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  • 市民コーラス

    2022年10月31日 「コーラスや広がる心秋の空」 昨日は妻が所属する市民コーラスグループの3年ぶりの定期演奏会にでかけました。開演前には近くの画材屋さんに立ち寄り、前から欲しかった鉛筆を見つけて2本買いました。1本200円ほどです。 本屋さんの俳句の本を並べてあるコーナーにも。市内で一番品揃えがいい書店なのに、俳句の本は少ないので驚きました。短歌も少ないです。今俳句にのめり込んでいるので、俳句のことばかりが頭にあって、多分俳句集や俳句入門などの本がたっぷりあると思いこんでいたら、そうでもありませんでした。現実はこんなものなのでしょうか。なかなか俳句・短歌には若い人が入っていかないという噂も…

  • ハロウィン

    2022年10月30日 「ハロウィンや三年ぶりにバスに乗る」 今日はある意味画期的な出来事がありました。実は2020年1月の新型コロナ流行開始以来避けてきた公共交通機関に、今日ほぼ3年ぶりで乗りました。地元の定期バスです。街中に出る用事があるのに今日は車が使えず、バスかタクシーしか手がありませんでした。バス停に来てみると何と今日はバスの無料の日。バスと市内電車の利用促進を図るために、岡山市が今年からバス・市内電車無料の日を設定しています。ちょっと得をした気分です。 街へ出てみると、ハロウィンの仮装をした若者や家族連れがたくさん。岡山のような田舎の都市でもこんなだとすると、東京や大阪の中心部では…

  • 里の秋

    2022年10月29日 「桜葉の色増す朝や里の秋」 俳句を詠みはじめて、季節の移ろいにとても敏感になっています。1週間前に詠んでノートに書き留めておいた句が、もう1週間後は時期を逸しているという経験がしょっちゅうです。鳥、蛙、蝉やトンボなどの昆虫、植物の花などはあっという間に命を終えるか、どこかに移動するか、とにかく私達の目の前から姿を消します。なので、出会った瞬間に句を詠まないと、あとでもう一回出会った時にしっかり詠もうなんて思っていると手遅れになります。命の移ろいの早さ、命のはかなさを毎日敏感に感じることができて、俳句を始めてよかったと思います。 俳句は短い日記のような気がします。自然の移…

  • ツワブキ

    2022年10月28日 「ツワブキや蕾ゆたかに膨張す」 庭のツワブキの蕾が膨らんでいます。というか昨日まで膨らんでいるとおもったら、もう今日は開花していました。これからしばらく花と葉を楽しめます。スケッチするのにもとてもいい花です。切り取って花瓶にさしてスケッチするよりも、庭や畑に咲いているのをそのままスケッチしたほうがいいです。立ち姿がいいと言うのでしょうか。秋から冬にかけて生き生きと目立つ花です。 『今はじめる人のための俳句歳時記』(角川ソフィア文庫)で「石蕗(つわ)の花・石蕗(つわぶき)」を見てみました。石蕗は冬の季語です。 「キク科の常緑多年草で、暖地の海辺に自生するが、艶のある葉と、…

  • 水彩スケッチ@岡山県倉敷市玉島

    2022年10月27日 朝は気温が低く震えるほど。しかし昼間は暖かくなり絶好のスケッチ日和となりました。今日は倉敷市玉島溜川(ためがわ)での2回目のスケッチ会でした。岡山市内からは車で1時間半から(場所によって)2時間半ぐらいかかる場所です。それでも皆さん熱心で、19人の参加がありました。 今日は縦長画面でドラム缶橋をスケッチしました。なるべく使う色を制限したいと思い、葉の緑は青色系の色で描きました。それで全体に少し青みがかった絵になりました。 9時半に現場に集合して、10時前からスケッチを始めましたが、すぐに空腹に。それで近くのパン屋さんに行ってカレーパンやクリームパンを買い入れました。これ…

