近代的軍事制度の確立 その2
しかし、我が国の軍事力を支えていた多くの武士をいきなり路頭(ろとう)に迷わせてしまえば、大混乱が起きるのみならず、諸外国の侵略を招くのは目に見えていました。また、欧米列強にも負けない近代的な軍隊を編成することも考えていた政府にとって、武士に頼らないためにも、すべての国民が兵役に服するべきであるとする、いわゆる「国民皆兵(かいへい)」が重要であると考えるようになりました。国民皆兵は、初代の兵部大輔(...
2024/04/27 12:00
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