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風太郎のPな日々 http://futaro1980.blog.fc2.com/

昔の国鉄ローカル線、地方私鉄や最近のローカル線など、旅の写真と思い出で綴るブログです。

1980年代、「鉄道のある風景」を求めて全国を旅した風太郎が写真と文章で綴る、ローカル線紀行。バリ鉄ではありませんが、自然溢れる沿線や、出会った人々など、しばし「鉄路の叙情」を感じて頂ければ、と思っています。しばらく「鉄」から遠ざかっていましたが、最近復活、ローカル線の「今」も綴っています。その他自然風景、日々雑感諸々まで。なるべく頻繁に更新したいと思っています。よろしくお願いいたします。

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2011/12/18

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  • ぐるっと2800km ニッポン雪里巡り その3 笹川流れ

    羽越本線 桑川 2023年1月十日市に出て、羽越本線沿いに北上する。蒲原鉄道⇒五能線とか、かつて散々乗ったはずなのに、その車窓はとんと記憶に残っていない。夜行急行「鳥海」とか、最近でも「あけぼの」とか、夢うつつのままに通り過ぎてしまう路線だったからだろう。何のかんので大幹線と思っていたから、移動手段ではあっても、撮る場所ではなかったのだ。桑川駅併設の「道の駅」で夜を明かす。 名勝「笹川流れ」は...

  • ぐるっと2800km ニッポン雪里巡り その2 奥信濃小正月 ②

    野沢温泉村 桑名川 2023年1月一日車を走らせると、沿線のそこかしこで煙が立ち上るのが見える。 これは桑名川駅近く。過疎化、高齢化は存続を危うくしてはいるけれど、 それでも伝統の炎を絶やさぬ想い。雪原を揺らす炎。 願い事は叶ったのだろうか。黙って差し出されたミカンの甘い果汁が口に広がる。古き佳きニッポンはまだ生きている。 飯山線 横倉 細かい雪が次第に激しくなった。雪里にまた夜がやって来...

  • ぐるっと2800km ニッポン雪里巡り その1 奥信濃小正月①

    飯山線 横倉 2023年1月みぞれ交じりの朝を迎える。 ようやく冬らしい冬がやって来た。雪の東北をひと回りしたくなった。 今まで結構行っているようで、五能線とか津軽鉄道とか特定の路線に偏り過ぎており、まったく新たな出会いを今こそ追ってみたく。線路を離れた山峡の秘湯だってこれまで全く手が回らなかった訳だし、アレもコレも見てやろうとオノボリ気分で。しかし出発点が「長野」とは、これいかに。 栄...

  • オホーツク・ブルー

    釧網本線 北浜 2012年各駅停車のゴールはもう間もなく。暮れなずむ車窓に広がるもまた、オホーツク・ブルー。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村ある研究者によれば、ビルマ=ミャンマーの近代史は以下のサイクルを繰り返しているという。「軍事政権から民政移管する⇒民政移管した政府が行き詰まる⇒軍がクーデターを起こして軍事政権が復活する⇒軍事政権から民政移管する」今現在の軍事政権...

  • CITY

    山手線 高輪ゲートウェイ 2022年12月デジタルで鉄道を撮り始めてちょうど10年位になって、それなりに写真も溜まって来たし、昔の写真はともかく、現代を捉えた写真を何らかの形で纏めて世に問いたいとは思い始めている。しかし日本全国ローカル線巡りでございはありがちだし、つまらんのおと思うから悩ましい。一方が「地方」ならば「都会」というカウンターを当て、何かヒネリを作れないかという構想は以前からあ...

  • 遠い汽笛

    函館本線 小沢 2015年かつてはC62重連が轟音を上げて発着した山線の要衝。タブレットを抱えて走る駅員の靴音、岩内線ホームに向かう人々の語らい、響く汽笛。耳を澄ませば確かに聞こえるような気もするのだけれど。物音ひとつしないホームに小雪が舞うばかりである。 本州最北端 大間崎で下北半島をぐるっと一周して今回の長旅も終わりです。 つごう7泊のうち5泊が車中泊でした。 青森~東京、帰路のロングドライ...

  • 海へ

    五能線 風合瀬 2018年海辺の一日が終わろうとしている。冬晴れに超望遠のファインダーもクリアだ。夕空を映して列車は大きな弧を描く。乳頭温泉郷にやって来ました。「鶴の湯」はさすがの趣です。北東北の旅、山奥はともかく、線路際の雪の少なさといったら。降れば狂ったようなドカ雪なんだろうな、やれやれ。それでも沁み入るような鉄道風景にも出会えてます。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほ...