  • 林檎

    2022年10月26日 「朝日受けサクサクと剥く新林檎」 林檎のおいしい季節となりました。我が家の朝は林檎から。朝食はパンですが、林檎などの果物をかなり多めに取ります。秋から冬にかけては林檎は必需品です。この物価高で例年よりかなり高いとは思いますが。 林檎は秋の季語です。『今はじめる人のための俳句歳時記』(角川ソフィア文庫)で「林檎」を見てみました。 「市場に出回る期間はかなり長いが、盛りはやはり秋。新品種の研究が盛んで、さまざまな種類がある。青森・長野を中心に、北海道・岩手・山形・福島などが主産地。生のほか、ケーキの材料やジュース、ジャム、料理の素材としても用いられる。」 林檎を季語にした句…

  • 秋珊瑚

    2022年10月25日 「葉陰には隠れるように秋珊瑚」 サンシュユの赤い実がきれいです。サンシュユはミズキ科の落葉高木。春一番に黄色い可憐な花を多数つけます。夏は樹勢が強く、葉をつけてどんどん枝を伸ばすので、放っておくとかなりの大木になりそうです。我が家では盛んに剪定しています。 秋には赤い実をつけて、それがきれいなので、また楽しみです。サンシュユは赤い実をつけるので秋珊瑚とも呼ばれています。 今日は秋珊瑚を季語にして一句詠んでみました。今朝はかなり気温が下がりました。日中も期待したほどは気温が上がらず、寒い一日でした。

  • 予防接種

    2022年10月24日 「今日もまた予防接種や腕まくる」 インフルエンザの予防接種をしました。今年の冬はインフルエンザの流行と新型コロナ第8波が重なるかもしれないと言われています。私は例年この時期にインフルの予防接種をしています。病院には予防接種の人が次々と来ていました。新型コロナのワクチン接種の人や市の定期健康診断の人もいて、病院は忙しそうです。 インフルエンザワクチンは新型コロナワクチンと違って副反応がほとんど出ないので(私の場合)安心です。コロナのワクチン接種の5回目もやがて市から案内が来ると思います。この2、3年はワクチン注射の連続でした。こんな時代が来るとは全く予想外でした。 今日の…

  • 鶏ももとかぶのソテー

    2022年10月23日 ご近所から新鮮なかぶを頂いたので、今日は「鶏ももとかぶのソテー」を作りました。NHKテキスト『きょうの料理ビギナーズ』(2021年10月号)を参考にしました。 yaswatercolor.hatenablog.com 鶏もも肉は余分な脂肪を取り、筋を切って、塩少々を全体にふります。にんにく2かけは半分に切って潰します。かぶはよく洗い、皮と葉をつけたまま縦半分に切って水に15分間つけます。 フライパンにオリーブオイル大さじ1/2を中火で熱し、鶏肉を皮側を下にして並べます。隙間ににんにくを入れます。弱火で10〜12分焼き、裏返して2〜3分焼いて黒こしょうをふって取り出します…

  • 干し柿

    2022年10月22日 「柿吊るす空くれなゐに染まりけり」 今日の季語は「柿」。近所が吊るし柿をたくさん準備しているのを見て、今日は我が家も柿を買いに行きました。JAの販売所に行くと、今がちょうど吊るし柿用の柿の出荷ピークのようでした。たくさん並んでいる中からよさそうなのを2袋買い、帰宅後母と一緒に皮むき。そして物干しざおに結んだビニールひもに順番に吊るして作業完了。これをやらないとやはり秋が来た気分になりません。これから次第に寒くなる予報なので、柿を干すにはちょうどいい時期だと思います。

  • 秋の雲

    2022年10月21日 「秋の雲街路樹の枝落とす人」 秋の雲がこんなにも美しかったかと再認識することが多いのは、多分俳句を始めたせいもあるでしょう。6月に俳句をブログに毎日投稿し始めてから4ヶ月たちました。最初の情熱というか勢いというか、それは少し冷めたかもしれませんが、相変わらず句作を続けています。 俳句は季節ごとの自然を詠むことが多いので、朝の散歩道でも周囲に目を凝らすことが増えました。自然の変化をじっくり見る。これだけも俳句を始めた意味があったと思います。 これまで詠んだ句はすべてパソコンのワードファイルにまとめていますが、確かに毎日の心の記録としてしっかりと残ります。つまり日記の代わり…

