宮崎駿の「風立ちぬ」を観る。 以下、ネタバレ感想。 序盤、何事かを成し遂げた人による、人生とはこうあるべきだという物語に見えて、素直に楽しめなかった。 過剰にそういう見え方がしてしまうところが、自分のダメさを表しているんだろうなあと思える作品、そんな風に感想を綴ろうかと思っていた。 中盤、宮崎駿のまさかのベタベタなラブコメ展開に悶える。宮崎駿が結核の美少女とか反則すぎる。 終盤、あっさりとした幕切れに唸る。 人生を掛けた夢は兵器となり、美しい飛行機は敗北を止めることは出来ない。 何かを込めたくなりそうな物語について、反戦を煽るわけでもなく、テクノロジーを呪うわけでもなく、偉業を称賛するでもなく…
2013年春のアニメソングを振り返る(後編)ーー世界を震撼させた空耳ソング「紅蓮の弓矢」
2013年4月から2013年6月までのアニメソングをオタクな妻との対談形式で振り返る記事の後編 <前編はこちら> 世界を震撼させた空耳ソング「紅蓮の弓矢」 私:後半は、2013年春アニメの主にキャラソン以外について語りたいと思うのですが、春のアニソンが世の中に与えたインパクトを客観的に評価するならば、間違いなく一番に上がるのは、「進撃の巨人」の主題歌「紅蓮の弓矢」ですよね。 妻:そうなんだろうね。私はあのアニメ、怖すぎて見れなかったけど。 私:それは人生の損失だと思いますよ。まあ結構残酷なので、2歳の娘には見せないように気をつけていたんですが、私が気づかぬうちに、後ろからそっと見ていたみたいで…
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