生物学に興味がありますが 素人にすぎないですから 「数理生物学」なる研究分野があることは まったく知りませんでした 宇宙物理なら数学が重要なのは理解できますが 生物の研究に数学が どのように関わ
【讀書録】『ロボット・アップライジング AIロボット反乱SF傑作選』D・H・ウィルソン&J・J・アダムス 編 読了しました。
昔はSFといえば長編SFばかり追いかけていましたが 昨年 十年ぶりにSF読書熱が再来してから 何冊もの優れたアンソロジーに出会ったせいで 短編SFの面白さに目覚めたようです 今頃かよと突っ込まれ
【讀書録】『量子テレポーテーションのゆくえ 相対性理論から「情報」と「現実」の未来まで』アントン・ツァイリンガー 著 読了しました。
やはり 量子論は手強過ぎます 著者はこの分野で昨年のノーベル物理学賞を受賞した 当代一のオーソリティーだそうです しかし 記号の意味も知らないような難解な数式は出てきませんし 著者の分身である理
【讀書録】『最後の語り部』ドナ・バーバ・ヒグエラ 著 読了しました。
2061年 ハレー彗星(!)が衝突する直前の地球から ぎりぎり準備できた恒星間宇宙船が 住居可能な星を求めて出発しますが・・ というSFのド定番のストーリーなのですが 設定や使われているSFガジェット
【讀書録】『言葉の海をさまよう』鈴木絢音 著 読了しました。
乃木坂46の2期生として10年間活動し 今年の春に卒業した鈴木絢音さんが 卒業前に「小説幻冬」に連載した内容をまとめた一冊です アイドルの本といえば ファッションや美容に間するものが多いと思いますが
【讀書録】『宇宙望遠鏡と驚異の大宇宙』鈴木喜生 著 読了しました。
昨日読み終わったのは 深海の底のそのまた下の地下深くに 生命を追い求めた科学者達の物語 それに続いて読んだのは ま逆のお空の上のそのまた上の宇宙を探求する科学者の物語 共通しているのは科学者達の尽
【讀書録】『DEEPLIFE海底下生命圏 生命存在の限界はどこにあるのか』稲垣史生 著 読了しました。
ブルーバックスは いつも多くのことを教えてくれる お気に入りの叢書ですが 本書は 特にあまり知らなかった分野なので 驚きの発見でした なにしろ 世界各国の科学者のみなさんが 総力をあげて 海上の
【讀書録】『鋼鉄紅女』シーラン・ジェイ・ジャオ 著 読了しました。
正直言ってしまうと made in Chinaのロボットが活躍する ミリタリーSFでしょどうせ なんて予想して あまり期待はしていませんでした なにしろ 私はヲタクではありますが アニメが嫌いで見ないから
【讀書録】『AIとSF』日本SF作家クラブ 編 読了しました。
現代日本のSFシーンを引っ張る ベテランから新人まで圧巻のラインナップですね そして AIというテーマで編まれているにもかかわらず よくこんなこと考えるなと思えるほどの 多種多彩な作品が並んでいて
《Drama》『家売るオンナの逆襲』(2019) 全10話 鑑賞しました。
前作の『家売るオンナ』は鑑賞済ですが その後放送されたスペシャルドラマ『帰ってきた家売るオンナ』は見ていないので 結婚していたという状況には違和感を感じましたが とにかく三軒家万智が まるでウル
【讀書録】『意識はなぜ生まれたか その起源から人工意識まで』マイケル・グラッツィアーノ 著 読了しました。
なぜ 私が今ここで生きているのか それが永遠の疑問 なぜ こんな厄介な意識というか心があるのか その理由を知りたいけれど 本書でも書かれているように 脳科学の研究もなかなかすすんでおらず 意識の
【讀書録】『ギリシャSF傑作選ノヴァ・ヘラス』フランチェスカ・T・バルビニ & フランチェスコ・ヴァルソ 編 読了しました。
昨年 私のSF読書熱が11年ぶりに復活したのは 中華SFに出会ったことがきっかけでしたが その後なぜか 韓国SFに出会い イスラエルSFに出会い そして とうとうギリシャSFにまで 出会ってしまい
【讀書録】『きみが忘れた世界のおわり』実石沙枝子 著 読了しました。
とっても難解な『流れとかたち』を読んで 脳味噌が疲労骨折しかかってるので タイトルだけ見て ラノベのSFみたいなものかなと 軽い気持ちで読んだのですが ヤバイ こんどはメンタルが複雑骨折しそうにな
【讀書録】『流れとかたち 万物のデザインを決める新たな物理法則』エイドリアン・ベジャン&J・ペダー・ゼイン 著 読了しました。
正直 超難関で私の手に余る一冊でした サブタイトルにある「万物のデザインを決める新たな物理法則」とは たとえば 樹木の枝葉の構造 肺の内部の気道 河川の流路 稲妻など 自然界で 生物・無生物にか
特集は「藤子・F・不二雄のSF短篇」なのですが 子供のころは普通にマンガもアニメも大好きだったのですが いつの頃からか マンガ・アニメの世界から離れてしまったので 藤子不二雄氏が ドラエモンなど
