「今度の改定、個々の項目の点数小粒になったなー」とは、同僚の歯科医師の嘆きである。 以前の改定は、小粒の項目を寄せ集めて、その合計点数を削減した所謂「まるめ」で、不人気だったが、その「まるめ」には屁理屈とか、不合理だとか、その他色々な批判が存在したが、一定の学術的な裏付けがあり、改定毎にその学術的理屈を理解すべく、講演会や研修会も開催された。 だが、今回の改定には、経済学的に新時代の到来というコメントも一部あるにしても、学術的な理論や理屈も見当たりにくく、ただ単に少ない予算でやりくりして、多くの分野をあちこち多方面にわたり、いじくりまわしたとの批判の声も聞こえてくる。 新時代..