  • ドングリ

    2022年10月20日 「ドングリやころころ転ぶ日の予感」 暖かい日が続いています。また食糧を求めて里に出てきで殺処分される動物のニュースが報告される季節となりました。今年の山の木の実の出来具合はどうでしょうか。異常気象の影響でドングリなどの収量が少ないと、それを頼りに生きている山の動物たちが気の毒です。 散歩道で歩いて見る限り、今年はドングリが少ないと思います。道沿いに大きな椎ノ木が2本あるのですが、今年は全く実がなっていません。例年だと地面にいっぱい小さな実がこぼれています。地球温暖化で山や里山の生態系も大きな影響を受けているのでしょう。 地球温暖化の影響はジワジワと現れてきます。ドングリ…

  • きのこの中華風卵とじ

    2022年10月19日 今日はきのこの中華風卵とじ。NHKテキスト『きょうの料理ビギナーズ』(2021年10月号)を参考にしました。 yaswatercolor.hatenablog.com 4人分でしいたけ3枚を縦に薄切りにします。しめじ1/2パックの根本を切り落とし、小房に分けます。にら1/3ワを3cmの長さに切ります。むきえび200gの背わたを取り、食べやすい大きさに切ります。卵2個は溶きほぐしておきます。 フライパンにごま油大さじ1を中火で熱し、エビを炒めます。次にチキンスープの素(中華風)小さじ1をカップ1の水に溶かしたもの、酒大さじ1、しょうゆ大さじ1/2、きのこを加えて煮ます。き…

  • 朝寒

    2022年10月18日 「朝寒や雨滴のかかる蜘蛛の糸」 朝の散歩道で目立つのは蜘蛛の巣。春や夏にはこんなにあったかなあと思うぐらいあちこちに蜘蛛の巣がみられます。今朝は玄関の戸を開けたら目の前にいきなり大きな蜘蛛の巣がはられていてびっくり。雨が降った後は雨滴がきれいに蜘蛛の巣についてキラキラ輝いています。まさに自然の作り出す美しさ。夕方には、夕日にこの蜘蛛の巣が映えてまたまたきれいでした。 これを俳句にしようと思うのですが、なかなかうまく出来ません。まあ最初は見たまたの事実を詠むだけで精一杯です。 今日は「俳句ポスト365」の中級以上に投句しました。兼題は「鰯雲」。いろいろ作ってみましたが、ど…

  • 秋時雨(あきしぐれ)

    2022年10月17日 「灯油売る声響きけり秋時雨」 今日の季語は「秋時雨」。まさにそのような雨の一日でした。まだ寒くはありません。雨が終わったら日毎に気温が下がるという天気予報です。 今日は来年1月に予定されているスケッチ会作品展の準備を始めました。出展候補の絵を少し修正。今年の春に備中国分寺を描いた絵です。旧参道から五重塔を描いたのですが、道に何も無くて寂しかったので、猫を描き入れました。新型コロナでスケッチに行けなかったこの3年間は、よく猫の絵を描きました。それで猫を描くのが多少うまくなったような気がします。 作品展には20名ぐらいの参加で、各自3作品の出展です。日頃のグループ活動の総決…

  • 秋晴れ

    2022年10月16日 「秋晴れや鉢の花がら摘む朝(あした)」 暖かい、というより、暑いぐらいの晴天が続きます。この晴天も今日までで、明日は雨。そして雨の後はまた寒くなるようです。玄関先の赤いゼラニウムが花を次々に咲かせています。きれいな花を咲かせるには毎日の花がら摘みが欠かせません。ゼラニウムは花がらを摘み取る時にちょっと匂いがしますが、気になりません。 ゼラニウムは新しい種を今まくと来年の春に花が咲き始めます。今年も種を買ってまこうかと思いましたが、今ある鉢が6個。これがこの冬どうなるか見届けるのが先だと思って、今年は種まきを断念しました。いまあるものを大事に育てたいと思います。

