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  • 感性が澄んでいく。心地いいなぁ、ずーっと居たいなぁ、と思う。②

    遠く離れた地で、この古い写真を目にした時、私は懐かしくも切ない思いに駆られました。清楚で、たおやかな、亜麻色の髪の乙女。歴代のイタリア大使のご家族の方だと思います。が、いつか何処かでお逢いしたような気がしたのです。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~例えると、《銀河鉄道の夜監督:杉井ギサブロー1985年》【新世界交響曲】より。~BGMで新世界交響曲第二楽章がオーケストラ編成で流れている~ジョバンニ「あっ!?」女の子「あら!?」カムパネルラ「なんだい?」女の子「男の子がいたの、小さな家の前にひとり」カムパネルラ「そうかい」女の子「私ね、あの子を知ってるわ」ジョバンニ「僕も、知ってる!」カムパネルラ「きっと、どこかで逢っているんだね」ジョバンニ「うん」女の子無言でう...感性が澄んでいく。心地いいなぁ、ずーっと居たいなぁ、と思う。②

  • ピクチャーウインドウ②

    額縁の中に豊かに拡がる交響詩、ピクチャーウインドウ。ここまで美しいと、止観の為の窓ですね。感じ、観じます。建築からの眺めを遠近法的に立体構成させる設計手法を、借景といいます。部屋内外の明度対比、屋外樹々の葉による陰翳、パースペクティヴ効果、素晴らしい!風景を窓で切り取る事で、余韻が豊かな残響音を取り込み、豊穣の交響詩を響き出しています。ウイーン・フィルハーモニーの奏でる音色を、絵画にしたような。しかも肌に心地良く、優しいほのかな風が、建物内を通り抜けています。人の五感とはこの様な環境からより多くを学習して、感じ取っていくものだと思うのです。この窓、現在主流の工業製品の鋼製建具(アルミや樹脂サッシ)ではありません。建具職人による木製建具。大工職人による敷居・鴨居・窓枠製作。私は懐かしい。建物は《イタリア大使...ピクチャーウインドウ②

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心にうつりゆくよしなしごと/小嶋基弘建築アトリエ
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