ロシア水産情報。ロシア漁業ニュースヘッドラインを発行。ロシアIUU漁業関連情報を中心にピックアップ。
ベラルーシ・コネクション 政府間協定ロシアEEZ“特別スケトウダラ合弁操業”ロシア側企業入れ替わり リポート 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
2024年09月29日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ベラルーシ・コネクション政府間協定ロシアEEZ“特別スケトウダラ合弁操業”ロシア側企業入れ替わり]2002年3月13日付ロシア・ベラルーシ政府間協定の枠組みで開催された、第21回両国漁業員会の2023年12月14日付合意に基づくロシアとベラルーシの企業によるベラルーシ旗でのロシアEEZ内共同漁業が、今年2024年春季オホーツク海抱卵スケトウダラ操業、所謂“Aシーズン”に参加、2万1,500トンを漁獲し成功を収めた。(報告担当者原口聖二:ロシアは漁業政策として基本的にオホーツク海での外国漁船によるスケトウダラ操業を認めていない。)今年2024年、この特別な共同漁業に用意されたスケトウダラ漁獲割当は、前年同で、オホーツク海とベーリング海におい...ベラルーシ・コネクション政府間協定ロシアEEZ“特別スケトウダラ合弁操業”ロシア側企業入れ替わりリポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
#97 洋上風力発電と漁業 海外の経験 米国 ブレード破壊事件 GEベルノヴァ社900人解雇へ “雇用創出どころか大規模解雇/大規模解雇で株価急回復/あっという間に撤退”
2024年09月28日北海道機船漁業協同組合連合会内一般社団法人北洋開発協会原口聖二[#97洋上風力発電と漁業海外の経験米国ブレード破壊事件GEベルノヴァ社900人解雇へ]“雇用創出どころか大規模解雇/大規模解雇で株価急回復/あっという間に撤退”①洋上風力発電が本当にCO2削減に貢献するのか、②洋上風力発電事業自体が再エネ賦課金だのみの不採算事業であり漁業分野を含め満足な補償等に対応がなされるのか、③政府が責任をもったMSP(海洋空間計画)を設定すべきではないのか、④政府がベースラインをしっかり作るような漁業影響調査を指導すべきではないのか。日本での先行する欧米の洋上風力発電の漁業分野との共栄、相乗効果等の成功体験は、ほとんどが開発事業者による切り抜き発信で、実際に漁業分野の情報にアクセスしていくと様々な...#97洋上風力発電と漁業海外の経験米国ブレード破壊事件GEベルノヴァ社900人解雇へ“雇用創出どころか大規模解雇/大規模解雇で株価急回復/あっという間に撤退”
色丹島漁業コンビナート“アストロブノイ”所属漁船 計40件の操業情報通報ミス 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
2024年09月26日北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[色丹島漁業コンビナート“アストロブノイ”所属漁船計40件の操業情報通報ミス]色丹島漁業コンビナート“アストロブノイ”(Островной)所属漁船が計40件の誤った操業情報を国境警備庁に対し行ったことで罰金を請求され、この取り扱いをめぐり、同コンビナートがサハリン仲裁裁判所に申し立てを起こしている。これは主に操業期間に関するもので、例えば同コンビナート所属“アストロブノイ-4”(Островной-4)は、2023年3月15日-4月8日まで操業を行なったが、これを2022年8月10日-同年12月31日と記載しサハリン国境警備局に情報を送付、同様事例が7件あった。この通報ミスによる罰金は1件あたり20万ルーブルで、同コンビナートの罰金が800万ルー...色丹島漁業コンビナート“アストロブノイ”所属漁船計40件の操業情報通報ミス北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
便宜置籍船 違法漁業のメカニズム 便宜置籍船問題 道機船連が取り締まり強化を要請 日刊水産経済新聞【札幌】
2024年09月27日日刊水産経済新聞【札幌】[便宜置籍船問題道機船連が取り締まり強化を要請]北海道機船連は2024年9月25日、水産庁北海道漁業調整事務所に対し、ロシア人便宜置籍船の密漁取り締まり・違法設置漁具引き揚げの体制強化と、道機船連所属沖底船の違法設置漁具の処理に対する経済的支援を要請した。道機船連によると、2000年代後半、ロシア排他的経済水域(EEZ)でのカニを中心とした密漁取り締まり強化により、密漁グループは日本EEZにシフト、オホーツク海を中心にロシア人乗組員の便宜置籍船による違法行為が継続的に行われるようになり、日本EEZで違法漁具が増加、同海域の漁場価値が一気に低下した。14年の日ロIUU漁業防止協定発効以降、水産庁など関係機関の取り締まりの効果により、密漁は減少したが、完全な根絶に...便宜置籍船違法漁業のメカニズム便宜置籍船問題道機船連が取り締まり強化を要請日刊水産経済新聞【札幌】
2024年10月期 ロシア水産物輸出関税5.5% 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
2024年09月27日北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[2024年10月期ロシア水産物輸出関税5.5%]ロシア経済発展省は、2024年10月期の水産物製品を含めた輸出関税率を5.5%に設定すると発表した。ロシア政府は、2023年9月21日付決定No.1538により、水産物を含めた広範な商品の輸出関税を、ルーブルとドルの為替レートに連動させて設定、同年10月1日からこれを施行することとした。レートは1ドルあたり95ルーブルを超える時、輸出関税は7%となり、80ルーブル未満の時ゼロとなる。これまで、2023年10月期、11月期が7.0%、同年12月期と年明け2024年1月期5.5%、2月期4.5%と推移、3月期が5.5%と上昇、4月、5月、そして6月期も据え置きの5.5%だったが、7月期に4.5%に引き下...2024年10月期ロシア水産物輸出関税5.5%北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
#96 洋上風力発電と漁業 海外の経験 米国 ME 洋上風力発電は漁業分野を無視している “米国メイン州漁業者は誰が洋上風力に漁場から追い出す権利を与えたのかと憤る”
2024年09月22日北海道機船漁業協同組合連合会内一般社団法人北洋開発協会原口聖二[#96洋上風力発電と漁業海外の経験米国ME洋上風力発電は漁業分野を無視している]“米国メイン州漁業者は誰が洋上風力に漁場から追い出す権利を与えたのかと憤る”日本での先行する欧米の洋上風力発電の漁業分野との共栄、相乗効果等の成功体験は、ほとんどが開発事業者による切り抜き発信で、実際に漁業分野の情報にアクセスしていくと様々な問題が報告されている。世界中の漁業者は共通に、洋上風力発電プロジェクトについて、自らが知らない間に選定地が決まって唐突に説明会が始まり、漁業当局に十分なヒアリングを行うことなく、他の部局が主導する地方自治体の前傾姿勢による拙速な取り組みが行われ、事業開発者から漁業分野の科学的知見を理解しようとしない姿勢を...#96洋上風力発電と漁業海外の経験米国ME洋上風力発電は漁業分野を無視している“米国メイン州漁業者は誰が洋上風力に漁場から追い出す権利を与えたのかと憤る”
#95 洋上風力発電と漁業 海外の経験 加 風力発電計画から主要漁場ジョージズ・バンクを外すことを求める
2024年09月20日北海道機船漁業協同組合連合会内一般社団法人北洋開発協会原口聖二[#95洋上風力発電と漁業海外の経験加風力P計画から主要漁場Gバンクを外すことを求める]日本での先行する欧米の洋上風力発電の漁業分野との共栄、相乗効果等の成功体験は、ほとんどが開発事業者による切り抜き発信で、実際に漁業分野の情報にアクセスしていくと様々な問題が報告されている。世界中の漁業者は共通に、洋上風力発電プロジェクトについて、自らが知らない間に選定地が決まって唐突に説明会が始まり、漁業当局に十分なヒアリングを行うことなく、他の部局が主導する地方自治体の前傾姿勢による拙速な取り組みが行われ、事業開発者から漁業分野の科学的知見を理解しようとしない姿勢を感じていると指摘している。一方、新型コロナウイルスのパンデミックを発端...#95洋上風力発電と漁業海外の経験加風力発電計画から主要漁場ジョージズ・バンクを外すことを求める
第7回ロシア国際漁業フォーラム 本会議“技術革新時代の漁業” 世界市場 再び本格的成長へ リポート 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二(LIVE参加)
2024年09月19日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[第7回ロシア国際漁業フォーラム本会議“技術革新時代の漁業”世界市場再び本格的成長へ]今年2024年9月17日から同19日までの間、サンクトペテルブルグで第7回ロシア国際漁業フォーラムが開催されており、現地時間2024年9月18日、当該フォーラムの本会議“技術革新時代の漁業/未来のテクノロジー”が行われ、報告担当者、原口聖二もヴァーチャルでLIVE参加した。これに登壇した全ロシア漁業者水産物輸出者協会ヴァルペ(ВАРПЭ)会長ズベレフは、世界の水産物市場が再び成長に転じ、主要プレイヤーのロシア漁業が発展するとの見解を示した。現在、世界の水産物市場は本格的な成長の“踊り場”にあり、ここ数年で5%縮小したが、サプライチェーンが1年半から2年で改...第7回ロシア国際漁業フォーラム本会議“技術革新時代の漁業”世界市場再び本格的成長へリポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二(LIVE参加)
