雨水・土脈潤い起こる~水仙柄の着物
新暦の、およそ2月19日~23日ごろの今の時期は旧暦では雨水の初候、「土脈潤い起こる(どみゃくうるおいおこる)」です。雨水とは、降る雪が雨へと変わり、氷が解け出すころのこと。この季節は昔から、農耕の準備を始める目安とされてきたそうです。土脈潤い起こるとは、早春の暖かな雨が降りそそぎ、大地がうるおいめざめるころ。古くは「獺魚を祭る(かわうそうおをまつる)」という、不思議な季節とされていたとか。よく魚を捕える獺が、岸に並べたあとなかなか食べようとしないのだそうです。それが祭の供え物のように見えたことから獺が先祖の祭をしているようだと、この季節の名が生まれたのですって。それでいつも思い浮かべてしまうのは、山口のお酒「獺祭」。暖かな雨が降るとされる季節、雨水に入りましたが職場のある西宮のほうで、昨日は雪が降ったり...雨水・土脈潤い起こる~水仙柄の着物
2023/02/22 10:37