  • Project 「 写真集 旅のたまゆら 1981-1988 」 余白の間合い

    蒲原鉄道 七谷 1983年 写真集 旅のたまゆら 1981-1988 「蒲原の里」より鉄道は横に長いものだから、いきおい横位置の写真が多くなりがちで、一枚物の写真ならいざ知らず、写真集のような一巻の絵巻物を鉄道をテーマに編むとなると、画面の変化と言う点で縦位置の写真は揃うかと心配される。その点において風太郎の場合は心配ご無用で、掲載写真の半数近くは縦位置なのだ。それは縦に長い「人間」に多く被写体...

  • 朝靄棚引く

    只見線 越後広瀬 2022年12月里に流れ出た破間川からは、夜明けとともに朝靄が沸き立つ。越後の山々の裾に漂う帯の向こうに、列車の明かりが灯る。降っては止み、また降っては止む、長い冬は始まったばかりだ。ちょっと遅れた最後の高校生が、ホームの雪をキュッと鳴らして駆け込んだ。 越後広瀬今日は旧正月。 飯山線平滝近くでも「どんど焼き」が。年末に準備が出来ているのを発見してマークしていたのです。背...

  • 蒼の刻

    只見線 入広瀬 2022年12月蒼い夜明けの刻に始発列車が到着するのは、冬至前後のこの時期だけだ。暗過ぎず、明る過ぎず、ホームに通学生のシルエットが浮かぶ。 8人、いや9人。 手持ちの望遠を操りながら、人数を数える。 まだ生きている鉄道の役割を今年も確かめる。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村クーデター前と思うが、SNSで頂いたヤンゴン環状線の写真を見れば、路盤は整備され...

  • 奥越後初冬

    飯山線 越後田中 2022年12月この時期に此処まで車で登れたのは幸せだろう。手前を流れる信濃川の雄大な河岸段丘、川面から生じた朝靄はまだ棚引いている。無限遠の風景も手に取れるような、澄んだ朝。 到着の単行列車も見えるだろうか。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村クーデター前と思うが、SNSで頂いたヤンゴン環状線の写真を見れば、路盤は整備され、新しいバラストが目立つ。目ま...

  • 黎明

    飯山線 信濃白鳥 2022年12月日の出まであと30分。微かに染まった東の空の朱が、みるみる鮮やかさを増してゆく。今日は高気圧圏内に入るという。冷えて静止した大気を裂いて、始発列車がやって来る。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村クーデター前と思うが、SNSで頂いたヤンゴン環状線の写真を見れば、路盤は整備され、新しいバラストが目立つ。目まぐるしい近代化と政変が進む中で、ホ...

  • 降り積む

    出雲崎 2022年12月あまり積もることのない湊町は白く覆われた。ひっそり息をひそめたような通りに、雪は無言に降り続ける。幅15kmの線状降雪帯はこの日、日本海沿岸を覆い尽くした。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村クーデター前と思うが、SNSで頂いたヤンゴン環状線の写真を見れば、路盤は整備され、新しいバラストが目立つ。目まぐるしい近代化と政変が進む中で、ホームの露天商など今...

  • 炭火の煙

    新潟県 出雲崎町 2022年12月日本海を前に身を寄せ合うような町並みは、粉雪舞う払暁を迎えた。まだ眠りから覚めない町に、一軒だけ明かりを灯した建物がある。串打ちした魚を炭火で焼き上げる「浜焼き」の作業場だ。もう7年も前に一度撮らせてもらったことがある。 それから何ひとつ変わらない。戸を開け放しているのは、真っ赤に熾きた炭火が作る煙が充満してしまうから。火のお陰で炉端は意外に暖かだ。サバ、カ...

  • 白い日常

    只見線 入広瀬 2022年12月いつ止むとも知れず、霏々と降り続けた雪は180cmを超えたという。 観測史上云々と、センセーショナルに報じるテレビ。全線運休の後、白く塗りつぶされた魚沼の里にようやく列車が戻ってきた。何のことは無い。 それがこの土地の日常と、普段通りの一日が始まる。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村クーデター前と思うが、SNSで頂いたヤンゴン環状線の写真を...

  • 明けましておめでとうございます。

    飯山線 横倉 2022年12月明けましておめでとうございます。 本年もどうぞ宜しくお願い致します。さて新春の一枚は獲れたても獲れたて、つい10日前の飯山線の朝。豪雪大パニックの柏崎、長岡を横目に、一番降るはずの此処に雪がチョボチョボとはこれいかに。自然は気まぐれなれど、昇る朝日を浴びて五体の細胞がプチプチ音を立てるようだ。新しい朝はいつものようにやって来る。 今年はどんな年になるや。 © 2011 ...

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