第7回ロシア国際漁業フォーラム 本会議“技術革新時代の漁業” 投資目的漁獲割当の成功 リポート 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二(LIVE参加)
2024年09月19日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[第7回ロシア国際漁業フォーラム本会議“技術革新時代の漁業”投資目的漁獲割当の成功]今年2024年9月17日から同19日までの間、サンクトペテルブルグで第7回ロシア国際漁業フォーラムが開催されており、現地時間2024年9月18日、当該フォーラムの本会議“技術革新時代の漁業/未来のテクノロジー”が行われ、報告担当者、原口聖二もヴァーチャルでLIVE参加した。これに登壇したロシア副首相パトルシェフは、産業の近代化、養殖用スモルトや飼料の輸入代替、漁業分野のデジタル化、そして投資目的漁獲割当プログラムの成功等を発表した。ロシアの漁業は順調に発展しており、成功のインデクスとして漁獲量の増加を挙げ、この10年間で漁業生産量が100万トン以上増加、現在...第7回ロシア国際漁業フォーラム本会議“技術革新時代の漁業”投資目的漁獲割当の成功リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二(LIVE参加)
第7回ロシア国際漁業フォーラム 円卓会議“水産物輸出の発展と支援のための措置”中国スケコ市場開拓リポート 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二(LIVE参加))
2024年09月19日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[第7回ロシア国際漁業フォーラム円卓会議“水産物輸出の発展と支援のための措置”中国スケコ市場開拓]今年2024年9月17日から同19日までの間、サンクトペテルブルグで第7回ロシア国際漁業フォーラムが開催されており、現地時間2024年9月17日、当該フォーラムの円卓会議“水産物輸出の発展と支援のための措置”が行われ、報告担当者、原口聖二もヴァーチャルでLIVE参加した。この円卓会議でロシアスケトウダラ漁業者協会会長ブグラクは中国のスケコ市場開拓の支援を求めた。中国のロシア産スケトウダラ市場は変化を起こしており、再加工輸出のためのH&G(ドレス)の需要が徐々に減少し、高次加工製品の供給が増加している。かかる状況下、スケコの輸出供給促進は興味深く...第7回ロシア国際漁業フォーラム円卓会議“水産物輸出の発展と支援のための措置”中国スケコ市場開拓リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二(LIVE参加))
第7回ロシア国際漁業フォーラム ロシア 世界のスケトウダラ漁業のリーダーの立場を強調 リポート 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
2024年09月18日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[第7回ロシア国際漁業フォーラムロシア世界のスケトウダラ漁業のリーダーの立場を強調]2023年9月17日から同19日までの間、サンクトペテルブルグにおいて第7回ロシア国際漁業フォーラムが開催されており、この枠組みの中で、ロシアスケトウダラ漁業者協会は、ロシア漁業が世界のスケトウダラ漁業のリーダーの立場を維持していることを重ねて強調した。今年2024年漁期、ロシア極東海域におけるスケトウダラの生産量は190万トンに達すると見込まれている。一方、スケトウダラ国際市場でも最も競合する米国の今漁期のTACは150万トンの設定となっている。ロシア漁業は現在の世界情勢、制裁措置から国内市場において需要がある製品の生産...第7回ロシア国際漁業フォーラムロシア世界のスケトウダラ漁業のリーダーの立場を強調リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
第7回ロシア国際漁業フォーラム 円卓会議“水産物輸出の発展と支援のための措置” スケトウダラの課題 リポート 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二(LIVE参加)
2024年09月18日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[第7回ロシア国際漁業フォーラム円卓会議“水産物輸出の発展と支援のための措置”スケトウダラの課題]今年2024年9月17日から同19日までの間、サンクトペテルブルグで第7回ロシア国際漁業フォーラムが開催されており、現地時間2024年9月17日、当該フォーラムの円卓会議“水産物輸出の発展と支援のための措置”が行われ、報告担当者、原口聖二もヴァーチャルでLIVE参加した。この中でロシアスケトウダラ漁業者協会会長ブグラクは業界の収益性の低下を指摘した。昨年2023年、ロシアのスケトウダラ業界の純利益率は7.6%で、2019年の28.8%から、この5年間で低下を続けている。主要因は生産コストと外部市場の状況悪化によるもので、これを収益がカヴァーでき...第7回ロシア国際漁業フォーラム円卓会議“水産物輸出の発展と支援のための措置”スケトウダラの課題リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二(LIVE参加)
第7回ロシア国際漁業フォーラム 円卓会議“水産物製品物流” スケトウダラすり身物流費補助提案 リポート 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二(LIVE参加)
2024年09月18日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[第7回ロシア国際漁業フォーラム円卓会議“水産物製品物流”スケトウダラすり身物流費補助提案]今年2024年9月17日から同19日までの間、サンクトペテルブルグで第7回ロシア国際漁業フォーラムが開催されており、現地時間2024年9月17日、当該フォーラムの円卓会議“水産物製品物流”が行われ、報告担当者、原口聖二もヴァーチャルでLIVE参加した。この中でロシア漁業庁経済・投資部門長はスケトウダラ冷凍すり身の供給状況を分析した結果として、当該製品の物流費補助の提案をまとめる可能性があると明らかにした。2021年にはスケトウダラ製品を対象に物流費の補助が行われた経緯があり、業界は、ニシン、マダラ、そしてサケマス等、対象魚種を拡大することを要請してい...第7回ロシア国際漁業フォーラム円卓会議“水産物製品物流”スケトウダラすり身物流費補助提案リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二(LIVE参加)
第7回ロシア国際漁業フォーラム 円卓会議“水産物輸出の発展と支援のための措置”輸出関税への対応 リポート 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二(LIVE参加)
2024年09月18日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[第7回ロシア国際漁業フォーラム円卓会議“水産物輸出の発展と支援のための措置”輸出関税への対応]今年2024年9月17日から同19日までの間、サンクトペテルブルグで第7回ロシア国際漁業フォーラムが開催されており、現地時間2024年9月17日、当該フォーラムの円卓会議“水産物輸出の発展と支援のための措置”が行われ、報告担当者、原口聖二もヴァーチャルでLIVE参加した。この中でロシア漁業庁副長官アンドレイ・ヤコブレフは、スケトウダラのフィレとイワシを輸出関税の対象から除外する計画であり、提案が決定を待っている段階にあることを明らかにした。2024年4月、ロシア大統領プーチンは、ロシア産業企業家同盟(РСПП:日本の経団連に相当)との会合において...第7回ロシア国際漁業フォーラム円卓会議“水産物輸出の発展と支援のための措置”輸出関税への対応リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二(LIVE参加)
ロシア業界 韓国スケトウダラ市場への高次加工製品供給シェア拡大のため関税障壁の撤廃を求める リポート 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
2024年09月16日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア業界韓国スケトウダラ市場への高次加工製品供給シェア拡大のため関税障壁の撤廃を求める]今年2024年1月-7月、韓国の低次加工W/R(ラウンド)・H&G(ドレス)冷凍スケトウダラの輸入は数量が7万3,000トンで前年2023年同期比12.9%、金額は7,375万ドルで17.2%、それぞれ減少した。これらの数量の98.1%をロシアが占め、米国が1.7%、その他が0.2%となった。大手水産グループ企業で組織するロシア漁船船主協会は、ロシアのスケトウダラの輸出額を増やす可能性は、利益率の高い製品のシェアを増やすことだと指摘している。低次加工W/R(ラウンド)・H&G(ドレス)冷凍スケトウダラのほぼ全量がロシアから韓国に輸入されている一方、フ...ロシア業界韓国スケトウダラ市場への高次加工製品供給シェア拡大のため関税障壁の撤廃を求めるリポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
