜科です。翅を左右に開いていて翅の色が緑色なのでアオシャク亜科と分かります。本種はナミガタウスキアオシャクと似ているので注意が必要で...

  • クロフケンモン

    2023年8月29(火)クロフケンモン 撮影日2023/08/29 撮影場所:勿来の関①クロフケンモン(ヤガ科ケンモンヤガ亜科)大黄矢印は腎状紋,小黄矢印は環状紋を指しています。この2つの紋の存在から本種はヨトウガ亜科・キリガ亜科・ケンモンヤガ亜科が予想されます。青楕円内の剣状紋の存在から本種はケンモンヤガ亜科の仲間と分かります。②クロフケンモン(二枚とも同一個体)本種の特徴は腎状紋と環状紋の間に黒帯があることです...

  • キボシアツバ

    2023年8月28(月)キボシアツバ 撮影日2023/07/05 撮影場所:勿来の関①キボシアツバ(ヤガ科カギアツバ亜科)頭部を見ると小さいながらも突き出た下唇鬚(かしんひげ)が見られます。四国産蛾類図鑑による分類によるとコヤガ類1に入っています。本種で目立つのは橙黄色の頭部と黄色の腎状紋です。全体に霜が降ったような小白点が無数に散在している。赤矢印は内横線,緑矢印は外横線を指しています。前翅長は10㎜程度の小さ...

  • クロハナコヤガ

    2023年8月27(日)クロハナコヤガ 撮影日2023/07/05 撮影場所:勿来の関①クロハナコヤガ(ヤガ科ベニコヤガ亜科)小さい蛾で前翅長9㎜程度の蛾です。一見,ツマキリアツバ亜科の蛾のように見えます。でも,頭部を見ると小さいながらも下唇鬚(かしんひげ)が見られます。というわけでコヤガの仲間を調べると,はやく見つかります。②クロハナコヤガ赤矢印は鋸歯状の内横線を指しています。桃矢印は鋸歯状の外横線を指しています...

  • チャハマキ

    2023年8月26(土)チャハマキ 撮影日2023/08/26 撮影場所:勿来の関①チャハマキ ♂ (ハマキガ科)本種は釣り鐘のような形をしています。この事から本種はハマキガ科と分かります。本種の大きな特徴は♂と♀で外見が違うことです。写真のものは赤矢印が指している前縁褶があるので♂と分かります。幼虫はチャ,ネムノキ,クマノミズキ等の葉を食べます。自然観察 ブログランキングへにほんブログ村●2つのランキングに参加中です!...

  • スギドクガ

    2023年8月25(金)スギドクガ 撮影日2023/08/24 撮影場所:勿来の関①スギドクガ(ドクガ科)同定が終わるまで時間がかかりました。腹端が覗いているのでシャチホコガ科を探しました。しかし,シャチホコガ科では見つかりません。次に注目したのは桃矢印が指している亜外縁線と思われる白い横線でした。似たような写真はありましたが,個体差があってそっくり同じものは見つかりません。以前同定しているときのことを思い出し...

  • オオシラホシアツバ

    2023年8月24(木)オオシラホシアツバ 撮影日2023/08/24 撮影場所:勿来の関①オオシラホシアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)赤矢印が指している下唇鬚(かしんひげ)を見ると突き出ているようにも後方へ反り返っているようにも見えます。突き出ていればアツバ亜科を後方へ反り返っていればクルマアツバ亜科を検索すれば見つかります。アツバ亜科から調べたら見つからず,クルマアツバ亜科だと分かりました。検索の手助けとなっ...

  • ヒメカギバアオシャク

    2023年8月23(水)ヒメカギバアオシャク 撮影日2023/08/23 撮影場所:勿来の関①ヒメカギバアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)左右の翅を大きく開き平らかに止まっています。更に翅の色が緑色なので本種はシャクガ科アオシャク亜科と分かります。本種には際立った特徴があります。それは赤矢印が指している翅頂が鉤状に尖っていることです。幼虫はクリ,クヌギ,アラカシ,ウバメガシ,コナラ,アベマキの葉を食べます。...

