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はや霜月の暮れ
今宵で十一月も終わり。いよいよ、今年も残りひと月となった。まさに光陰矢の如し。知らぬ間に寒さも厳しくなり、夜明けは遅く、日暮れは早くなった。昼間の太陽がやけに…
2021/11/30 23:39
霜の声
勾玉の欠けし断面霜のこゑ 野見山朱鳥今朝方、出勤する時にクルマへ行ってみると、フロント一面に霜が張り付いていた。デフロスターで霜を溶かし終えるまで、しばらく待…
2021/11/29 21:36
赤城初冠雪で寒さ沁み入る
昨日はやけに北風が強くて、外に出るのが恐ろしいくらいだった。とくに昨日は結婚写真の撮影があり、屋外でのロケーション撮影もあったのだが、私も妻も時折り寒さで表情…
2021/11/28 22:33
結婚寫眞
今日は、夫婦で結婚寫眞を撮影してきました。一日中晴れわたり撮影にはちょうどいい日かと思っていましたが、昼ごろより風が強くなり、とくに午後の外での撮影は肌寒くて…
2021/11/27 21:28
ナフタリンと俳句
秋風や袂の玉はナフタリン川端茅舎川端茅舎の句には露を季語に用いた句が多い。ゆえに「露の茅舎」などと呼ばれ、その短い生涯と相まって茅舎を象徴するメタファーとなっ…
2021/11/26 20:39
それでも夜長はつづく
借覧す甲子夜話あり榾の宿松本たかしこの句にあるように、冬になっても読書はやめられない。榾(ほた)とは、囲炉裏に焚べる木の枝であり、炉の中で榾がぱちぱちと音を立…
2021/11/25 22:50
粥に心動かさる
粥煮ゆるやさしき音の冬はじめ和田祥子知らず知らずに冬がはじまった。冬の朝はスローで行きたい。起きるのもゆっくり、食べるのもゆっくりで。だから、食べるものもおの…
2021/11/24 22:39
缶切りのある風景
鳥わたるこきこきこきと缶切れば秋元不死男この俳句を中学生の頃に国語の授業で習った事を思い出した。句意がわかりやすく、作者の個性的な俳号と相まって記憶の片隅に蔵…
2021/11/23 18:10
木下都議辞職
東京都議会議員の木下氏が議員辞職したようだ。7月の都議選期間中に無免許運転で人身事故を起こしていたことが再選後に発覚した後、議会への長期欠席を続けるなど混乱が…
2021/11/22 23:18
闇汁の怪
闇汁やさのみならざる外の闇阿波野青畝闇汁というのは闇鍋の事で、冬の季語となっている。めいめいが具材を持ち寄って、暗中で調理して食べるという遊び半分の鍋会なわけ…
2021/11/21 21:29
末枯れの冷たさ
石椅子に寝て末枯に手をふるる野見山朱鳥末枯(うらがれ)とは、枝先や葉先から枯れていく事を意味する。この時期、末枯れしていく草花をよく見かける。枯れる様子を眺め…
2021/11/20 22:07
朝のポストまで
冬はじめ投函の六時真暗に山口誓子冬の朝ほど冬の到来を感じる時はない。寝ぼけ眼に朝の寒さは情け容赦ない。なかなか明けようとしない朝に、手紙を投函するためにポスト…
2021/11/19 21:53
風に揺れるコスモス
コスモスのかげをどる扉にベルを索む 大野林火昼間の小春の暖かさから、夕暮れになると急に寒くなり日が沈む行く光景を眺めると心も沈んでいくようだ。秋らしさも日に日…
2021/11/18 21:32
小鳥来る小春
小鳥来て午後の紅茶のほしきころ富安風生ここで言う小鳥とは、この時期に日本に飛来してくる小さな鳥たちの事を指す。尉鶲(じょうびたき)や連雀、花鶏(あとり)、鶸(…
2021/11/17 22:11
稲架の渡り鳥
稲架かけて飛騨は隠れぬ渡り鳥前田普羅稲刈りが終わり、束ねた稲を稲架と呼ばれる木組にかけて二週間ばかり天日干しにする。この稲架掛けの風景は秋の田園風景を象徴する…
2021/11/16 23:13
温石の賦