2024年09月12日付“みなと新聞ニュースレター”は、同年漁期、北海道の秋サケ漁の出足が低調で、ロシアのシロザケも振るわないとリポートしている
2024年09月13日北海道機船漁業協同組合連合会内一般社団法人北洋開発協会原口聖二[道秋サケ漁出足低調露シロサケも振るわず]2024年09月12日付“みなと新聞ニュースレター”は、同年漁期、北海道の秋サケ漁の出足が低調で、ロシアのシロザケも振るわないとリポートしている。2024年09月12日【みなと新聞ニュースレター】今月漁期入りした北海道の秋サケ定置網漁は、漁期前の予想通り低調なスタートとなっています。北海道漁連がまとめた9日までの累計水揚量は301トンで前年同期の3割にとどまっています。一方、北海道に隣接するロシアのサハリン州のシロサケ漁獲量も8月末までに4280トンで7割の水準と北洋開発協会(北海道機船漁業協同組合連合会内)がリポートしています。6月に始まったロシアの極東地方太平洋サケ・マス漁は漁...2024年09月12日付“みなと新聞ニュースレター”は、同年漁期、北海道の秋サケ漁の出足が低調で、ロシアのシロザケも振るわないとリポートしている
#94 洋上風力発電と漁業 海外の経験 英国 米国MA沖ブレード事件同社製 DGバンクでも破壊頻発
2024年09月13日北海道機船漁業協同組合連合会内一般社団法人北洋開発協会原口聖二[#94洋上風力発電と漁業海外の経験英国米国MA沖ブレード事件同社製DGバンクでも破壊頻発]日本での先行する欧米の洋上風力発電の漁業分野との共栄、相乗効果等の成功体験は、ほとんどが開発事業者による切り抜き発信で、実際に漁業分野の情報にアクセスしていくと様々な問題が報告されている。世界中の漁業者は共通に、洋上風力発電プロジェクトについて、自らが知らない間に選定地が決まって唐突に説明会が始まり、漁業当局に十分なヒアリングを行うことなく、他の部局が主導する地方自治体の前傾姿勢による拙速な取り組みが行われ、事業開発者から漁業分野の科学的知見を理解しようとしない姿勢を感じていると指摘している。一方、新型コロナウイルスのパンデミックを...#94洋上風力発電と漁業海外の経験英国米国MA沖ブレード事件同社製DGバンクでも破壊頻発
#93 洋上風力発電と漁業 海外の経験 米国 MA沖ブレード破壊 “The New York Times” 新しいクリーン・エネルギー事業が漁業にもたらす危険性に関する最悪の懸念を裏付けた
2024年09月13日北海道機船漁業協同組合連合会内一般社団法人北洋開発協会原口聖二[#93洋上風力発電と漁業海外の経験米国MA沖ブレード破壊漁業者の怒りとコスト高騰が洋上風力発電を遅らせる]“TheNewYorkTimes”“新しいクリーン・エネルギー事業が漁業にもたらす危険性に関する最悪の懸念を裏付けた”“リセットの必要がある”日本での先行する欧米の洋上風力発電の漁業分野との共栄、相乗効果等の成功体験は、ほとんどが開発事業者による切り抜き発信で、実際に漁業分野の情報にアクセスしていくと様々な問題が報告されている。世界中の漁業者は共通に、洋上風力発電プロジェクトについて、自らが知らない間に選定地が決まって唐突に説明会が始まり、漁業当局に十分なヒアリングを行うことなく、他の部局が主導する地方自治体の前傾姿...#93洋上風力発電と漁業海外の経験米国MA沖ブレード破壊“TheNewYorkTimes”新しいクリーン・エネルギー事業が漁業にもたらす危険性に関する最悪の懸念を裏付けた
ロシア科学研究機関 “表層漁業漁期予測2024” あらためてスルメイカの不漁予測を指摘
2024年09月13日北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア科学研究機関“表層漁業漁期予測2024”あらためてスルメイカの不漁予測を指摘]全ロシア海洋漁業研究所ヴニロ太平洋支部チンロは、今般発表した漁業予測“表層漁業漁期予測2024”の中で、今漁期、日本海とクリール列島のEEZへのスルメイカの大規模な接近はないと、あらためて指摘した。この4年間の漁期前のスルメイカの漁獲勧告(ロシアではスルメイカにTAC設定はなく漁獲勧告で管理している)設定は別表のとおりとなっている。ロシア非TAC魚種スルメイカ漁獲勧告(日本EEZまたがり資源)単位:トン年/海域北クリール南クリール東サハリン日本海合計沿海地方西サハリン202190019,251none30,79810,00060,949202290019,251n...ロシア科学研究機関“表層漁業漁期予測2024”あらためてスルメイカの不漁予測を指摘
2024年/2023年漁期 40°N以北-180°E以西沿岸 ロシア・北海道 シロザケ漁獲量比較(9月10日)
2024年09月12日リポート北海道機船漁業協同組合連合会内一般社団法人北洋開発協会原口聖二[2024年/2023年漁期40°N以北-180°E以西沿岸ロシア・北海道シロザケ漁獲量比較(9月10日)]近年、北海道に隣接するサハリン州では太平洋サケマス増殖事業において10億尾内外の稚魚放流を実施しており、その内容を問わなければ、数量的に、双方は、ほぼ、同等の増殖事業を展開していることになる。一般社団法人北洋開発協会(北海道機船漁業協同組合連合会内担当原口聖二)は、2021年漁期から、シロザケの生産において増殖事業に依存度が高い北海道とサハリン州、そして野生の割合が高いその他のロシア極東地方の各沿岸の当該資源漁獲量等の比較を行っている。今年2024年漁期、40°N以北、180°E以西のロシア極東地方沿岸でのシ...2024年/2023年漁期40°N以北-180°E以西沿岸ロシア・北海道シロザケ漁獲量比較(9月10日)
ロシア科学研究機関 NPFCサバ技術作業部会参加者が資源評価について報告 状態空間評価モデル草案を作成 北海道機船漁業協同組合連合会内 一般社団法人北洋開発協会 原口聖二
2024年09月11日北海道機船漁業協同組合連合会内一般社団法人北洋開発協会原口聖二[ロシア科学研究機関NPFCサバ技術作業部会参加者が資源評価について報告]全ロシア海洋漁業研究所ヴニロ太平洋支部チンロの専門家は、先に行われた第9回NPFC(北太平洋漁業委員会)サバ資源評価技術作業部会の概要等について報告を行った。この技術作業部会にはロシア、カナダ、中国、EU、日本、そして米国の専門家が参加した。北西太平洋のサバは、南部日本列島からクリール列島の沿岸沖合まで分布している。近年、当該資源の成魚は餌を求め北東海域への移動が拡大している。今回の技術作業部会では、サバの資源量と予測シナリオが議論された。これは、当該資源の合理的な利用と調整された管理措置の基礎を形成するものとなる。ロシア、中国、そして日本の参加者は...ロシア科学研究機関NPFCサバ技術作業部会参加者が資源評価について報告状態空間評価モデル草案を作成北海道機船漁業協同組合連合会内一般社団法人北洋開発協会原口聖二
BREAKING ロシア漁業庁長官 漁業分野における政府間協定 ロシアの一方的不利益は現時点で検出されていない リポート 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
2024年09月11日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア漁業庁長官漁業分野における政府間協定ロシアの一方的不利益は現時点で検出されていない]ロシア上院は、2024年8月、漁業分野におけるすべての政府間協定について、ロシアにとっての利益の有無の分析を促進するようにロシア農業省と漁業庁に対し勧告した。上院議長ワレンチナ・マトヴィエンコは、この作業の遅れを指摘、「冷静かつ徹底的な検査」を実施するように指示、関係部局が外務省に提案を送付、外務省は調査結果により、国益に反し、非友好国等に一方的な特権を与える条約の破棄案の作成が求められた。この件についてロシア漁業庁長官シェスタコフは、2024年9月3日から同6日までの間、ウラヂオストクにおいて開催された第9回東方経済フォーラムの枠組みの中で、これま...BREAKINGロシア漁業庁長官漁業分野における政府間協定ロシアの一方的不利益は現時点で検出されていないリポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
ロシア漁業 この5年間で高次加工製品輸出2倍に ロシア農業銀行“ロスセルホズバンク”が報告 リポート 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
2024年09月11日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア漁業この5年間で高次加工製品輸出2倍に]ロシア漁業は、この5年間でフィレ、スリミ等の高次加工製品輸出供給量が20万5,000トンから38万9,000トンと、ほぼ2倍に増加させたとロシア農業銀行“ロスセルホズバンク”(Россельхозбанк)が報告した。昨年2023年、ロシアの水産物製品輸出における高次加工製品は、数量で18%、金額で20%を占めた。2018年とのそれぞれの比較では、数量で1.9倍、金額が5億8,000ドルから11億ドルに増加した。現在、加工技術や設備の改善が積極的に行われ、生産ラインにイノベーションが入り、港湾や倉庫、輸送ルートなどの物流インフラが整備されて、政府の支援も行われている。“ロスセルホズバンク”は、...ロシア漁業この5年間で高次加工製品輸出2倍にロシア農業銀行“ロスセルホズバンク”が報告リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