  • カレハガ

    2023年8月22(火)カレハガ 撮影日2023/08/22 撮影場所:勿来の関①カレハガ(カレハガ科)本種は止まるときの格好が変わっています。前翅前縁に対して直角に後翅が広がっているからです。このような格好で止まるのはカレハガ科の仲間に多いです。②カレハガ私が本種に魅力を感じるのは胸部や後翅基部が赤味を帯びた橙色をしているからです。カレハガを見る度,この綺麗な色に見とれてしまいます。この蛾はクモの糸に止まってい...

  • ウスマダラマドガ

    2023年8月21(月)ウスマダラマドガ 撮影日2023/08/21 撮影場所:勿来の関①ウスマダラマドガ(マドガ科)翅を大きく開いて止まっていますが,シャクガ科てはありません。本種は全てで10種余りしか居ない小さな科の仲間です。その小さな科の名前はマドガ科です。本種のトレードマークは赤矢印が指している翅頂近くの白紋です。ぶれ防止のために懐中電灯の光を当てながら写真を取りました。当たる光の量を減らすためにティッ...

  • ウンモンスズメ

    2023年8月20(日)ウンモンスズメ 撮影日2023/08/20 撮影場所:勿来の関①ウンモンスズメ(スズメガ科ウチスズメ亜科)三角翼の最新ジェットの様な感じの昆虫です。前翅後縁がえぐれて腹部が丸見えになっています。こんな感じの蛾はスズメガ科の蛾です。勿来の関にはサクラの仲間が沢山分布しているのでモモスズメが多数見られます。それに比べてウンモンスズメは1回見られれば良い方です。その理由は餌となるケヤキ,アキニ...

  • ゴマフボクトウ

    2023年8月18(土)ゴマフボクトウ 撮影日2023/08/19 撮影場所:勿来の関①ゴマフボクトウ(ゴマフボクトウ科)白地に黒点が翅脈と翅脈の間を埋めるように並んでいます。この水玉模様が本種のトレードマークです。左右の翅を合わせるように屋根形にして止まっています。しかも外縁から腹端が覗いています。でも,シャチホコガ科ではありません。本種を含めて1つの科に5種類以内の小さい科であるボクトウガ科の蛾です。②ゴマフ...

  • ウスイロギンモンシャチホコ

    2023年8月18(金)ウスイロギンモンシャチホコ 撮影日2023/08/18 撮影場所:勿来の関①ウスイロギンモンシャチホコ(シャチホコガ科)左右の翅を合わせるように立てて止まっています。そしてさらに,外縁から腹端がはみ出しています。この様な仲間はシャチホコガ科に多く見られます。本種で目立つのは前翅後縁近くにある白紋の群れです。白紋の群れの真ん中辺りにある一寸大きな偽三角紋がトレードマークになっています。外縁...

  • クロシタアオイラガ

    2023年8月17(木)クロシタアオイラガ 撮影日2023/08/13 撮影場所:勿来の関①クロシタアオイラガ(イラガ科)翅の色が緑色ですが,アオシャク亜科ではありません。アオシャク亜科の仲間は翅を左右に開いて止まるからです。左右の翅を合わせるように立てて止まっています。このような格好で止まるのはイラガ科・カレハガ科・シャチホコガ科の仲間です。この中で翅の色が緑色なのはイラガ科です。本種は前翅長が12㎜程度の小...

  • クワゴモドキシャチホコ

    2023年8月16(水)クワゴモドキシャチホコ 撮影日2023/08/13 撮影場所:勿来の関①クワゴモドキシャチホコ(シャチホコガ科)腹部が前縁から丸見えになっています。この事はイラガ科に似ていますが,イラガ科ではありません。腹端が翅頂付近から飛び出す感じになりますが,シャチホコガ科です。腹端が出ていない本種もいますが,♀だと思われます。写真の個体は♂だと私は思っています。前翅長が15㎜程度の小さな蛾です。トレ...