  • 吊るし柿

    2022年10月15日 「他所を見て気が急く朝や吊るし柿」 今日の季語は「吊るし柿」。近所を散歩していると、もう吊るし柿を軒下に吊るしている家が2軒ほどありました。ちょっと焦りますが、しかしまだ昼間の気温が高すぎます。昼間の気温がもっと下がって、コバエなどが寄り付かない状態になったら、柿を買って皮をむいて準備したいと思います。これまでの経験だと、はじめに小ぶりの柿が店頭にならんで、それがすんでから大きめの柿が現れます。柿を吊るすのは11月になってからでも遅くはないでしょう。 「吊るし柿」を季語にした句を3つ。 「柿干して一村柿の木は裸」 野沢節子 「縁側は母の仕事場吊るし柿」 高橋悦男 「干柿…

  • スケッチの続き

    2022年10月14日 昨日玉島で描いたスケッチに更に手を加えました。スケッチの2時間半では描ききれなかった部分が多かったので、これまでの自分のスケッチではほとんどやらない「後から手を入れる作業」をやりました。それで今日は何となく朝からやる気に満ちていました。 気になるポイントは分かっていたので、昨日のスケッチに大きな変更を加えないようにしながら手をいれました。昨日よりだいぶ色味がハッキリしたと思います。 スケッチの場合、短時間でさっと仕上げるのがベストですが、昨日のように時間が足らなかった場合は自宅での修正もやむを得ないでしょう。 それによって「自然の姿をそのまま写し取る」という作業の他に、…

  • スケッチ会@倉敷玉島

    2022年10月13日 今日は今年の6月以来4ヶ月ぶりのスケッチ会でした。幸い秋の好天に恵まれました。倉敷の玉島で初めてスケッチしてからもう10年。玉島の溜川の風景は私の好きな風景ベスト10に入ります。 今日のスケッチ会参加者は20名。1年ぶりぐらいの久し振りの参加者を含め、全員で再会を喜びました。新型コロナがようやく下火になってきましたが、安心はできません。皆マスク着用してのスケッチです。 今日のF6サイズの水彩紙を2枚横ならびに並べて、鉛筆で線描きをし、そのまま着彩しました。線描きがたよりないので、着彩も弱くなりました。何より時間がなくて(全部で2時間半)、完成度の低いスケッチになってしま…

  • そぞろ寒

    2022年10月12日 「そぞろ寒慌て球根求めけり」 今日の季語は「そぞろ寒」。最近の急激な寒さは「そぞろ寒」をすでに越えていますが、今日はこの季語で詠みました。球根はたまたまホームセンターに行ったついでに園芸店に寄って買い求めました。チューリップの人気色はあっという間になくなります。花壇や鉢植えを考えておられる方は、そろそろ買いに行ったほうがいいでしょう。 ちなみに去年秋にまいてよかった種は赤いカンナと赤いゼラニウム。これらの種は通販で買いました。今日見た園芸店にはありませんでした。この2つは発芽、生育、開花と、植物のどの成長ステージでも楽しめます。さらにゼラニウムはこの春に挿し木にも挑戦。…

  • 冷まじ(すさまじ)

    2022年10月11日 「冷まじや牛乳値上げ告ぐチラシ」 今年の秋は物価の高騰が凄まじい勢いです。食料品やガソリン代などの値上げは生活に響きます。円安で、輸入品の物価上昇にはびっくりします。最初に驚いたのがキャットフード。たまたま海外の製品を買っていたのですが、急激な値上げで今後は止めることにしました。それ以降も値上げは続々。今日は宅配の牛乳の約2割値上げを知らせるチラシをもらいました。 酪農家は大変みたいです。飼料や燃料費が値上げとなり、廃業する酪農家が増えています。新鮮な牛乳は健康な食生活にとってとても大事です。値上げしてもいいから引き続き牛乳の宅配を頼んで、酪農家を支援したいです。 今日…