ロシア漁業庁カムチャツカ地方管理局 カニ類漁獲情報(9月8日)“タラバ2,600トン/アブラ5,570トン”生産 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
2024年09月11日北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア漁業庁カムチャツカ地方管理局カニ類漁獲情報(9月8日)]“タラバ2,600トン/アブラ5,570トン”生産今年2024年漁期、ロシア漁業庁北東地域(カムチャツカ地方)管理局掌理海域でのカニ類の漁獲量は、同年9月8日までに1万4,634トンで前年2023年同期を約2,800トン下回っている。各海域の生産量は次のとおりとなっている。西ベーリング海域アブラガニ3,139トンオピリオ1,173トンバルダイ465トン西カムチャツカ海域アブラガニ2,430トンタラバガニ2,446トンイバラガニ285トンオピリオ147トンカムチャツカ・クリール海域バルダイ2,923トンタラバガニ153トンカラギン海域オピリオ703トンバルダイ331トンペトロパブロフスク...ロシア漁業庁カムチャツカ地方管理局カニ類漁獲情報(9月8日)“タラバ2,600トン/アブラ5,570トン”生産北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
ロシア イワシ20万トン突破 極東 サバは依然不振 日刊水産経済新聞
2024年09月11日日刊水産経済新聞ロシアイワシ20万トン突破極東サバは依然不振日刊水産経済新聞
BREAKING 日本EEZ“またがり資源”韓国近海スルメイカ操業2024年度管理期間操業開始 厳しい出足(8月30日) リポート 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
2024年09月10日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[日本EEZ“またがり資源”韓国近海スルメイカ操業2024年度管理期間操業開始厳しい出足(8月30日)]韓国漁船による自国EEZでの2024年度漁期(管理期間2024年7月-2025年6月)のスルメイカの実証試験枠を除くTAC管理漁獲量は、開始から1ケ月、8月30日までに3,400トン、前年度同期比36%と、極めて厳しい出足の報告となっている。2023年度漁期から西南海区中型トロールのTAC実証試験が設定されているが、当該漁獲も報告日までに180トンで前年度同期比40%にとどまっている。大型トロール、西海トロール、そして西南海区中型トロールの操業海域は、東経128度以西の西岸沖合に限定されている。なお、近海網漁船の操業規制に関する情報が少な...BREAKING日本EEZ“またがり資源”韓国近海スルメイカ操業2024年度管理期間操業開始厳しい出足(8月30日)リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
北海道隣接ロシア西サハリン海域TAC3.5万トン ロシアとの経済効果の差「問題」 バイオマスに対する開発率(漁獲割合)の低さが問題を招く 日刊水産経済新聞
北海道隣接ロシア西サハリン海域TAC3.5万トンロシアとの経済効果の差「問題」バイオマスに対する開発率(漁獲割合)の低さが問題を招く日刊水産経済新聞
ロシア漁業発展・地域貢献のために必要となる仕分けされた関連統計 リポート 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
2024年09月07日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア漁業発展・地域貢献のために必要となる仕分けされた関連統計]1992年9月4日、ロシア連邦政府決定No.708により、漁業の民営化が開始された。ロシアにおける漁業分野の民営化後の歴史全体は、“連邦規制当局-地方-漁業”という三角形のバランスを模索する苦難の日々だった。1990年代前半から、約15年間にわたり漁業分野の資産掌握、裁定は主に地方知事の権限が大きく、連邦政府、漁業規制当局は、業界の発展のための一貫した戦略を策定したり、実行したりすることができなかった。この間の問題は、地方自治体による漁業管理が、地方予算制度や社会経済発展に、漁業分野が貢献することが出来ず、当該自治機関がこの分野の利益を享受したことにある。2000年代後半から...ロシア漁業発展・地域貢献のために必要となる仕分けされた関連統計リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
没収されたロシア極東海域カニ漁獲割当再販オークション 三度び不成立
2024年09月07日北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[没収されたロシア極東海域カニ漁獲割当再販オークション三度び不成立]国家によって没収されたロシア極東海域カニ漁獲割当再販オークションが三度び不成立となった。実施予定日は2024年9月6日で、申請受付期限が同年9月4日だったが、やはり応札申請者がなかった。今回、*スタート・プライスは、前回の約22億ルーブルから10%引き下げされていた。この再販オークションは、2024年7月11日、同年8月7日にも実施が予定されたが応札申請がなく、いずれも不成立となっていた。落札者は、向こう15年間の漁獲割当配分を受けると同時に、全長50m以上のカニ漁船の建造プロジェクトの実行が義務付けされている。上場対象資源は、西サハリン海域のズワイガニ(オピリオ)とケガニ、沿海地...没収されたロシア極東海域カニ漁獲割当再販オークション三度び不成立
ロシア科学研究機関 バレンツ海タラバガニ資源調査完了 ”スターリンの赤軍”(Красной армией Сталина:クラスノイ・アルミエイ・スターリナ)
2024年09月07日北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア科学研究機関バレンツ海タラバガニ資源調査完了]全ロシア海洋漁業研究所ヴニロ北極地方支部ピンロは、主にバレンツ海ロシアEEZのタラバガニを対象とした資源調査を完了したことを発表した。調査航海は150のトロール・ステーションと150の海洋観測ポイントを設定し行われ、タラバガニの空間分布の特徴、パターン、サイズ、性別構成、成熟度、繁殖力、外皮の状態、また、そのほか底魚の資源状況、包括的な海洋に関するそれぞれの情報が収集された。バレンツ海のタラバガニは、旧ソ連によって極東海域から移植され、2000年代に定着、繁殖を続けた。この繁殖により、隣接するノルウエーも年間約2,000トンのタラバガニをバレンツ海で漁獲してきた。一方で、2021年、スペイン紙”...ロシア科学研究機関バレンツ海タラバガニ資源調査完了”スターリンの赤軍”(КраснойармиейСталина:クラスノイ・アルミエイ・スターリナ)
第9回東方経済フォーラム ロシア漁業 制裁措置に対応BRICs向け製品輸出拡大に取り組む リポート 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
2024年09月05日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[第9回東方経済フォーラムロシア漁業制裁措置に対応BRICs向け製品輸出拡大に取り組む]2024年9月3日から同6日までの間、ウラヂオストクにおいて第9回東方経済フォーラムが開催されており、この枠組みの中で、ロシア漁業者水産物輸出者協会ヴァルペ会長ズベレフは、水産物製品の輸出供給においてBRICs向けの拡大に取り組むことを表明した。ロシアは漁業生産量において世界5傑、当該製品輸出においても10傑に入っている。ロシアの水産物輸出相手国は80カ国以上で、主な輸入国は中国、日本、韓国、EUとなっている。EUは白身魚の需要が強くスケトウダラやタラ、日本はベニザケと魚卵、アフリカ諸国は太平洋ニシンなどの安価な水産物製品の供給に関心を持ち、それぞれ輸入...第9回東方経済フォーラムロシア漁業制裁措置に対応BRICs向け製品輸出拡大に取り組むリポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
第9回東方経済フォーラム ロシア漁業庁長官 投資目的漁獲割当の貢献を維持する
2024年09月05日北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[第9回東方経済フォーラムロシア漁業庁長官投資目的漁獲割当の貢献を維持する]2024年9月3日から同6日までの間、ウラヂオストクにおいて第9回東方経済フォーラムが開催されており、この枠組みの中で、ロシア漁業庁長官シェスタコフは、投資目的漁獲割当の産業発展への貢献を強調した。シェスタコフはロシア漁業の近代化が進んでおり、これにより漁労、加工の生産性が向上し、安全性と適正な労働条件が確保され、関連産業の発展にも貢献していると報告した。特に、漁船建造、水産複合施設建設等の付帯義務プロジェクトがある投資目的漁獲割当について、世界に類のないプログラムで業界の投資は大きな発展を経験していると語り、高次加工製品の生産量が12%から32.5%に増加して、国内と国外...第9回東方経済フォーラムロシア漁業庁長官投資目的漁獲割当の貢献を維持する