つゝじこなら温石石のみぞれかな宮沢賢治宮沢賢治も俳句を作っていたようだ。それほど多くの作品を残している訳ではないが、あくまでも詩の一部として実験的に案出され、…
2021/11/15 22:25
ひびらぐ空気感
くらがりや寒の障子のひびらげる誓子冬に入り寒くなると空気が張り詰めて音が響きやすくなる。こうした音の透明感を俳句で表現する事がよく有る事であるが、如何に表現す…
2021/11/14 05:30
石段街のうどん屋
平日の伊香保。コロナの蔓延が一時的に収束したのか、世の中が久方ぶりに平常に戻りつつある。そんな事もあって、各地の観光地では多くの客で賑わいを見せている。ここ伊…
2021/11/13 18:45
祝日大入
11月。この月について考える時、色んな過去の記憶が蘇る。学生時分にはマラソン大会がこの時期に行われ、生来脚の遅い私にとっては苦行以外の何者でもなかった。長じて…
2021/11/12 23:16
紅葉の如く燃える心
永劫の涯に火燃ゆる秋思かな野見山朱鳥燃えるような紅葉を伊香保で余す事なく眺めてきた。まだ目の前に紅葉の炎が灼きついているように感じる。あの美しい紅葉もあと数週…
2021/11/11 22:52
伊香保紅葉紀行2021
今日は紅葉真っ盛りの伊香保へ夫婦で行ってきました。伊香保と言えば昨年もこの時期に婚前旅行で行ってきたのですが、あれから一年、月日が経つのは本当に早いですね。一…
2021/11/10 20:23
しぐれつつ
しぐるるや煙管つらぬく観世縒茅舎最近では煙管で煙草を吸う人など殆どいないだろう。紙巻きが世の主流になって久しいし、加えて今や喫煙者も少数派となった。私もかつて…
2021/11/09 22:24
瞼の記憶
過ぎしかの日を瞼にし初冬なり三橋鷹女人は記憶をたどる時に瞼を閉じる。瞼の厚みの中に過去に戻れる深さがあるかの様に。一方で、太陽を避けて咄嗟に眼を閉じる時の瞼は…
2021/11/08 22:01
今年の立冬は
背の陽のたのしくて冬はじまりぬ日野草城今日は立冬。暦の上では今日から冬という事になるけれど、日中は日差しが暖かくて小春日和の好日であった。冬のはじまりは穏やか…
2021/11/07 20:46
朝寒と労働
朝寒や塩屋の煙海へ吹く鬼城朝の寒さが身に沁み入る。そして、朝の風景がだんだん冬に近づいてきたと感じるようになった。起きぬけ一番に窓を開け放して換気を忘れず行う…
2021/11/06 22:42
晩秋プロムナード
落葉道みづうみ見えて下りかな高野素十思索に耽るために散歩する事がよくある。とくに落葉の時期に歩くプロムナードは雰囲気があって風景を眺めるだけでも心が健やかにに…
2021/11/05 23:35
旅は型通りにやってみるのが良い
宮島の灯を指し旅の蜜柑むく五十嵐播水あゝ宮島か。宮島には数え切れないほど行った事があるが、冬の宮島で記憶に残っているのは一回だけ。出張の途中、観光がてら宮島へ…
2021/11/04 23:08
小草生き延びる晩秋
落葉掃いて土に見出でし小草かな石鼎この句と同じような体験をした事が何度かある。落ち葉を竹箒や熊手で掃くと、それまで落ち葉の下に隠れていた小さな草を見つけること…
2021/11/03 21:37
返り花のある風景
遠光する野の水や返り花亜浪今から五年も前の話になるが、目黒の植物園に行って晩秋の自然を散策してきた事があった。都会の喧騒を離れて野鳥の鳴き声や風の囁きしか聞こ…
2021/11/02 22:48
沢桔梗のうた
残月のまどかにひくし沢桔梗秋桜子 霜月に入った。昼と夜の寒暖差が大きくてあやうく体調を崩しかねない。昼は初夏を思わせるような暑さになる時もある。一方で朝と夜は…
2021/11/01 22:58
2021年11月 (1件〜100件)
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