処暑・禾乃登る~移りゆく季節

処暑・禾乃登る~移りゆく季節

新暦の、およそ9月2日~6日ごろの今の時期は旧暦では処暑のもう末候、「禾乃登る(こくものみのる)」です。処暑とは、暑さが少しやわらぐころのこと。朝の風や夜の虫の声に、秋の気配が漂いはじめます。禾乃登るとは、田に稲が実り、穂をたらすころ。禾(のぎ)とは、稲や麦、稗、粟など穀物の総称で、もともとは、稲などの穂先に生えている毛のことだとか。なんとも亀さんペースの更新行進で。。。すみません。仲良くしてくださっているブログのお友達のみなさんともごぶさたでごめんなさい。今年のこれまでは、懐かしくうれしい再会と、かなしいお別れが交錯した日々でした。沖縄の、親愛なる従兄のあとを追うように、それとも従兄が連れて行ったのか…ちょうどひと月あとに、宮古島に住むその母が亡くなりました。私の母の姉にあたる伯母です。そしてそのちょう...処暑・禾乃登る~移りゆく季節