第9回東方経済フォーラム ロシア 世界のスケトウダラ漁業のリーダーの立場を維持する
2024年09月05日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[第9回東方経済フォーラムロシア世界のスケトウダラ漁業のリーダーの立場を維持する]2024年9月3日から同6日までの間、ウラヂオストクにおいて第9回東方経済フォーラムが開催されており、この枠組みの中で、ロシアスケトウダラ漁業者協会は、ロシア漁業が世界のスケトウダラ漁業のリーダーの立場を維持していることを強調した。今年2024年漁期、ロシア極東海域におけるスケトウダラの生産量は既に150万トンを超えている。ロシア漁業は現在の世界情勢、制裁措置から国内市場において需要がある製品の生産にも力を入れており、ともなってフィレを減少させスリミを増産する等生産構造を調整している。現在、ロシア漁船団は、今年2024年漁期も、1月-4月のオホーツク海抱卵スケ...第9回東方経済フォーラムロシア世界のスケトウダラ漁業のリーダーの立場を維持する
ロシア 第9回東方経済フォーラム “漁業分野-極東社会経済発展の原動力” リポート 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
2024年09月05日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア第9回東方経済フォーラム“漁業分野-極東社会経済発展の原動力”]2024年9月3日から同6日までの間、ウラヂオストクにおいて第9回東方経済フォーラムが開催されており、漁業分野のビジネス・プログラム、“漁業分野-極東社会経済発展の原動力”(Рыбнаяотрасль–драйверсоциально-экономическогоразвитияДальнегоВостока)が設定され、ロシア漁業庁長官シェスタコフが登壇、報告担当者:原口聖二はこれをモニターした。ロシア極東漁業はこの10年間で50%増加している。この中にあってシェスタコフは、漁業分野の発展は加速しており、効果拡大のため関連産業が当該分野に追いつくことが必要で、特に、遅...ロシア第9回東方経済フォーラム“漁業分野-極東社会経済発展の原動力”リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
2024年8月末 ロシア太平洋サケマス主要魚種漁獲量 対2022年・2023年同期比較 北海道機船漁業協同組合連合会内 一般社団法人北洋開発協会 原口聖二
2024年09月04日北海道機船漁業協同組合連合会内一般社団法人北洋開発協会原口聖二[2024年8月末ロシア太平洋サケマス主要魚種漁獲量対2022年・2023年同期比較]北海道機船漁業協同組合連合会内、一般社団法人北洋開発協会(担当:原口聖二)は、この15年間にわたり、北海道の太平洋サケマス漁業との連動性、相互性、そして海洋ダイナミズムを知るために、ロシア漁業者による当該操業の漁獲情報のモニタリングを継続している。今年2024年漁期、ロシア漁業者によって同年8月末までに20万9,330トンの太平洋サケマスが漁獲された。これは豊漁年とされる前年2023年同期比36.9%、不漁年とされる直近偶数年2022年同期比92.2%となっている。今漁期8月末報告日までの漁獲量の主要魚種別内訳は、カラフトマスが13万5,...2024年8月末ロシア太平洋サケマス主要魚種漁獲量対2022年・2023年同期比較北海道機船漁業協同組合連合会内一般社団法人北洋開発協会原口聖二
グループ企業”ルスキー・クラブ”(「ロシアのカニ」)の代表が交代 ユリア・ユロワ(Юлия Юрова)からセルゲイ・ゴリャチョフ(Сергей Горячев)に
2024年09月04日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[グループ企業”ルスキー・クラブ”(「ロシアのカニ」)の代表が交代]スケトウダラを年間30万トン以上生産するロシア漁業最大手“”ルスカヤ・ルイボァプロムシェレンナヤ・カンパニヤ”(「ロシア漁業会社」)の系列グループ企業”ルスキー・クラブ”(「ロシアのカニ」)の代表が、昨日2024年9月3日付でユリア・ユロワ(ЮлияЮрова)からセルゲイ・ゴリャチョフ(СергейГорячев)に交代となった。ゴリャチョフは、農業分野、特に砂糖を中核とする輸出志向型大手企業“ルスアグロ”(Русагро)で指導的地位に就いた豊富な経験を持っている。ユロワは、副代表として引き続き同グループ企業にとどまることになる。同グループ企業は、2019年、子会社を通...グループ企業”ルスキー・クラブ”(「ロシアのカニ」)の代表が交代ユリア・ユロワ(ЮлияЮрова)からセルゲイ・ゴリャチョフ(СергейГорячев)に
ロシア漁業庁カムチャツカ地方管理局 カニ類漁獲情報(9月1日) 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
2024年09月04日北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア漁業庁カムチャツカ地方管理局カニ類漁獲情報(9月1日)]今年2024年漁期、ロシア漁業庁北東地域(カムチャツカ地方)管理局掌理海域でのカニ類の漁獲量は、同年9月1日までに1万3,190トンで前年2023年同期を2,302トン下回っている。各海域の生産量は次のとおりとなっている。西ベーリング海域アブラガニ3,123トンオピリオ1,173トンバルダイ465トン西カムチャツカ海域アブラガニ2,430トンタラバガニ1,171トンイバラガニ285トンオピリオ147トンカムチャツカ・クリール海域バルダイ2,923トンカラギン海域オピリオ703トンバルダイ331トンペトロパブロフスク・コマンドル海域バルダイ439トンロシア漁業庁カムチャツカ地方管理局カニ類漁獲情報(9月1日)北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
ロシア 漁船衛星通信システム 新たな技術制御装置の装備命令が発効する(2024年9月1日) リポート 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
2024年09月03日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア漁船衛星通信システム新たな技術制御装置の装備命令が発効する(2024年9月1日)]ロシア農業省は、一連の制裁措置に関連し、漁業監視通信に使用されてきた外国の衛星システムである“インマルサット”の利用禁止等を目的に、2024年9月1日、新たな技術制御装置の装備命令を発効させた。これにより、国産の通信システム“ゴネッツ”(Гонец:飛脚:メッセンジャー)ステーション、船舶自動識別システム(AIS)、船主の希望によっては、ロシアの衛星コンステレーションの“ヤマル”(Ямал)または“エクスプレス”(Экспресс)経由で船舶位置を送信するための衛星ルーター付きVSAT(VerySmallApertureTerminal)端末の使用が必...ロシア漁船衛星通信システム新たな技術制御装置の装備命令が発効する(2024年9月1日)リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
ロシア 漁獲割当・漁場配分オークションの実施規則が更新される リポート 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
2024年09月02日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア漁獲割当・漁場配分オークションの実施規則が更新される]ロシア政府は2024年8月31日付No.1206により、水棲生物資源の漁獲割当・漁場配分オークションの実施規則を更新、同年翌9月1日、これが発効した。当該オークションは電子媒体により、次の場合に実施されることになる。(漁獲割当)①資源利用契約の終了(含む強制終了)時。②新たな漁業の発生時。③漁業制限の解除、あるいは漁獲割当にかかる既存協定がない時。(漁場配分)①太平洋サケマスなど遡河性魚種を漁獲する定置網漁場利用にかかる投資等、貢献義務調整目的。ロシア漁獲割当・漁場配分オークションの実施規則が更新されるリポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
アイルランド漁業界 自国政府とEUが共謀し産業を追い込んでいると批判
2024年09月01日北海道機船漁業協同組合連合会内一般社団法人北洋開発協会原口聖二[アイランド漁業界自国政府とEUが共謀し産業を追い込んでいると批判]アイルランド漁業界は、自国政府とEUが共謀し同業界を追い込んでいると批判、不信感を表明している。アイルランド漁業・水産物連盟(IrishFishing&SeafoodAlliance:IFSA)代表コルマック・ブァルク(CormacBurke)は、現在、夏季休暇を楽しんでいる権力者たちは、直面している厳しい困難について、少しでも考えているだろうかと語り、このセクターが奈落の底に沈んでいると言及、同国の漁獲割当量が毎年縮小し、アイルランドの漁船の減船が続き、一方で、EU漁船団の漁獲割当は増加していると指摘した。コルマック・ブァルクは、アイルランドの漁業が、E...アイルランド漁業界自国政府とEUが共謀し産業を追い込んでいると批判
「ブログリーダー」を活用して、北海道機船漁業協同組合連合会さんをフォローしませんか?
