昭和46年の紅白歌合戦

昭和46年の紅白歌合戦

この土日に、NHKで再放送された1971年(昭和46年)の紅白歌合戦。私は当時、小学4年生。母親が小柳ルミ子の大ファンであったため、この年の夏頃からようやく歌番組を見始めた。(それまでは父親の教育方針により、見させてもらえなかった)初めて見たのが確か「歌謡速報」という週間ベスト10番組で、その週の2位が『知床旅情』、4位が『花嫁』だったのを覚えている。マチャアキの『さらば恋人』、尾崎紀世彦の『また逢う日まで』、『よこはまたそがれ』や『虹と雪のバラード』も懐かしい。当時にタイムスリップしたかのような再放送。あらためて見ると、なんとまあ水前寺清子のサバサバして面白く可愛いこと。そして出演歌手たちの、各々の高い歌唱力には圧倒された。見映えよりも、歌に重点を置いていた最後の時代かも知れない。この翌年には、天地真理...昭和46年の紅白歌合戦