読書感想342 ①秘密の花園 ②暗殺者の正義 ③テムズとともに ④お金で読む日本史
①秘密の花園面白さ(5点満点):☆☆☆☆著者:朝井まかて生年:1959年出身地:大阪府出版年:2024年出版社:(株)日経BP日本経済新聞出版コメント:「南総里見八犬伝」の著者、曲亭馬琴のことを描いた小説。武士の家に生まれたが、父親が亡くなり、仕えた幼君にも愛想をつかし、主家を飛び出してしまう。当代の人気戯作者京伝に弟子入りし、戯作者の道に入る。出版元の蔦屋重三郎にも奉公する。しかし売れない。それで町人の下駄屋の婿に入り、生活の糧を売る。下駄屋から寺子屋に商売替えしながら戯作を書き続ける。蔦屋は京伝と馬琴に現金で原稿料を払ってくれる。そうこうするうちに実家の滝沢家の兄がなくなり、滝沢家の跡目を馬琴の息子が継ぐことになる。「南総里見八犬伝」は大河小説として人気を博する。江戸時代の下級武士や町人の暮らしぶりが...読書感想342①秘密の花園②暗殺者の正義③テムズとともに④お金で読む日本史
2024/07/20 22:07