HUD ヘッドアップ・ディスプレイへの疑問
現在最新鋭の機材には下の写真のような Head Up Display と称する投影装置が備えられています。 HUD の最大の利点とは外 (滑走路) への視線と計器 (速度・高度・Path) などへの視線が同一線上にあるため視線を大きく動かすことなくその両方を難なく捉えられるところにあると考えられています。 HUD を装備していない在来機では、外と計器のクロス・チェックを行うためには視線を素早く上下に動かす必要がありました。パイロットが視線カメラを装着したならば視線の先が激しく動き回っていることでそのことを理解して頂けるのではないでしょうか。 よく「目つきが悪いのは刑事とパイロットだ」などの冗談を聞いたことがありました。 NHK の朝ドラ[舞いあがれ]で主人公の訓練生が着陸するとき、目が据わっていてピクリとも動かないのを見て「あれでは着陸できない」と oldfogy さんが..
2024/01/20 22:18