肉の弱さ
「一方、シモン・ペテロは立って、暖まっていた。すると、人々は彼に言った。「あなたもあの人の弟子ではないでしょうね。」ペテロは否定して、「そんな者ではない。」と言った。大祭司のしもべのひとりで、ペテロに耳を切り落とされた人の親類に当たる者が言った。「私が見なかったとでもいうのですか。あなたは園であの人といっしょにいました。」それで、ペテロはもう一度否定した。するとすぐ鶏が鳴いた。」(ヨハネ18:25-27)---一番弟子を自称するシモン・ペテロはイエスを否む。大祭司邸の私刑の場に、ペテロは潜り込む。弟子としてこの私刑を見届ける必要を感じたからだろうか。あるいは、もっとドライに情報収集をしていたのだろうか。おそらくそうではなく、単にイエスが心配だったからだろう。そうすると、神のことを人が心配するという構図にな...肉の弱さ
2023/06/25 07:34