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秋霖の峠道
只見線 大白川 2018年濡れた木々に秋が匂う。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村...
2024/09/29 17:22
隔月入稿
「800~1000字のオーダーはちょうど書き易い長さよ、それより短かったらむしろ難しいよ。」「毎月締切だとうっかり泡を食うことはあるけど、隔月だったら楽勝だって。」と、旅行雑誌に寄稿多数の先輩紀行作家は仰るけれども。「旅と鉄道」に連載中の原稿締め切りは忘れた頃にやって来る。原稿用紙にして2枚の長さは撮ったその場のエピソードだけでは浅いと感じる字数で、そこから普遍性のある世界観まで視座を拡げないと苦しい。...
2024/09/26 17:00
屋根裏プラハ
写真家にして稀代のカメラヲタク、田中長徳さんの大長編エッセイ集、「屋根裏プラハ」を読む。ヴァーツラフ広場をソ連軍戦車が埋め尽くした1968年から時間さえ凍ったような1975年を皮切りに、1989年のビロード革命、そして世紀を越えた2010年まで30年以上、遂に屋根裏のアパートまで借りて住んでしまったチョートク先生の、「プラハ」への偏執愛が詰まっている。風太郎はサラリーマン時代の乏しい海外旅行経験の中で、珍しく2回も...
2024/09/23 17:18
さらば最悪の夏
長野県 雨飾山麓の家 2022年拙ブログでいくら「夏去りぬ。」とやっても一向に去らない夏。思えば青葉眩しい5月末に入院、セルフ痛み止め投下ボタンを握り締めた1ヶ月近い監禁生活から解放されても、恐る恐る外へ出るや油を敷いたフライパンのような屋外。高原の縁側で昼寝、夜風に吹かれて焼くバーベキューはもう食べられませんという夢から目覚めれば、効き過ぎなエアコンのダルさに辟易するばかり。 大糸線 頸城...
2024/09/20 17:18
駅の灯り
富山地方鉄道 岩峅寺 2022年古い駅には黄昏時が似合う。夜に呑み込まれようとする頃、それに抗うような灯りが駅に刻まれた時間の蓄積を映し出す。場違いな「東急」には隅で遠慮してもらうとして。「究極のプライバシー」ながら、医者から貰った我が肩甲骨の3DCT画像があまりにフォトジェニックで感心したので。この鮮やかさはプリクラ並みに盛ってないかいと疑いたくなるが、さすがに盛っちゃいかんだろう。自慢のチタン...
2024/09/17 17:55
これもヨンマル
ミャンマー マンダレイ~モンユワ 2018年いまや希少過ぎる国鉄型、ヨンマルは彼の地でこんな毎日を送っている。いやヤンゴンとか大都市は平静を装うも、主戦場とも言われる地方農村部のローカル線はほとんど走っていないと聞く。鉄道員は皆逃げたとも、抵抗勢力に加わったとも、殺されたとも。ヨンマルは今、何処を走るか。 チャン・ウー草原のジャンクションで小休止。 おいもう出すぜ、置いてくぞと、「快速 ...
2024/09/14 17:03
暮色
上田交通 上田原 1982年風が涼気を運び始めた、初秋の夕暮れ。構図になってないわと、ボツ箱に収まっていた写真にふと吸い寄せられたりする。欲をかくことさえ間に合わなかったからこそ、見たままがそこにある。もう帰っては来ないその時が、むしろ鮮やかに定着している気がして。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村...
2024/09/11 17:00
朝陽降る
わたらせ渓谷鐡道 上神梅 2021年朝陽降る。秋雨に洗われた大気を透かして。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村...
2024/09/08 17:05
北の秋風
宗谷本線 抜海 2012年一足早くやって来る、北の秋風。熊笹の海がざわざわ騒ぐなかを。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村...
2024/09/05 19:00
夏去りぬ
日中線 熱塩 1979年静けさを破るように夏草をかき分けると、秋の虫が次々と飛び出してくる。線路の行き止まりから、次の季節が忍び込む。両手でハンドルを握れる。 ウインカー出しなど右手の仕事は問題ない。 教習所で習う「右手を10時方向まで送ってグイと廻す」という右折の仕方はこの間まで痛くて出来なかったが今は出来る。しかし頭上のオーバーヘッドコンソール(ただのホワイトボード)に通過時間とか書こうもの...
2024/09/02 17:00
2024年9月 (1件〜100件)
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