  • 山雀(やまがら)

    2022年10月10日 「山雀や今日も見事な日が落ちる」 今日の季語は「山雀」。秋の季語です。庭木に吊るした餌台に盛んに山雀が飛んできます。餌はヒマワリの種。人が近づくと逃げますが、近くに待機していてすぐに戻ってきます。試しにスマホのカメラを構えて餌台から1mのところにじっと立っていると、全く私を恐れずに餌を食べにきました。人懐っこい小鳥です。 山雀が餌を食べに来てしばらくすると、日が沈む時間になりました。部屋の窓から夕日が見えます。見事な夕日です。

  • 鶏ひきともやしのだんご揚げ

    2022年10月9日 今日は「鶏ひきともやしのだんご揚げ」を作りました。NHKテキスト『きょうの料理ビギナーズ』(2021年10月号)を参考にしました。 yaswatercolor.hatenablog.com ボウルに鶏ひき肉200g(3人分)、黒ごま小さじ1、みそ大さじ1、酒大さじ1、かたくり粉大さじ1/2を入れ、みそをなじませるようによく練ります。そこにもやし1/2袋(100g)を加え、折れてもいいので混ぜ合わせます。 フライパンにサラダオイルを入れ、170℃で熱し、ボウルの中身を手で小分けして油で揚げます。 かぼすを半分に切って添えます。 これはもやしの食感と味がとても引き立つ一品でし…

  • 木曜スケッチ会のお知らせ

    2022年10月8日 第77回木曜スケッチ会(岡山)を次の通り開催します。 日時:10月13日(木)9:30〜12:30(その後30分講評会) 場所:倉敷市玉島 玉島図書館駐車場(倉敷から国道429。「国道筋」信号を過ぎて、セブンイレブン先の小路を左折) 倉敷市玉島は、古くからこの地域の物資の積み出し港として栄えた町です。現在は、映画「三丁目の夕日」のロケ地となるなど、昭和の雰囲気を色濃く残したレトロな町として知られ、画家や写真家、スケッチ愛好家がよく訪れます。 2012年8月にこの地を始めて訪れた時に描いたスケッチ

  • 秋入日(あきいりひ)

    2022年10月7日 「目閉じればまぶたオレンジ秋入日」 今日は寒くなりました。ちょっと寒さが急すぎる。体調の管理が大変です。慌てて冬物を着込んでいます。天気も悪くて朝から雨。昼前になってやっと雨があがり、夕方には雲が切れて夕日が見えました。夕日でも暖かくて有り難いです。夕日に顔を向けて目を閉じると、まぶたの裏がオレンジ色に。暖かさが目の奥の方にも伝わります。やっぱり寒いのはいやですね。 今日はそんな瞬間を俳句にしました。俳句は瞬間を捉えるのが大事と言われます。そして色彩感も大切。いつもうんうん唸りながら一句をひねり出すのですが、今日はあっさりできました。 今日はノーベル平和賞の発表があります…

  • 秋日和

    2022年10月6日 昨年10月にスケッチした岡山市の吉備津神社(国宝)の参道。久しぶりに絵を引っ張り出して眺めたら、参道が何か寂しい感じ。通りかかる参拝客をさっとスケッチすればよさそうなものですが、なかなかタイミングが悪くて描けません。やはりこの絵だと物足りない。ポイントがない感じ。そこで今日は猫を一匹描き加えることにしました。 絵のモデルは朝の散歩で会うメス猫のミケちゃん。今日、たまたま写真を撮っていたので、それを見て描きました。猫が一匹入るだけで絵がいきいきとしてきます。風景画といえども、人物や動物は絵の大事な要素です。 今日の俳句 「秋日和一年前の絵の直し」 季語は「秋日和」。秋晴と関…