【讀書録】『夢探偵フロイトー邪神が売る殺意ー』内藤了 著 読了しました。
SHOWROOMの配信してたJDさんに薦められて読みはじめたこのシリーズ そんなことがなかったら 自分ではけっして手に取ることのないジャンルの作品ですが ついつい読んでしまってもう3巻目 すっかりお気に入
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生物学に興味がありますが 素人にすぎないですから 「数理生物学」なる研究分野があることは まったく知りませんでした 宇宙物理なら数学が重要なのは理解できますが 生物の研究に数学が どのように関わ
日頃 SFはガチなハードSFが好きだとか 宇宙の謎と生命の起源の謎の答えを求めて 科学書を読み漁っているのに 何を血迷ったか 少女ふたりが主人公のラノベを読んでしまいました まあ アイドルも大好
昨年あたりから それまで苦手だと思っていた 海外の文学作品にも手を染め始めていて 本書も 事前情報も無しで 初見の作家さんでしたが 東京創元社の「海外文学セレクション」のシリーズということで手を出
このところ 科学書は宇宙論のものばかり読んでいましたが 宇宙の謎以上に 自分を含めて身近な存在でありながら 宇宙以上に謎の存在は生命だと思っていて しかも このタイトルの本書を手に取ったのは
この半年くらい 本ばかり読んでいて 映画やドラマの鑑賞をしてませんでしたが 本ばかり読んでいると バカになりそうだったし 結構な時間を費やしていたSHOWROOMの視聴を引退したので 放置してる多量の録
終活の一分野として、25年間あまり積読放置してきたS-Fマガジン 読んでますが やっと1999年1月号に辿り着きましたが まだ36冊残っていて 間に合うのか終活という感じです だけど せっかく購入したから 読
昨年読んだ 第三回警察小説大賞受賞作の『転がる検事に苔むさず』が まあまあ楽しかったので 続編である本書を読んでみました 以外にも本書は4作品+αという短編集で それぞれ異なる主人公が登場すします
ついに わが生涯で出会った最長の小説『天冥の標』10巻17冊読了しました 読み始めたのが昨年の1月ですから 約1年半かけてしまいましたが 今はもっと早く読むべきだったと反省 これほど多数の登場人物と
PART1に引き続きPART2も一気読み グランドフィナーレに向かって物語りも急加速 しかも ここに至ってなお 次々と繰り出される驚異的なアイデアの奔流に 圧倒されました 傑作SF小説の肝は それまで誰も思
ついにというか やっとというか とうとうというべきか 最終Xにたどり着きました そして主人公たちも目的の場所に到達したのですが いきなり 今までのSF小説では類をみないスケールの戦乱が勃発して 驚
先日読んだ『京都名庭を歩く』に続いて またまた京都を歩く本でしたが 京都観光に出かける予定があるわけではありません たまたまです まして京都の歴史を深く学びたいわけでもありません どちらかといえ
特集は「BLとSF2」 2年前にも同じ特集が組まれたそうですが そちらは未読でした そもそも LGBTQのジェンダー問題には 嫌悪感も拒否感もありませんが そもそも「BL」の起源となったという 少女小
なんだか 難しそうなタイトルがつけられていますが 内容は ほとんど2020年以降に発表された論文から 国立天文台台長特別補佐という役職にもある著者が おもに 最近発見された 宇宙の不思議な天体や現象
大量に読み残してしまっている SF小説のアンソロジーを できるだけ挽回しようとしていて NOVAシリーズ第一期10巻読み終わったところで ずっと気になっていた 第一回の創元SF短編賞の受賞作や応募
タイトルから 地球外生命探査の本だと思ったら その話は後半の40% それまでは 人類の宇宙探査の歴史が 18世紀のジュール・ベルヌの話からはじまって 現代に至る 宇宙を目指した人類の営みが そこに携
なんとも不思議な物語でした 解説によれば 作者が書き続けてこられた<コンティニュイティ>という 未来史に属する 立派なSFで 登場するのは 戦争のために製造された殺戮兵器のロボットだったり 人
巻頭で引用されている ラムズフェルド元アメリカ国防長官のことば 「(前略)一方、既知の未知というものもあります。つまり私たちは、自分の知らない情報が 存在することをわかっているのです。そしてさらに
本書も 時々やってる 未知の作家さんの一冊を事前情報完全に排除して読んでみよう などという 当たりかハズレか大博打 で選んじゃいました まず最初に 本書がアガサ・クリスティー賞優秀賞受賞作品の
昨年 この先生の『なぜ宇宙は存在するのか はじめての現代宇宙論』(講談社)を読みましたが 最先端の宇宙論がぎっしり詰まっていて さすがブルーバックスらしく難解だった記憶があります 本書は 前著の最