2025年04月18日北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[トランプ2.0ロシア産水産物禁輸措置を1年間延長ロシア大統領府想定の範囲内]米国トランプ政権は2025年4月10日付官報において、ウクライナ問題の制裁パッケージとしてのロシア産水産物禁輸措置の継続を発表した。米国は、2022年7月、ロシアからの水産物製品の輸入を全面禁止し、更に2023年12月には、第3国が加工した製品についても、ロシア原産水産物の輸入を禁止する追加制裁措置をとっている。この大統領令は、米国の国際緊急経済権限法に基づき毎年更新する必要がある。当該パッケージについて官報は、ロシアの活動が”米国とその同盟国・パートナー国の自由で公正な民主的な選挙と民主的制度の実施を損なう”などを継続中の理由として指摘している。2025年3月24日、サ...トランプ2.0ロシア産水産物禁輸措置を1年間延長ロシア大統領府想定の範囲内
2025年04月17日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア投資目的漁獲割当対象期間5年延長法案撤回へ]2025年4月初め、ロシアの投資目的漁獲割当(”投資クオータ”+カニ漁獲割当オークション)の対象期間を15年間から5年間延長、20年間とする法案を上院議員数名が下院に提出したが、今般、これを撤回したことが分かった。この法案について同院農業問題委員会委員会長ウラヂミル・カシンも懸念を表明していた。カシンは、輸出志向部門に対する優遇措置の問題には深い正当性等が必要だと言及していた。提案された変更は、漁業者を不平等な状況に置き、輸出志向の資源利用者を保護することを目的としているとした上で、義務付けされた漁船建造プロジェクトへのアプローチが効果的でないことを考慮する必要があると指摘していた。また、...BREAKINGロシア投資目的漁獲割当対象期間5年延長法案撤回へリポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
ロシアオホーツク海スケトウダラ終漁終盤加速前年比2%増84万トン(株式会社水産経済新聞社様著作権許諾番号R07-1023)
2025年04月17日北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシアロット・パッケージ変更深海カニ投資目的漁獲割当オークション5回目設定]ロシア極東海域の深海カニのベニズワイガニとトゲズワイガニについては採算性の低さが指摘され、漁獲割当オークションの不成立が続き、投資目的漁獲割当からこれを除外する法案も検討されてきた。一方でロシア漁業庁は、ロット・パッケージの構成を変え、昨年2024年秋から当該オークションの実施を試み続けているが、先に、第4回目も応札者がなく不成立に終わった。これを受け、ロシア漁業庁は、今般、スタート・プライスを10億5,100ルーブルまで引き下げ、第5回目を2025年5月20日に実施すると発表した。参加申請受付期限は同年5月12日までとなっている。第1回目の設定が2024年11月28日、...ロシアロット・パッケージ変更深海カニ投資目的漁獲割当オークション5回目設定
2025年04月17日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア”北西漁業コンソーシアム”系列ズワイガニ資源利用契約解除請求審理1回目は5月22日]ロシア漁業庁は、2019年に実施された、投資目的漁獲割当第1弾カニ漁獲割当オークションの落札者2社との資源利用解除請求を今年2025年3月初旬にモスクワ仲裁裁判所へ提出、これが受理されている。被告は、14の漁業会社によって年間1万トンのタラバガニと7,100トンのズワイガニ(オピリオ)、そして4万5,000トンの魚類等を生産するロシア”北西漁業コンソーシアムSZRK”(Северо-ЗападныйРыбопромышленныйКонсорциум”СЗРК”)傘下ムルマンスクの”アルファ・トレイド”(АльфаТрейд)社と”エタ・トレイド”(...ロシア”北西漁業コンソーシアム”系列ズワイガニ資源利用契約解除請求審理1回目は5月22日
ロシアオホーツク海スケトウダラAシーズン3%増で終漁
2025年04月15日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア漁業はスケトウダラすり身生産供給を着実に発展させるカニカマが完全国産化]今年2025年漁期、同年1月1日から始まったロシア漁業にとって最も重要なオホーツク海春季抱卵スケトウダラ操業“Aシーズン”が同年4月10日をもって完了、当該操業による漁獲量は84万6,100トンに達し、前年となる2024年同期を2.5%上回った。今漁期、報告日となる同年4月10日までの極東海域全体のスケトウダラの漁獲量はTAC約240万トンに対して105万8,000トンとなっている。当該期間の洋上でのスケトウダラのすり身製品出来高は、約4万1,400トンに達し、前年2024年同期を36%から37%上回った。昨年2024年、ロシア漁業のすり身生産量は7万800トン...BREAKINGロシア漁業はスケトウダラすり身生産供給を着実に発展させるカニカマが完全国産化リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
ロシア漁業庁漁業生産高2025年目標500万トン日刊水産経済新聞(株式会社水産経済新聞社様著作権許諾番号R07-1022)
2025年04月10日ユーザー各位拝啓時下ますますご隆昌のこととお慶び申し上げます。日頃は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。さて、ロシア漁業庁長官シェスタコフは、“漁業と水棲生物資源保全に関する連邦法”採択20年を記念し、”漁業分野発展のための立法支援”と題し講演を行い、ロシア漁業の高次加工による付加価値産業化の進捗を国会で報告しました。シェスタコフは、2016年に更新された“漁業と水棲生物資源保全に関する連邦法”に、漁船団の更新、水産加工場建設等を義務付け付帯プロジェクトとする投資目的漁獲割当(“投資クオータ”+カニ漁獲割当オークション)の実施が盛り込まれた点を指摘、これら第1弾、第2弾の進捗を報告すると同時に、高付加価値製品生産が15%から32.5%に増加しており、2030年までには、当該シ...ロシア漁業ニュースヘッドライン2025年04月http://kisenren.com
タラの高騰で英国民食フィッシュ&チップス影響日刊みなと新聞
2025年04月09日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア投資目的漁獲割当対象期間5年延長法案下院関連委員会委員長が懸念を表明]先に、ロシアの投資目的漁獲割当(”投資クオータ”+カニ漁獲割当オークション)の対象期間を15年間から5年間延長、20年間とする法案が下院に提出されたが、同院農業問題委員会委員会長ウラヂミル・カシンが懸念を表明している。カシンは、輸出志向部門に対する優遇措置の問題には深い正当性等が必要だと言及している。提案された変更は、漁業者を不平等な状況に置き、輸出志向の資源利用者を保護することを目的としているとした上で、義務付けされた漁船建造プロジェクトへのアプローチが効果的でないことを考慮する必要があると指摘している。また、義務付けされた漁船建造プロジェクトを未履行のまま、漁...ロシア投資目的漁獲割当対象期間5年延長法案下院関連委員会委員長が懸念を表明リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
2025年04月09日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[2024年ロシア漁業総括レヴューロシア漁業庁幹部会合拡大会議]ロシア漁業庁幹部会合拡大会議で、今般、昨年2024年のロシア漁業の総括レヴューが行われた。昨年2024年、ロシア漁業は490万トンの水棲生物資源を生産した。登壇したロシア副首相パトルシェフは、水棲生物資源の生産に関して、前年2023年比において8%減少したが、これは、太平洋サケマスの減少が大きく、一方で、スケトウダラやニシンが増加し、イワシについては、ソ連崩壊後において最高を記録したと基調報告した。ロシア漁業庁長官シェスタコフは、今年2025年、再び500万トンを達成するため、全ロシア海洋漁業研究所ヴニロと協力し、漁獲勧告の精度を上げ、漁業組織の編成について徹底的な分析を行う必...BREAKING2024年ロシア漁業総括レヴューロシア漁業庁幹部会合拡大会議
2025年04月08日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ポスト英国EU離脱英国“金曜の夜”のご馳走フィッシュ&チップス高騰“FridayNightFantasy”Again]EUは2024年から2026年の新たな自主関税割当(ATQ)制度から、ロシア産の主要なスケトウダラ等の白身魚を含め水産物製品を除外、輸入免税はなくなり、13.7%の標準関税が設定され、さらに、第3国が加工した製品についてもこれが対象になった。英国は、2022年7月、ロシア産白身魚の輸入関税を引き上げ、35%を設定した。欧州の水産加工・冷凍食品業界は、白身魚原料の値上がりにより窮地に追い込まれている。英国一般紙は、これらに、北海でのタラとハドック(コダラ)漁獲割当の削減が加わり、外食・中食フィッシュ&チップ業界が提供価格に転...ポスト英国EU離脱英国“金曜の夜”のご馳走フィッシュ&チップス高騰“FridayNightFantasy”Againリポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
2025年04月08日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア何度も繰り返す“ビルジャ”での水産物取引法案論議]ロシア独占禁止庁が、何度も頓挫している水産物製品の一部を“ビルジャ”(Биржа:商品取引所)を介して流通させることを義務化する法案を、再び用意していると報じられている。流通過程における価格形成の透明化、消費者保護を大義としている。過去、ロシア財務省が提出した当該法案には、スケトウダラ、ニシン、マダラ、カラフトマス、シロザケ、ベニザケ等の冷凍原魚、フィレ等の製品等を対象に全体の25%を、“ビルジャ”でのオークションで販売することの義務付けすること等が盛り込まれていた。一方で、業界は、“ビルジャ”での取引が魅力的であれば、義務付けしなくても、経済原理に基づきこれを利用すると指摘、強く反...ロシア何度も繰り返す“ビルジャ”での水産物取引法案論議リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
