【44】 障害があるほど恋は燃えあがる

周平が連れて行ってくれたのは周平の家族所有のリゾートマンションだった。私の家では別荘なども持ってないから経費などの仕組みはわからないけど周平がいうには近場にあ…

【43】 行き先は湘南

テニスに行かなくなった私たちは朝からの予定を変更して小旅行へ。一泊する準備をして周平の家の最寄の駅まで電車で向かった。周平はどこに連れて行ってくれるかは秘密に…

【42】 中止の理由 後半

優美がテニスを見にくるという話は、優美から連絡があった男性メンバーからその旨、周平に連絡があったのではなく朝の迎え（車で参加するメンバーを途中で拾う）の確認で…

【41】 中止の理由 前半

私 【だいたい予想がつくなー】周平 【俺はその予想が当たってると予想する】周平は電話を通じて2人の間を流れる重い空気を取り払うかのように軽く言ったので私もつい…

【40】 動きはじめた優美

その後、優美は会社をもう1日休んで木曜日に出勤してきたときはいつもの優美に戻っていた。周平と私も特にかわりなく過ごしていたが周平の遠方出張が金曜日に続いたり私…

【39】 優美の異変 後半

駅のトイレは広くないので優美も私に気がつくと【おはよう】 お互いに挨拶を交わした。私 【優美さん、具合いかがですか？顔色悪いみたい】優美 【・・・うん、昨日は…

【38】 優美の異変 前半

周平から優美の話を聞いて私は優美は別れ話じたいを真剣に考えていないような印象を受けた。そこにはこれまで周平の彼女をやってきた優美の自信みたいなものを感じた。・…

【37】 周平と優美

ホテルでは、優美とのことについて周平が話をはじめた。優美には、好きな子が出来てその子と付き合っていきたいからという話を一度したんだけど、聞く耳をもたないといっ…

【36】 はじめての朝

周平の仕事は定時で上がれる事が少なかったし私は私で、かわらず週に2～3日はバイトに出ていたので付き合いが始まったからといって頻繁に会えるようになったわけではな…

【35】 夜明けとともに進み始めた私たち

空が明るくなりはじめる頃ようやく話しの核心へ私は自分の気持ちを正直に伝えることにした。先日、周平が話しくれた内容から周平の気持ちはよく理解していること。だから…