  • かぼす

    2022年10月5日 「一箱のかぼすの届く日暮れかな」 今日の季語は「かぼす」。『今はじめる人のための俳句歳時記』(角川ソフィア文庫)で「柚子(ゆず)・酢橘(すだち)・橙(だいだい)・かぼす」を見てみました。 「柚子は、日本料理に欠かすことができない香りのものである。椀の吸口や和えもの、煮物の盛りつけにそえたり、くりぬいて柚釜(ゆがま)にもする。酢橘、橙、かぼすなども、魚料理や松茸料理を引き立てる。」 このかぼすの小箱一箱を大分県の知人から送ってもらいました。何にでも使えるかぼすは、これから冬に向けての料理に役立ちます。 「柚子」を季語にした句をひとつ。 「眉寄せてかぼす絞るもうつくしく」 三…

  • こんな本読んだことありますか? 『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』(川上和人著、新潮文庫)

    2022年10月4日 鳥類学者の著者が楽しく鳥について語ってくれる本です。著者は森林総合研究所という 国の研究機関に勤めています。本書は、鳥類学とは何か、どんな鳥を研究しているのか、どうやって研究しているのか、どこで研究しているのか、など、多くの疑問に答えてくれる一般向け入門書。ただし、堅苦しい話は一切ありません。大阪人らしく、初めから終わりまで、ユーモアに満ちた語り口。このユーモアの度が過ぎて、私などやや鬱陶しさも感じるほどの読者へのサービスです。 いわゆる動物生態学者と呼ばれる人たちは、皆独特の雰囲気をもっています。フィールドで研究をするので体力に自信のある人が多く、日に焼けてエネルギッシ…

  • 十月

    2022年10月3日 「十月や庭に季節の鳥戻る」 今日の季語は「十月」。今日詠んだ季節の鳥とはヤマガラです。秋になりヤマガラが庭に帰って来ました。 野鳥図鑑によると、ヤマガラはスズメ目・シジュウカラ科。留鳥または漂鳥です。おもに常緑広葉樹の林につがいで暮らし、山地で繁殖するものは、ふもとの林や雑木林で冬を過ごします。シジュウカラ類の中では一番派手な姿をしています。 確かに綺麗な色です。背と腹はオレンジ色。頭とくちばしの下は黒。頬は白です。さえずりはおなじみの「ツツピーツツピーツツピー」。最近ひまわりの種を買ってきて庭の木にぶらさげた容器に入れていて、それをつつきに来ます。これからの季節、鳥を写…

  • 稲刈り

    2022年10月2日 「稲刈りや空にジエット機白き雲」 稲刈りが始まりました。今日の季語は「稲刈り」。『今はじめる人のための俳句歳時記』(角川ソフィア文庫)で「稲刈り」を見てみました。 「地方によって異なるが、早稲は八月下旬に、晩稲は十月以降に刈り取られるが、ふつうは九月半ばに刈り取る。」 余りうまい説明ではありませんが分かります。今日は朝冷えましたが、昼間は暑いぐらいの気温になりました。朝の散歩道で、稲刈りをして脱穀をしている田んぼを見ました。この地域ではまだ早いほうです。これから今月いっぱいかけて稲刈りが進みます。今のところ大きな台風の来襲もなく、稲は順調に生育しています。 「稲刈り」を季…

  • 秋天

    2022年10月1日 「秋天や郵便ポスト自転車で」 今日から10月です。今日は秋晴の素晴らしい天気です。 今日の季語は「秋天」。「秋高し」、「天高し」、「秋の空」などと同じ季語になります。 『今はじめる人のための俳句歳時記』(角川ソフィア文庫)で「秋高し・天高し・秋天・秋の空」を見てみました。 「秋空が澄んで高く見えること。『秋高く馬肥ゆ』の故事によるが、もともとは中国辺境の匈奴が、秋が深まって空が高くなると豊富な食料で軍馬が肥え、万里の長城を越えて侵略してくるという勇壮な意味。」 「秋高し」を季語にした句を3つ。 「天高く人生なんと恥多き」 鈴木真砂女 「けふ殊に天高けれど家に居む」 高澤良…

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