2025年04月07日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア投資目的漁獲割当付帯義務プロジェクト完了期限当初の6年から2倍の12年以内へ]ロシア政府は、投資目的漁獲割当(”投資クオータ”+カニ漁獲割当オークション)に付帯して義務付けされている漁船建造、陸上水産加工場建設等のプロジェクトの完了期限を12年以内まで延長する決定を行った。一方、この延長には、投資プロジェクト選定のための省庁間委員会の決定が必要で、同委員会に対し、産業貿易省からの正当性を認める情報の提供が求められることになる。また、当該漁獲割当の利用者は、プロジェクトの実施に対する担保を提供しなければならない。ロシア政府は、2022年5月、完了期限を当初の6年から8年以内に延長していた経緯があり、これとの比較において2倍の期間設定に...BREAKINGロシア投資目的漁獲割当付帯義務プロジェクト完了期限当初の6年から2倍の12年以内へ
2025年04月06日北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア上院深海ガニ資源利用への効果的アプローチを規制当局に求める]ロシア上院関連委員会は、投資目的漁獲割当にカテゴライズされ、オークションが繰り返されているものの、資源利用契約に至っていない極東海域の深海ガニへの有効なアプローチを検討するように求めた。ロシア極東海域の深海カニのベニズワイガニとトゲズワイガニについては採算性の低さが指摘され、漁獲割当オークションの不成立が続いている。当該漁獲割当は、投資目的漁獲割当第1弾の枠組みにあり、オークションの落札者には全長50m以上のカニ漁船の建造が義務付けされることになっている。現在、上場の設定は、日本海ベニズワイガニとオホーツク海トゲズワイガニの漁獲可能量の50%x2ロットとなっている。以前、継続して上...ロシア上院深海ガニ資源利用への効果的アプローチを規制当局に求める
2025年04月06日北海道機船漁業協同組合連合会内一般社団法人北洋開発協会原口聖二[トランプ2.0急減速が危惧される日本の対米ホタテ輸出]昨年2024年、米国のホタテの輸入量は大幅に増加した。輸入量が米国の生産量(むき身換算)を上回ったのは4年連続となった。米国の自国生産量(むき身換算)は2023年の1万トンから、昨年2024年には6,700トンに減少している。昨年2024年、米国市場へのホタテの総供給量において、記録上初めて、日本からの輸入(殻なし製品5,389トン)が米国国産(輸出を除く)より多くなった。日本が第1位となり、米国、中国、カナダがそれに続いた。米国からのホタテの輸出は、ドル高と生産の減少により国内にとどまる数量が増えたため、低水準にとどまっている。今年2025年の米国の輸入量は、トラン...トランプ2.0急減速が危惧される日本の対米ホタテ輸出北海道機船漁業協同組合連合会内一般社団法人北洋開発協会原口聖二
2024年06月22日北海道機船漁業協同組合連合会内一般社団法人北洋開発協会原口聖二[2024年北海道隣接サハリン州太平洋サケマス人工孵化稚魚放流概況(6月17日)]ロシア漁業庁サハリン・クリール地域管理局は、今年2024年の北海道隣接サハリン州太平洋サケマス人工孵化稚魚放流の概況を発表した。今年2024年、サハリン州では、78施設が太平洋サケマス稚魚放流事業を展開している。稚魚放流は、同年5月20日から開始され、6月18日までにシロザケ7億1,141万3,769尾、カラフトマス1億2,421万5,882尾、計8億3,562万9,651尾が放流された。増殖事業(河川)放流実績対計画比、放流養殖事業(内水面)等は別表のとおりとなっている。なお、当該放流は同年7月末まで継続される予定となっている。2024年北...2024年北海道隣接サハリン州太平洋サケマス人工孵化稚魚放流実績(6月17日)
2024年06月21日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア国内のスケトウダラH&G卸売価格推移(2024年6月6日)]100ルーブル/kgへ一気に上昇2024年6月6日H&G(25cmアップ)卸売価格(ウラヂオストク倉庫前)100ルーブル/kgへ一気に上昇近年、世界のスケトウダラ生産量は350万トンで、ロシアが180万トン-190万トン、米国が昨年2022年の約3割減を除き150万トンを占めている。スケトウダラ生産において、ロシアは洋上でH&G(ドレス)を生産し中国へ輸出、中国が陸上でフィレ加工してEUへ再輸出、米国は日本へすり身として輸出することを、それぞれ仕向けの主流としてきたものの、ロシアについては、新型コロナウイルス(CV19)拡散防止対策による中国の冷凍水産物輸入制限により、当該...ロシア国内のスケトウダラH&G卸売価格推移(2024年6月6日)100ルーブル/kgへ一気に上昇リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
2024年06月21日北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア農業大臣遠方漁場操業対象燃料費補助復活案作成を指示]ロシア農業大臣アクサナ・ルートは、ロシア漁業庁に対し、遠方漁場操業対象燃料費補助の復活案作成を指示した。ロシア内閣は、今年2024年2月、公海、外国水域等、遠方漁場で操業を行うことを条件とした燃料費の補助金支払いに関する命令を無効とする決議を行った経緯がある。対象となっていた補助金は、2021年夏に決定された漁業支援策で、公海、外国水域等、遠方漁場で操業を行うことを条件に燃料費の30%を補償することを規定した命令に基づくもので、補助金の10倍金額相当の製品を国内市場と海外市場へ供給することが義務付けされていた。一方、既に、この補助金の支払いは2022年に停止され、2023年8月には打ち切り...ロシア農業大臣遠方漁場操業対象燃料費補助復活案作成を指示北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
ノルウエー漁業協会ズワイガニ許可更新に懸念表明日刊みなと新聞
2024年06月18日北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ノルウエー来年2025年1月1日ズワイガニ漁業許可一斉更新参加制限陸上産業供給漁獲割当導入]ノルウエー貿易産業水産省は来年2025年1月1日、ズワイガニ漁業許可の一斉更新を行い、参加条件を変更すると、2024年5月下旬に発表した。既存のすべての許可の取り消しとなり、新たな条件に基づく許可申請が必要となる。ノルウエー漁業海洋大臣マリアンヌ・シベルトセン・ネスは、ズワイガニ漁業の収益性確保のため、より厳格な参加制限が必要だと指摘、着業者が少なければ、漁業効率が高まると言及した。来年2025年から、ズワイガニのTACの10%が活製品出荷のために確保されることも決定された。これは、新たにズワイガニ操業許可を取得した漁船が、陸上産業との協定締結を条件に漁獲...ノルウエー来年2025年1月1日ズワイガニ漁業許可一斉更新参加制限陸上産業供給漁獲割当導入北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
2024年06月16日北海道機船漁業協同組合連合会内一般社団法人北洋開発協会原口聖二[ポスト英国EU離脱アイルランド漁業・水産加工業5団体団結してEU改革を求める]アイルランドの漁業・水産加工業5団体の代表者がダブリンに集まり、団結して英国離脱後のEU改革を求めるための初の作業会合を行った。キリーベグズ・漁業者機構(KillybegsFisherman’sOrganisation:KFO)、アイルランド漁業生産者機構(IrishFishProducersOrganisation:IFPO)、アイルランド南部・西部漁業生産者機構(IrishSouth&WestFishProducersOrganisation:IS&WPO、アイルランド南部・東部漁業生産者機構(IrishSouth&EastFishProd...ポスト英国EU離脱アイルランド漁業・水産加工業5団体団結してEU改革を求める
2024年06月16日北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア科学研究機関国後島沿岸水棲生物資源調査]全ロシア海洋漁業研究所ヴニロ・サハリン支部サフニロは、2024年5月-6月、国後島沿岸で小型定置網を利用し、水棲生物資源調査を実施した。漁獲物の情報収集作業は、水産加工場”ユジノクリリスキー・ルイブコンビナート”(Южно-Курильскийрыбокомбинат)で行われた。2,605個体のサンプルが収集され、漁獲物の構成ではコマイが60%を占め最大となった。各漁獲物のサイズ構成は長期的な平均値であり、急激な変化は観察されず、調査地域の資源の安定した状態が示されている。ロシア科学研究機関国後島沿岸水棲生物資源調査漁獲物コマイが支配的
2024年06月16日北海道機船漁業協同組合連合会内一般社団法人北洋開発協会原口聖二[#83洋上風力発電と漁業海外の経験米国トランプは洋上風力を軽蔑している鳥とクジラを殺す]日本での先行する欧米の洋上風力発電の漁業分野との共栄、相乗効果等の成功体験は、ほとんどが開発事業者による切り抜き発信で、実際に漁業分野の情報にアクセスしていくと様々な問題が報告されている。世界中の漁業者は共通に、洋上風力発電プロジェクトについて、自らが知らない間に選定地が決まって唐突に説明会が始まり、漁業当局に十分なヒアリングを行うことなく、他の部局が主導する地方自治体の前傾姿勢による拙速な取り組みが行われ、事業開発者から漁業分野の科学的知見を理解しようとしない姿勢を感じていると指摘している。一方、新型コロナウイルスのパンデミックを発...#83洋上風力発電と漁業海外の経験米国トランプは洋上風力を軽蔑している鳥とクジラを殺す
2024年06月14日北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシアカニ大手“アンテイ”アリババ・グループのリテイル売場フェースを確保カナダ産上回る評価]ロシアのカニ大手グループ“アンテイ”(Антей)は、中国アリババ・グループのリテイル“HemaFresh”(盒馬鮮生)の売場フェースを確保した。製品は自社ブランドの冷凍ズワイガニ(オピリオ)で、中国リテイルへの参入は初めてとなる。2024年5月、最初のロットが上海、深圳、広州の“HemaFresh”のフェースに並んだ。“HemaFresh”は中国全土に350以上の店舗を展開しており、将来的には当該3地域以外にも“アンテイ”の製品が供給される予定となっている。“アンテイ”代表イワン・ノビコフは、“HemaFresh”へのプレゼンテーションにおいて、自社ロシ...ロシアカニ大手“アンテイ”アリババ・グループのリテイル売場フェースを確保カナダ産上回る評価