  • ドクガ

    2023年8月15(火)ドクガ 撮影日2023/08/05 撮影場所:勿来の関①ドクガ(ドクガ科)本種が科名と同名のドクガです。本種に触れると皮膚炎を起こし酷い目に遭いますので触らないようにしましょう。黄色い蛾を見たら近付かない方が無難です。横から見て赤矢印が指しているような毛が見えたら毒針毛を持つ毒蛾ですので注意しましょう。前翅中横線に「く」の字形の暗色帯がトレードマークの1つになっています。もう一つのトレー...

  • ネグロアツバ

    2023年8月14(月)ネグロアツバ 撮影日2023/07/02 撮影場所:勿来の関①ネグロアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)赤矢印が指している下唇鬚(かしんひげ)を見ると後方へ反り返っています。この事から本種はクルマアツバ亜科と分かります。本種の下唇鬚は上方から撮影すると反り返りがよく分からないので横の方から狙った方が良いです。緑矢印は内横線を指しています。この内横線の内側が黒くなっているのでネグロアツバと名付け...

  • クビワシャチホコ

    2023年8月13(日)クビワシャチホコ 撮影日2023/07/04,0.8/13 撮影場所:勿来の関①クビワシャチホコ(シャチホコガ科) 7月4日撮影赤矢印は外縁からはみ出ている腹端を指しています。この事から本種はシャチホコガ科の仲間と分かります。しかし,翅の開き具合によって見えないときもあります。②クビワシャチホコ 8月13日撮影上から見ると黒い襟巻きをしているように見えます。この黒い筋模様を首輪に見立てクビワシャ...

  • ウスグロアツバ

    2023年8月12(土)ウスグロアツバ 撮影日2023/0.8/09 撮影場所:勿来の関①ウスグロアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)緑矢印が指している下唇鬚(かしんひげ)を見ると後方へ反り返っています。この事から本種はヤガ科クルマアツバ亜科の仲間と分かります。②ウスグロアツバ本種はトビスジアツバに似ているので注意が必要です。はっきりした違いは次の通りです。本種の内横線(桃矢印)は滑らかな弧を描くのに対しトビスジアツバは...

  • ネアオフトメイガ

    2023年8月11(金)ネアオフトメイガ 撮影日2023/07/02 撮影場所:勿来の関①ネアオフトメイガ(メイガ科フトメイガ亜科)灯火を見上げると見慣れぬ蛾が止まっています。カメラがぶれないように腕を固定して写しました。触角を背負って止まっているので本種はメイガ科・ツトガ科と分かります。更に翅色が白・黒・褐色で止まっている形が三角形はメイガ科に仲間が多いです。外横線と思われる横線の一部が緑円で外に飛び出すよう...

  • キイロアツバ

    2023年8月10(木)キイロアツバ 撮影日2023/08/10 撮影場所:勿来の関①キイロアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)頭部を見ると下唇鬚(かしんひげ)が後方へ反り返っています。この事から本種はヤガ科クルマアツバ亜科の仲間と分かります。2つの同定ポイントを上げます。一つは,胸部近くのぎざぎざした内横線です。翅頂から後角付近に向かって走る亜外縁線です。この2つのポイントを押さえておけば同定が速やかに進みます。自...

  • アカアシアオシャク

    2023年8月9(水)アカアシアオシャク 撮影日2023/08/09 撮影場所:勿来の関①アカアシアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)壁に貼り付くように平たく止まっています。更に翅の色が緑色なのでシャクガ科アオシャク亜科の仲間と分かります。アオシャク亜科には似たような種が何種類も居ます。しかし,腹の背に茶色の紋があるので同定が楽です。更に縁毛には茶色の斑紋が見られるので益々同定が楽です。前翅縁毛の真ん中から後...

  • モンクロギンシャチホコ

    2023年8月8(火)モンクロギンシャチホコ 撮影日2023/08/08 撮影場所:勿来の関①モンクロギンシャチホコ(シャチホコガ科)赤矢印が指している腹端を見ると外縁からはみ出しています。この事から本種はシャチホコガ科と分かります。名前にモンクロと付く蛾はモンクロシャチホコが居ますが区別するため本種にはギンを付けています。②モンクロギンシャチホコ勿来の関にはソメイヨシノは普通に分布しています。本種の幼虫はソメ...

