春分・桜始めて開く~ハルサザンカ
新暦の、およそ3月25日~29日ごろの今の時期は旧暦では春分の次候、「桜始めて開く(さくらはじめてひらく)」です。飛ばしてしまったふたつの時候…啓蟄の末候は「菜虫蝶と化す(なむしちょうとかす)」…冬を過ごしたさなぎが羽化し、蝶に生まれ変わるころ春分の初候は「雀始めて巣くう(すずめはじめてすくう)」…雀が枯れ草や毛を集め、巣をつくりはじめるころでした。春分とは、太陽が真東から昇り、真西に沈む日のこと。昼と夜が同じ長さになる春分の時期は、二十四節気の大きな節目のひとつです。桜始めて咲くとは、その春に初めて桜の花が咲くころ。…ですが、ご近所や通勤道の桜の木々は、まだつぼみのまま。週末からここ数日、冷たい雨の降る寒い日が続き、いまだにほころびる気配はみえません。当初は早そうに思えた今年の開花、思いのほか遅れていま...春分・桜始めて開く~ハルサザンカ
2024/03/26 10:34