2024年06月13日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシアスケトウダラ業界中国HoReCa市場の白身魚需要により供給の安定化を展望]ロシアのスケトウダラ業界は、中国向け製品について、これまでのEU等向け再輸出用加工原料の供給ばかりでなく、同国HoReCa市場の白身魚需要による供給の安定化を展望している。中国の白身魚加工業者や世界中のパンガシウスやその他の安価な魚の供給業者は、ケータリング施設や電子商取引サービスを含め、中国HoReCa市場の拡大で白身魚製品の需要が増加していると認識している。中国の外食業界は、大衆的な魚料理レストランの人気が高まっており、海鮮料理を提供する外食チェーンの展開が活発になっていると評価している。中国は世界最大の水産物消費国であり、ロシアの水産物輸出の最も重要な目...ロシアスケトウダラ業界中国HoReCa市場の白身魚需要により供給の安定化を展望
2024年06月10日ユーザー各位拝啓時下ますますご隆昌のこととお慶び申し上げます。日頃は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。さて、ロシア大統領プーチンは、2024年5月7日、“2030年までと2036年までの国家発展目標”を概説して、漁業分野の課題設定を行い、これに基づきロシア政府が、同年9月1日までに既存の国家プロジェクトを調整し、新しいプロジェクトを開発すること、また、当該発展目標を達成するための戦略的統一計画を策定、大統領傘下評議会に提出することを求めました。さらに、漁業分野の輸出機会と経済的利益を発展させるには、数量を増やして新たな市場を開拓するだけでなく、引き続き付加価値の高い製品の供給を増加させる必要があることを指摘しました。今月号においては、これらのロシア漁業の政策の動向に関する直...ロシア漁業ニュースヘッドライン2024年06月http://kisenren.com
2024年06月10日北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア中国を漁業分野における真の戦略的パートナーと評価する]ロシア漁業庁副長官ソコロフは、先にサンクトペテルブルグで開催されたロシア国際経済フォーラムにおいて、中国が漁業分野における真の戦略的パートナーだと語った。現在、ロシア産水産物の輸出において中国向けが50%以上を占め、昨年2023年は約130万トン、約30億ドル相当に達し、数量ベースで前年2022年を33%上回った。ロシアと中国の漁業協力は貿易以外でも発展している。南極の海洋生物資源の保存に関する委員会(CCAMLR)やWTOなどの国際機関レヴェルでも共通の取り組みが行われている。ソコロフは、特に商業養殖の分野における国家間の協力に大きな展望があることを指摘した。ロシアでは、この養殖漁業が...ロシア中国を漁業分野における真の戦略的パートナーと評価する北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
2024年06月10日北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア漁業庁長官中国向けカニ製品等輸出伸張を報告]ロシア漁業庁長官シェスタコフは、今年2024年1月-5月、同庁沿海地方管理局の輸出証明手続きによって中国に対し1万4,031トンのカニ製品が供給され、前年2023年同期を10.2%上回ったと発表した。先にサンクトペテルブルグで開催されたロシア国際経済フォーラムにおいてシェスタコフは、中国への水産物輸出の伸張を報告した。現在、ロシア産水産物の輸出において中国向けが50%以上を占め、昨年2023年は約130万トン、約30億ドル相当に達し、数量ベースで前年2022年を33%上回った。制裁措置による米国市場の封鎖により、カニについては北部地方(バレンツ海)からの中国市場向けボイル製品の商流・物流が構築され...ロシア漁業庁長官中国向けカニ製品等輸出伸張を報告北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
2024年06月09日北海道機船漁業協同組合連合会内一般社団法人北洋開発協会原口聖二[ロシア政府一部紛争地帯アゾフ・黒海地域の漁業支援10億ルーブルを用意]ロシア首相ミシュスチンは、2024年6月5日、政府として、紛争地帯が含まれるアゾフ・黒海地域、クリミア、ヘルソン、ザポリージャ、ドネツク、ロストフ、そしてクラスノダールの漁業分野に3年間で最大10億ルーブルの支援を用意すると発表した。当該支援により、漁業会社は、従業員への給与支払、年金、医療、社会保険料の費用の一部負担が軽減されることになる。補償額は過去3年間の漁業・海面養殖の年間平均生産額の20%相当で、一方で漁業会社は前年比少なくとも80%の従業員雇用を維持することが条件となる。ロシア政府一部紛争地帯アゾフ・黒海地域の漁業支援10億ルーブルを用意
2024年06月04日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア水産物為替レート連動輸出関税撤廃法案が下院へ提出される代替法人引上げ]ロシア政府は、水産物の為替レート連動輸出関税撤廃と、代替として法人税(所得税)を25%引上げする法案を、今般、下院に提出した。ロシア大統領プーチンは、2024年4月末、ロシア産業企業家同盟(РСПП:日本の経団連に相当)との会合において、全ロシア漁業者水産物輸出者協会ヴァルペ(ВАРПЭ)会長ズベレフが、スケトウダラ、マダラ、そしてカニ製品の輸出関税の撤廃を求めたことに対し、これを支持して、関係省庁に検討を指示すると表明していた。提出された案は、早ければ今春、2024年春の国会で採択される可能性があり、施行を2025年1月1日としている。ロシア政府は、2023年9...ロシア水産物為替レート連動輸出関税撤廃法案が下院へ提出される代替法人引上げ
2024年05月30日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[欧州水産加工食品業界自国制裁のロシア産白身魚輸入高関税設定に苦しむ]EUは、2024年から2026年の新たな自主関税割当(ATQ)制度から、ロシア産の主要なスケトウダラ等の白身魚を含め水産物製品を除外、輸入免税はなくなり、13.7%の標準関税が設定され、さらに、第3国が加工した製品についてもこれが対象になった。また、英国は、2022年7月、ロシア産白身魚の輸入関税を引き上げ、35%を設定し、現在、第3国が加工した製品についてもこれを対象とする検討が開始されている。欧州水産加工食品業界は、これらのロシアへの自国制裁措置によりタラ等の白身魚の調達に苦しんでおり、大西洋タラの漁獲量減少がこれに拍車をかけている。昨年2023年にEUは計28万4,...欧州水産加工食品業界自国制裁のロシア産白身魚輸入高関税設定に苦しむリポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
2024年05月30日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア大統領漁業法の新たな改正に署名国際条約海域での自国漁業規制を明確化]ロシア大統領プーチンは、今般、漁業と水棲生物資源の保全に関する連邦法(漁業法)の新たな改正に署名した。これには、ロシアEEZ外の国際条約海域でのロシア漁業への規制の明確化が盛り込まれており、国家間の合意がない場合、ロシア政府が、対象水棲生物資源の許容漁獲量を設定する権限を有することになり、国際海域での安定した漁業活動に貢献することになる。また、このほか、今次改正では、アゾフ・黒海における操業日誌等の報告手続きの電子媒体化の猶予期間の延長等が加えられている。ロシア大統領漁業法の新たな改正に署名国際条約海域での自国漁業規制を明確化リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
2024年05月29日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア財務省水産物を含めた為替レート連動輸出関税撤廃の代替として所得税の引上げを提案]ロシア財務省は、水産物を含めた為替レート連動輸出関税撤廃の代替として所得税の引上げ案を、今般、政府に提出した。ロシア大統領プーチンは、2024年4月末、ロシア産業企業家同盟(РСПП:日本の経団連に相当)との会合において、全ロシア漁業者水産物輸出者協会ヴァルペ(ВАРПЭ)会長ズベレフが、スケトウダラ、マダラ、そしてカニ製品の輸出関税の撤廃を求めたことに対し、これを支持して、関係省庁に検討を指示すると表明していた。提出された案は、早ければ今春、2024年春の国会でも審議される可能性がある。ロシア政府は、2023年9月21日付決定No.1538により、水産...BREAKINGロシア財務省水産物を含めた為替レート連動輸出関税撤廃の代替として所得税の引上げを提案リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二
2024年05月28日北海道機船漁業協同組合連合会一般社団法人北洋開発協会原口聖二[日本で資源管理“優等生”と評されるノルウエー漁業EUから“最悪の違反国”と批判を浴びている事実]日本の一部の識者とされるグループにおいて、資源管理の優等生と評されるノルウエー漁業は、実際には最悪の違反国だと批判を浴びている事実が存在している。北東大西洋沿岸各国は、共同管理魚種のTACに合意しているが、サバ、ニシン、そしてブルーホワイティングの国別割当は妥結に至っていない。これは、合意された年間漁獲量の合計がしばしば大幅に超過していることを意味しており、ノルウエーとフェロー諸島がEUから最悪の違反国だと批判を浴びている。EU、ノルウエー、フェロー諸島は2014年から2020年までサバの漁獲割当に合意していたが、英国がEUを離...日本で資源管理“優等生”と評されるノルウエー漁業EUから“最悪の違反国”と批判を浴びている事実
2024年05月28日リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二[ロシア漁業庁長官大統領ウズベキスタン訪問に同行同国に漁獲割当漁業協力議定書署名]ロシア漁業庁長官シェスタコフは、大統領プーチン率いる代表団の一員としてウズベキスタンを訪問、政府間漁業協力議定書の一部変更に署名した。この変更によりロシアEEZ内におけるロシア企業とウズベキスタン企業との共同漁業が加えられた。ロシアは漁業国ではない友好国と同じスキームによる自国EEZ内での共同漁業を開始している。2002年3月13日付ロシア・ベラルーシ政府間協定の枠組みで開催された第21回両国漁業員会の2023年12月14日付合意に基づくロシアとベラルーシの企業によるロシアEEZ内共同漁業が、今年2024年春季オホーツク海抱卵スケトウダラ操業、所謂“Aシーズン...ロシア漁業庁長官大統領ウズベキスタン訪問に同行同国にロシアEEZ内漁獲割当漁業協力議定書署名リポート北海道機船漁業協同組合連合会原口聖二