  • ナカスジシャチホコ

    2023年8月7(月)ナカスジシャチホコ 撮影日2023/08/07 撮影場所:勿来の関①ナカスジシャチホコ(シャチホコガ科)腹端を見ると外縁からはみ出しています。この事から本種はシャチホコガ科と分かります。本種はどちらかというと北方系の蛾だと思います。分布が北海道,本州,四国,アムールとなっていて九州や沖縄は含まれていないからです。幼虫の食べ物はナナカマド,マメザクラとなっていますが,それら以外にバラ科の植物...

  • ヘリジロヨツメアオシャク

    2023年8月6(日)ヘリジロヨツメアオシャク 撮影日2023/08/06 撮影場所:勿来の関①ヘリジロヨツメアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)翅の色は緑色で,大きく開いて止まっています。これらから本種はシャクガ科アオシャク亜科の仲間と分かります。腹部背に白紋が見られ同定に役立っています。前翅前縁が白くて目立っています。小さいですが各翅に1個ずつ小黒点が見られそれを目に見立てています。それで,本種はヘリジロ...

  • ツマジロツマキリアツバ

    2023年8月5(土)ツマジロツマキリアツバ 撮影日2023/08/05 撮影場所:勿来の関①ツマジロツマキリアツバ(ヤガ科ツマキリアツバ亜科)下唇鬚(かしんひげ)を見ると前方へ出ているようにも,後方へ反り返っているようにも見えます。この事からアツバの仲間までは分かります。以前はシタバガ亜科でしたが,現在はツマキリアツバ亜科に変更されています。下唇鬚が発達している仲間は次のようになっています。・カギアツバ亜科ツマ...

  • ホソスジツトガ

    2023年8月4(金)ホソスジツトガ 撮影日2023/08/04 撮影場所:勿来の関①ホソスジツトガ(ツトガ科ツトガ亜科)触角を背負って止まっています。この事から本種はツトガ科・メイガ科と分かります。更に白地に茶褐色の組み合わせはツトガ科に多く見られます。②ホソスジツトガ本種の特徴はふさふさした毛が下唇鬚(かしんひげ)に生えていることです。これはツトガ亜科仲間に多く見られます。本種はノメイガ亜科の蛾とは違ってカメラ...

  • アカウスグロノメイガ

    2023年8月3(木)アカウスグロノメイガ 撮影日2023/07/10 撮影場所:勿来の関① アカウスグロノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)触角を背負っていることから本種はツトガ科・メイガ科と分かります。更に本種は焦茶色の筋と薄黒いが黄色を帯びている事からツトガ科と分かります。②アカウスグロノメイガ 2023/07/16撮影本種の際立った特徴は白矢印が指している所に見られる後翅の膨らみです。これは雄のみに見られる特徴です。...

  • エサキモンキツノカメムシ

    2023年8月2(水)エサキモンキツノカメムシ 撮影日2023/08/02 撮影場所:勿来の関①エサキモンキツノカメムシ(カメムシ目ツノカメムシ科)タイミングよく♂と♀が交尾している場面に出合わせました。どちらが♂でどちらが♀なのでしょうか。別々に出合ったら似たような格好なので分かりません。しかし,交尾している場合は予想することができます。昆虫界では卵を産まなければならない♀の体を大きくして子孫繁栄を図ってきました。...

  • シロホシクロアツバ

    2023年8月2(水)シロホシクロアツバ 撮影日2023/08/02 撮影場所:勿来の関①シロホシクロアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)下唇鬚(かしんひげ)を見ると後方へ反り返っています。このような格好の蛾はヤガ科クルマアツバ亜科に多く仲間が見られます。本種には小白点と横に長い白紋の二対があるので同定に役立っています。本種には白くぎざぎざした3本の横線がありこれも同定に役立ちます。少し大きい横長白紋の内側を通る濃色...

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