読書「「ラウリ・クースクを探して」『のろわれた伝説の城から大脱出』『げんじものがたり』『幻日/木山の話』『そうじきのなかのボンボン』
「ラウリ・クースクを探して」宮内悠介著1977年エストニアに生まれたラウリ・クースクプログラミングの才能があるが孤独だった。しかし同じく才能のあるイヴァンに出会う。彼の話と後に彼の行方を探すジャーナリストの話を交互に描く。彼らの作るゲームプログラム群が具体的で面白い。作者はプログラマーだそうで納得。エストニアや周辺諸国の政情に翻弄される少年達の友情とすれ違い。ちょっとミステリー要素もある。さらっと爽やかな読後感。海外でドラマ化できそうとか思ったり。ネトフリとか。『のろわれた伝説の城から大脱出』ステラ・コードウェル著中世ヨーロッパの城内が舞台の脱出ゲームブック。読者はお城に幽閉されている「きみ」として文章を読み進め、番号を選択して指示されたページに飛び、脱出ルートを目指す。ページを捲るゲームブックだが、デジタルならスクロール。巻末に正解ルートがあるので道に迷っても安心。イラストが綺麗で中世...
2024/09/26 17:44