ひとことで言ってしまえば 未知のウィルスによる ディストピアSF小説なんですが なんだろう この読後に残った この寂寥感は このウィルスには SFとしてもかなりユニークな物語が用意されていて 驚か
地上674階建ての巨大ビルディング「ビーンスターク」が舞台の連作短編集ということなのですが その通称「ビンスタ」は人口50万人をかかえる独立国家なのです 収録された6つの作品には いろいろな立場にあって
タイトルからは まさかこんなヘビーな映画だとは想像もできませんでした テーマは フェチ=変態=悪 なのかどうかというもの 最近は若い女性でも あなた何フェチなんて 平気で聞いてくるけど 脚とか襟
昨日読了した『万物理論』からの繋がりというわけではありませんが 最新の宇宙論だけあってかなり難解でしたが 試験を受けるわけではありませんから 細かな数字や数式そして専門用語を記憶するつもりもなく
じつは本書はその昔読んだはずなのですが 記憶と記録の喪失のため定かではありません しかし まったく内容を思い出せなかったことからすると 当時の私にとっては 手に負えない高度な内容だったのかもしれま
先日読んだ『職業としての地下アイドル』の著者である姫乃たまさんをネットで調べてたら このドラマの地下アイドルの監修に参加されたと知り (まさか出演までされてるとは知りませんでしたが) 幸い 私の
先日ドラマを鑑賞して 感動しすぎて 未だに余韻を引き摺っているので 脚本が出版されているのを知り さっそく読んでみました そんな折 坂元裕二さんが 第76回カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞されたニュー
先月 原尞氏の訃報に接して しばし呆然自失でした かつて ハードボイルドを多量に読んでいた時期がありました 大藪春彦氏 志水辰夫氏 香納諒一氏 東直己氏 そして原尞氏 私立探偵が たったひとりで
斜線堂有紀さんの 初SF作品集で 6編収録されています 斜線堂有紀さんは 昨年何冊かのSFアンソロジーで出会って その流れで『楽園とは探偵の不在なり』まで読んだのですが・・・ 正直に言っちゃうと
もともと乃木坂46などのアイドルは好きでしたが 根っからの孤独なインドア派なので ライブなどには縁もゆかりもなかったのですが・・・ 好きだったアイドルさんが配信してるという理由で SHOWROOMを視聴するよ
昨年 10年余りの眠りから突然目覚めて SF読書熱が復活した一環として 未読だった「NOVA」シリーズも1巻から読み進めて 先日ようやく6巻にたどり着いた所です そんな時にこのシリーズ新刊の知らせが
変なタイトルの韓国映画は面白いという 個人的なジンクスがあって選んだ一作 内容がまったく想像できませんでしたが とっても素敵なラヴストーリーでした 軍の休暇で 久しぶりに恋人タヘの家に
第一章が結構面白かったので 続けて第二章も鑑賞しました 前回ですっかりなじんだメンバーとの再会ですが 環境は驚くほど変化していました なにしろ日ノ出警備保障がIT系の企業に買収され KICKSガードと
昨年から中華SF沼にはまっているので 著者初のSF作品集というふれこみや ガーンズバック変換などどいうタイトルに魅かれて かなりの期待をもって読み始めました しかし 1/3ほど読み進める中で 私の
未読在庫S-Fマガジンの終活的読書です なにしろ25年間書棚を飾っていただけなので データとしては古くさいかもしれませんが SF小説は時代を超越していると思いますので 今でも面白く読めています この
タイムトラベル+恋愛の映画やドラマに弱くて ついつい見てしまいます だいたいがエモーショナルでほんわかして 過去心に残る傑作に数多く出会ってきました さて 本作はどうなんでしょうか・・・ 主人
SPかと思ったら 民間の警備会社 日ノ出警備保障の身辺警護課の物語 当然 拳銃の所持はできないから丸腰という設定なので アクションは身体を張った格闘シーンのみ 主演の島崎を演じた木村拓哉さんも
小さな版形と可愛いイラストの まるで絵本のような一冊ですが なかには 人類2500年の英知がぎっしり詰まっていました といっても 決して難解な言葉の羅列ではなく 突然 テッド・チャンの『あなたの人生
美しい映画でした 美しい北海道の風景 美しい家族愛と友情 美しい牛や羊たち 美しい農産物 美しい料理 ・・・ 大泉洋さん主演の ハートウオーミングな物語 ということなのですが ひねくれ者の私のハ
ひとことで言ってしまえば 史実とは正反対に インカ帝国の皇帝がスペインに攻め入り 西ヨーロッパを支配してしまうという 歴史改変小説です しかし 戦争によって攻略したという単純なお話ではなく 16世
かねてから 私の自律神経には問題があるだろうなと思っていたので 参考になればいいなと思い読んでみました もう少し 医学的な内容を期待していたのですが 本書では日常生活のなかで 自律神経を整える